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[先ほどまでいた部屋をノックする人の姿を見れば、軽く瞬いた。]
あ、ヴィリー兄。
[通路で立ち話をしていた。
クロエの側を離れてヴィリーのほうへと駆け寄り。]
心配かけてごめん。
[ノックをした部屋からは返事がなく。
代わりに思わぬ方からゲルダの声が聞こえ、駆け寄る足音にそちらを向けばその先にクロエの姿もあって。
ゲルダから謝られると、自分も表情を翳らせて]
…いや。俺も、気にしてやれなかった。
すまなかった。
……もう、いいのか?
[そう言うと、空いている手でゲルダの髪をくしゃりと撫でて]
腹、減ってないか。
クロエの分も、持ってきた。
[心配そうな視線と、軽く頭を叩きながらの言葉に浮かんだのは、微妙な表情]
……でも。
大丈夫だモン……。
[ここまで来ると、既に意地の領域やも知れず。
向けられた笑みには、だよね、と呟きながら頷いて]
あ、ヴィリ兄さん。
……カヤなら、大丈夫だよ。
[ゲルダがそちらへ駆け寄るのを見やりつつ、こんな言葉を投げかけた]
[ヴィリーから、謝られるとはおもっていなかったので、思わずきょとりと瞬いて。
ついで、苦笑とともに、ぱたぱた手をふった]
やぁねぇ、ヴィリーさんがあやまることじゃないのよーぅ。
[気おされているということもあるのかもしれないが、口数すくないようすに、わずか好感を抱きつつ。
他の場所へ料理を持っていくのを見送った]
[ふるふると首を振り。]
ヴィリー兄のせいじゃないよ。
うん、もう大丈夫。心配かけてごめんね、ありがと。
[髪を撫でられてくすぐったそうに笑みを浮かべる。
食事と聞いてクロエを振り返り。]
クロエ、大丈夫だとしてもご飯は食べよー。
[おいでおいでと手招いてみた。]
―教会―
[梯子のある部屋には元通り鍵を掛けて、廊下を歩く。
と、小さな足音がした]
なんだ、キャルか。
まだ起きるにゃ早いぜ?
[孤児の中では一番年長の、とはいえ10にも満たない年齢の少女は、不安そうな目で男を見上げる]
怖い夢でも見たか。
……さっきの団員の兄ちゃんに、なんか言われたか?
[いつもと違い、距離を縮めようとして来ない少女。
問い掛けには沈黙だけが返った]
[男は一つ息を吐いて]
……よぉし。
なら、ちっと散歩にでも行こうか。
[口にしたのは些か急な提案]
どうせ眠れねぇんだろ?
……あぁ、他の奴には内緒だ。
[人差し指を口許に、ニヤリと笑い。
ぽかんとしている少女の手を掴んで、教会の外へ]
[クロエからカヤのことを言われれば、安堵して少し表情が和らいで]
そう、か。
クロエ、お前も腹、減ってないか。
カヤが起きた時、飲ませるのも、持ってきた。
[そう言うと湯冷ましの入った水差しを目線で示して]
ふえ……ご飯?
[ゲルダと、ヴィリーの言葉。
そう言えば、ここに来たときにピザを少し齧っただけで、何も食べていなかった、と。
そこでようやく、思い至った]
ん……食べとかないと、やっぱり、まずい、よね。
[あまり食欲がない、というのは、言ったら怖いだろうな、などと思いつつ。
こくり、と一つ頷いた]
───宿屋───
んー?
分かった。
[ライヒアルトに降りてくれと促されると素直に降りて、ライヒアルトの続きを聞くために振り返る]
好きに?
んー、じゃあどうしよっかな。
[考え込んでいる間に、ライヒアルトの姿は宿屋から出て行っていた。
少女は気にも留めずに、頭を捻らせ続ける]
家に帰ってもやることないしな。
人の多いところ苦手だし。
……森にでも遊びに行こうかな。
[結論が出ると行動は早い。
少女は、宿屋から飛び出すように森の方へと向かっていった]
[おねだりに律儀にこたえるアーベルににっこりと。
視線がゆれているのに気付かなかったのは、向こうにとっては不幸中のさいわいといったところか]
あ、でも、このねこちゃんも可愛いわねっ。
ながぐつ作って履かせたいわぁん。
[ひざを折って覗きこみつつ、手をのばすことはしない]
/*
時間軸進むかと思ってたらそうでもなかったみたいなんで、
子供使って無理矢理外出。
ちなみに
キャル=キャロライナ(議事)を小さくしたイメージ
リオ=マリオン(黒い森)
だったり。
[ゲルダから大丈夫だと言われると、そうか、とだけ呟き。
表情や声からは安心した様子が読み取れるだろう。
クロエの様子には、やはり彼女もショックを受けているのだろうと思い。]
とりあえず一口だけでも、食え。
それでも、無理そうなら。
せめて、あったかいもんでも、飲むと良い。
何か飲みたいなら、もらってくる。
― 浜辺→教会の方角へ ―
[いつの間にか、陽は暮れていて、潮風が吹きすさぶ。]
…―――。
[風によって芯まで冷えた黒髪を、梳く指先。
くるりと踵を返し、サクサクと音を立てて歩く先。
教会の前に人影を見つけて、微かに目を細めた。]
こんばんは、ウェンデルさん。
……そちらは、キャルさんでしたか。
[どこかに出かけるのだろうか?と、
言葉にはせずに、問いかけるような眼差しを神父見習へと送った。]
ごめん、親方!寝過ごした…ってんあ。
ここ、どこだろ?
[どこかで見たような、それでいて見覚えの無い天井、眠っていたのは見知らぬ寝床。場所の確認と記憶を呼び戻す為に軽く首を振ったが、鈍い頭痛が戻ってくるのみ。]
ああ、そっか。あのまま寝込んじゃったのかな。私。誰が運んでくれたんだろ…?
[記憶をぎゅるぎゅると遡ると、ギュンターの顔が浮かび、その口から発せられた言葉が甦る]
あー、ほんとヤな夢見ちゃったなあ。身体弱るとヤな夢見るってのはほんとだね。どうにも。
ただ単に、嵐からの連想かもしれないよ?
[それだけならば、エレンやネリーと]
[ヴァイオラの時と同じように女性名で呼んだ可能性もあるが]
――……。
[ふっと、掠める様な笑み]
[ヴァイオラが他者に興味を抱いたかの行為が嬉しかったからか]
[念だからこそ伝わる僅かの差異]
[意識を、ヴァイオラへと向けながら]
どうかしたかな?
なんか飲むだけでも、したほうが良いよ。
[クロエの様子に僅かに苦笑しながら告げて。
ヴィリーが安心したのが解ればにこりと笑みを浮かべる。]
ん、じゃあカヤの部屋に行く?
あたしは酒場のほうにもどっとこうか?
[どっちがいいだろうと首をかしげた。]
[重ねられるヴィリーの言葉に、視線が泳いだ]
ん……その方が、いい、よね、やっぱり。
[食べたくない、と明言はしないものの、遠回しに肯定して]
……あったかいミルクかなんかあると、嬉しいんだけど。
まずはこっち、何とかしないと、さ。
[言いつつ、視線を落とすのは持ったままの水桶]
───森───
〜♪
[鼻歌を歌いながら、少女は楽しげに歩いている。
昨晩の嵐の影響で、森の木々が倒壊しているものも多いが、あまり気にした様子も無い。
以前に森に入ったときは夜半すぎだったので、森の中はかなり闇が包んではいたが、現在の時刻ではそこまで暗くも無く、まだ歩きやすいほうだろう。
それでも、普通の人間が明かりも持たずに入るには多少躊躇するだろうが]
すっすめー すっすめー ものども〜♪
[何やら陽気に歌まで歌いだした]
あっ、そうだわ。
ベルちゃんにききたいんだけど…。
[あつまったひとびとのなかには、知らないかおもあって]
あのとき、ベルちゃんのとなりに居たおんなのこ。
名前、ゲルダちゃんであってるのよね?
それともうひとり、運ばれたこいたじゃなーい?
あの子の名前もきいていいかしらん?
[教会を出てすぐ、声が掛かった]
ん。
……あぁ、学者先生か。
[男は言い、傍らの少女は小さく頭を下げた後、じぃっとライヒアルトを見上げている。
なんとなく物珍しげに見えるかも知れない]
そう、キャル。
なんか眠れねぇみたいなんで、散歩にな。
[そう答えて少女の頭に手をやった。
しかし問い掛ける視線をきちんと受け止めての答えだったかは謎である]
先生はなにしてんだ、んなトコで?
[それから男もまた問いを返す]
嗚呼、そちらの連想もありましたか。
[同胞の応えに、頷くような声音で返す。
しかしながら、次の笑みのような伝播と共に向けられる問いには、
微かに首を傾げる。
他人の情緒の動きに頓着のない学者は、
自身のそれもあまり理解してるとは言い難い。]
…――何がですか?
[故に、そのまま問いかけを返すことになる。]
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