[しかしロストのことは仲間とは思っておらず。体の良い駒としか見ていなかった]だがお前は俺が仲間へと呼び起こしたもの。子に近いお前に、弔いの華だけは手向けてやろう。[愉しげに口端が持ち上がる。ロストの存在は己を愉しませてくれもした。その礼くらいはしてやろうと、決意を心の片隅へと仕舞った]