>>3351[黒髪は風に逃げ。なれど、攫われる手。抱きとめられる温もり]……ぁ…[私は彼の竜の胸の中で――その言葉を、涙零し受け止める。覚悟なんて彼の時から…彼の時よりずっと、心に抱いていた。私は喜びに震えながら、愛しき孤独な竜へと言葉を返す。応えしそれが、彼の時の誓いに似て異なるを――どう想いしや?]……ええ。そなたが望まれるであれば…否、望まれずとも…喜んで。 *そなたと共に。*