[伝えられる二人のコエに、屋敷のまだ見ぬ場所を思う。墓場まである、なんて>>1:*25聞こえてきた時には流石に大きく瞬いたのだけれど。戸惑う気配は、やがて納得へと。そして、影落ちる呟きとなる。]……本当に、そのための場所、なのね。[死を彩る『ゲーム』のため、の。そして、外を――と問うコエ>>1:*27に、窓の外を見遣る。ここからでは何の光も目には捉えられなかったけれど。彼が言わんとすることは、なんとなく、想像できた。]ここからじゃ、何も見えないんだけど――…