[小さな子に言い聞かせる様に、もしくは睦言を紡ぐように柔らかな声を少女の耳元に寄せて]私は、私の為に、あなたを喰らいに来たのです。[まだ鼓動は残っているが、少女の耳に自分の声は届いたかどうか。もう一度ナイフを突き立て抉り取ったそれに、躊躇う事無く口をつけ、一口づつ飲み込む。時間はかけられぬものの、少女の命の源を余すことなく、味わって]…あなたはこれで、私を恨んで下さいますかね。[床に伏せた彼女の胸の上、一輪の真紅と共に声を残した**]