― 上空 ―
なん……だと……!?
[弱い、というストレートな評>>3414に言葉を失う。
そして次の瞬間、かあっと頭に血が上った。
お腹のことだ、なんて気付くはずもなく]
よっぽど私の強さを思い知りたいようだな……!
[振り回した手にはっきりとした手応えが返る。
機械ではなく生身の感触に口の端を持ち上げ]
どうだ!
たとえ当てずっぽうでも避けられま――あたっ!
[機材を優先したが故の結果とも知らず勝ち誇っていた所に、ペコンと気が抜ける音の攻撃が飛んだ。
まだ視力の回復していない赤色はそれをまともに受け]