[楽士に答えたところで差し出された手紙>>*6に気付く。長く持っていたのだろう皺のよった封筒、無記名の宛名。それに少し眉を寄せて]…これは、僕には届けられないかな。あなた自身が届けなきゃいけない手紙だと思う。その目で、声で、主と認められる人に。役に立てなくて、ごめんね。せめて、この手紙が早く届けられるように、祈りをこめるよ。[そっと、差し出された手紙に手を添えて。柔らかく微笑みかけた]