─隔離結界・とある廊下─
……あー、しかし。
増えたな。
[ふわふわふわふわ、通路を埋め尽くすパステルカラーの集団に、やれやれ、と呟く]
『表結界で使われている魔法の影響も、少なからずあろうな』
……ああ、なるほど……って、それ、実技が進めば進むだけ恐ろしい事になると言わんか?
[さらっとなんか言ってる漆黒に突っ込み。
白もふもみゅう、と鳴いて尾をぱたり、と振った]
『……まあ、確かにそうだが……アル!』
[ダブルの突っ込みに漆黒は更に何か付け足そうとして。
直後、異変に気づいて鋭い声を上げた]
どうした、フウガ……って!