― 上空 ―
遠慮するなって。善は急げと言うだろう?
[叫ぶカメラ>>3602を振り返りつつ、にっと笑って見せる。
自身の料理が果たして"善"なのかはともかくとして]
[そして、丁度その瞬間。少し強い風が吹き、カメラの覆い布が大きく捲れあがった]
う、うわあぁっ!
[思わず叫び声を上げ、カメラを落っことしそうになる]
お、お、お前……
[覆い布の下から、やけにひらひらした衣装と共に垣間見えたそれを、赤色は目撃した]
カメラ人間だった、のか?
[しかしその認識は、3分の1くらい間違っていた**]