[髪に手が触れて撫でられても、震えが走る事はなく。感じたのは、触れられた事への、ささやかな安堵。何がどう、と言葉にできないけれど。彼は『違う』、という事が、おぼろに認識できて]……いいのか、って。[問う形で落とされる、言葉。>>3303上目遣いの視線を合わせて、小さく紡ぐ。真剣ないろを浮かべる水宝玉。そのいろに、どこか気圧されるものはあるけれど]……知らないまま、わけもわからないまま。無茶を厭わない、なんて、言われたく、ない、です、よ。[小さく小さく、紡ぐのは、解放を求める言の葉]