[伽矢が駅の方に向かって立ち去るのを見送る。その場に残ったのは史人だけになり]笑うしかないか…。[先ほどまでの自分もそんなものなのだろうか?今は何もでない、感情は内に篭っていた]余分なものは手にしていたのに、肝心なものは何一つ手に入らなかった…。心も心臓も全部奪われていっちゃった。[呟いた後聞こえるはずなのない相手に話しかける]史人さん、伽矢くん憑魔だから、気をつけてね?