「……あぁ、あのことですか」
[ネッドの暴走の話題>>3816でようやく理解し、笑みは潜めたままに短く息を吐いた]
「イレギュラーと言うのは確かですね。
ですが、ネッドを壊した方にも申しましたが、留意は出来ても確約は出来ませんよ。
今回のことも、覚醒制御していたはずのネッドが勝手に目を覚まし奔ってしまったのですから。
私の意志ではないものが働いているのです」
[アミルにも告げたことを口にし、今回の状況の説明をする。
その最中、笑みは浮かばず、語る内容の真剣さは僅かなりとも言の葉に載るはずだ。
ただ、その様子も次の言葉を紡ぐ時は、口端に薄らと笑みが載る]
「……この世に在るのは必然のみ。
必然を生むのは世界の意思。
つまり、今回のイレギュラーは世界が望んだものなのですよ」