>>3239時[私が近づけど、彼の竜は動く事なく。私が歩を進める分だけ、彼の竜に近づいてゆく。それはなんと――私と彼の竜の関係に、似ているであろうか]ええ、……セレスも、もう…立派になりました…。[愛しい彼の仔――セレスを想い、私の表情は刹那和む。なれど僅か離れし位置に止まり、見上げれば…瞳に宿るは切なき熱か]…あの仔にはもう、私は必要ありませぬ。そなたは…そなたも…?[泣きそうな顔を、風に吹かれた白金が彩る。彼の時の様に]