[声を掛けても止まらない音色>>3222。
急ぐ必要は、…無いとも言い難かったが、それでもただ待って]
[上がる視線と共に寄せられた眉を見て苦笑する]
……ネッドが、ね。
暴走していて、……いや、させられていて、かな?
ともかくそれで、急に襲い掛かられたんだ。
[低い声音に怒られることを覚悟はしたけれど。
それでも尚変えぬように努める表情]
ネッドの速度が相手だと逃げるのも難しそうに思えてね。
止めるまで戦ったら、この有様だよ。
[痛みに零れ落ちる汗までは、もう誤魔化せないが]
ネッドの方が状態はひどいけど、白虎に乗った人が迎えに来たから多分大丈夫じゃないかな。