ずっと、か。それならいい……っていうのも、何だか変な気もするけど。でも、ベルナルトがそんな風に言ってくれる人で、良かった。[『鬼』に成り切れぬといっても、それでも他ならぬ自分が「飲まれている」気はしていたから。ベルナルト>>*21の言葉から伝わる意思は、安堵できるものだった。だから彼に対しても、緩く笑みを返していた。]