そう。本当に、綺麗……なんだね。[アレクセイのその言葉>>*6に、揺らいでいるように聞こえないそのコエに、漠然と抱いたのは怖れ。それでも不安を示す言葉は出さずに、一緒に、と笑みを返した彼に、うんと頷きをひとつ――頷く姿までは相手には見えないはずだが。ベルナルト>>*7からの、行く時は、というコエにも、了解の是をひとつ。彼の軽い口調は、さっきまで普通に聞こえてきたものであるように思えたから。「変わってしまった」――そんな風に感じることは、無かったけれど。]