―機鋼界・北部エリア、凍てついた洞窟―
え、あ。はい、いってらっしゃい。
[出た先が氷世界で流石に驚いていたラスは、走り出したミハエルを何となくそのまま見送ってしまって。
さてどこにいるんだろうと気配を探って。見つけた紫水晶の傍にある当の本人の気配も探って]
…あ、馬鹿。
[同じ影輝であればこそ、今の状態がどんなかは予想がついた。
その力の不足を補う為には。属性の強い場所にいるか、はたまた誰かから直接分けてもらうのが必要なはずで。
これはますます自分の出る幕じゃないなぁと頬を掻き]
とりあえず、俺はのんびりと向かうかな。
[クックッと笑いながら周囲の景色を楽しむようにしてゆっくりと*歩き始めた*]