[ギュンターの態度、それがイヴァンを落ち着かなくさせる。ここへ来て初めて、嫌な予感と言うものが頭を過ぎった]俺が、人狼で、あの人襲っちまって、じゃあ、もしかして 声が届くカルメンも────[思考があちこちに飛躍して上手く纏まらない。起きてしまったことを戻すことは出来ない。広間に滞在者を集めたギュンターが何を話すのか、気が気でなかった]