[少女に手渡された物を見やる。それは赤銅色の小さなロケットペンダント。中には、幸せそうなウェンディとその両親が写ったセピア色の写真。バケモノは、ほんの小さな幸せでさえ粉々に打ち砕く。故に、私はバケモノ共を許すわけにはいかない。この命に代えてでも、必ず倒す。]