[大きな溜息の後に天まで仰いだ様子>>3231に苦笑する。
自分も相対しづらい相手だと思っては居たが、どうやら目の前のこの存在でも同じような認識でいるらしいと]
ん。ああ、ごめん。
[座るよう告げられて視線はするりと空を撫でる。
椅子の代わりにと集められていく水が、視界の外で紅を揺らした]
[腰を空気に紛れた水に成された椅子へと下ろす。
見上げるようになるその位置で、解かれた髪を何とはなしに見遣った]
……ごめんね、ちょっと手酷くやられちゃって。
さすがに少しつらかったんだ。
[治癒を求めていた事実は秘める事なく零して。
反省故に水宝玉の視線は地へと向かう。
その後に少し声量を落とした声が、ありがとう、と呟いた]