─ お茶会 ─
……ん、そうですか。
それならいいんですけれど……。
[一つ目の申し出が断られる>>4082のは、ある程度想定していたもの。
聞いた経緯を思えば、違う心配もあるのだが、それ以上言葉をつぐ事はなく]
……ありがとうございます。
[呪の縛によりて返された、『お願い』の承諾>>4083に、にこりと笑う。
くるり、手を返せば現れるのは真紅の封蝋のされた夜闇色の書簡]
お届け先は、ですねぇ……。
[言いながら、指名するのはとある中堅国の高官。
書簡の内、記されているのは、真偽巧みに取り入れた、とある大国の軍事行動予定。
大国の動向を気にかけている所に齎されるそれは、疑心暗鬼と不安を煽り、どう転んでも均衡を大きく揺らがせるもの]