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[踊り子の言葉に笑みを返すと、意識は義妹と帽子の青年の『祭り』へと向く]
[義妹に傷がついても表情は変えず。ただ楽しげにその様子を見やる]
しかしなぁ…まいった。
[ぐぅぅとなんだか目の前の光景の緊張をとんでもない勢いで崩しそうな音がなる。まあかすかな音だったけれど]
腹減った
[空腹だった]
やや、口が上手いなんてそんな〜。俺はこれでも素直出評判なんだよー。
[へらへらとした笑みを浮かべて答えるのはまるで説得力のない言葉]
お兄さんのことはわからない、けど。
ボクは気がついたらこうだったし。そうするように教えられた、し。
[ふい、と視線を動かして場の様子を見遣る]
そういう時は逆らわないほうがいいんだって。
しってた?
……ととっ!?
[避けられる事も計算に入れた振り下ろしは、予想外に相手を捕らえ。
手に伝わる感触に、微か、過ぎったのは驚き]
っつか、こっちを捕らえにきた、か!
[内に入れたのは失敗だったか、と舌打ち一つ。
『半身』を浮かせて少女から離すと、一、二歩後ろへと下がり、再度構えを取った]
うわっ。そっちはさっきのよりもっとやべー感じだな。
お前すっげー性格がいいな。ぜってーいい女になるぞ
ま、なにはともあれよろしくー
やっぱわかんないかぁ。なんだっけかなぁ。本当。
坊主の場合は教えられたって原因があるみてーだけど
[覚えてない自分に若干呆れつつも、あっさり考えるのはやめる]
ぁあ。別に逆らう気はないよ。そうじゃなかったらここにはこないな。
[身体に走る痛みを感じているのか否か。この状態で尚、少女は表情を見せない。今は一点に集中していると言うのが窺い知れるだろう]
[眼の前に相手に勝つと言う、ただ一点を]
[また少し距離が離れたのも構わずに、少女は駆け、辿り着く錘の射程圏内]
[途端、少女の身体は横に回転した。駆ける勢いを乗せたまま、左足を軸にし、右手の錘を回転の勢いに乗せる]
覚えてないくらい「自然に」なんじゃない?
…やらないと殺されちゃうし、ね。
[さらりと、なんでもない事のように言葉を落として]
それじゃ、楽しめばいいと思う、よ?
て、おにいさん?
[くたりとした様子に聞こえた呟き]
食べ物は、もってないなぁ……
[大丈夫かな?と気にはするものの、視線は闘いの場に向けて]
……って、なんつー無茶苦茶なっ!
[回転する少女の様子に、思わず上がった声。
そこにあるのは驚きか、それとも呆れか。
とはいえ、ぼんやりしてはいられない、というのは確かで]
……ここで避けても、繰り返し……なら、真っ向勝負と行きますかっ!
[初撃を往なせば、そこから打ち崩せる。
そう、思いつつ漆黒の柄を錘に叩き付けるように横薙ぎに振るった]
んー、アヤメが動ければ料理も作れるんだけどねぇ。
[その義妹は今舞台へと上がっていて。男に食事を用意する能力は無いために空腹の青年を満たすことは出来なかった]
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