オリガさん。
[機会は何時訪れたか。
その女性以外の気配が無いのを見計らって、向かった先は大浴場。
脱衣所に一人で居る彼女に、声をかけた。
入浴する前か、後か、服を着たままの彼女はどんな反応を見せたか。
対してこちらは平静を保ったまま]
警戒せずとも良いですよ。
「私」は、「女」ですから。
[さらり、口にした言葉通り服を脱いで見せる。
包帯に抑えた膨らみは、豊かではないが確かにそこにあって]
…もっとも。
『鬼』でも、あるんですけれど。
[ふわりとした微笑み向けると同時、脱いだ服に隠し持っていたナイフで彼女の喉を掻き切った]