…無茶はしないで下さいと、言ったはずですよ?[近付きながら紡ぐコエは、言葉に反して責める色はない。怪我はともかく、無事であった安堵に染めたそれを向けて]…彼女を襲うのは、私に任せてくれますか?[その身に負った怪我を案じ、問う声は強制するものではない。ベルナルトが自分に任せろというならば引き下がるつもり、だけど]