人狼物語 ─幻夢─


4 赤き雨降る崖の上で

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見習いメイド ネリー

[酷く戸惑ったかのように彼女の瞳の奥は揺れていた。
けれど]

あ、…はいっ

[ナサニエルの声に慌てたように頷いて、そちらへと歩み寄る]

(454) 2007/02/10(Sat) 20:29:42

学生 メイ

─二階・客室─

雨……やまないな。

[ベッドの上で、膝を抱えるようにして座り込みつつ。
窓の向こうを見つめて、ぽつりと呟く]

……ばーちゃんに、相談したいんだけど……いつ、戻れるかなぁ……。

[はあ、と。
言葉と共に零れ落ちるのは、重苦しいため息で]

(455) 2007/02/10(Sat) 20:31:20

【独】 学生 メイ

[伏せた瞳を、服の中へと向ける。
左胸の上に浮かびあがる、痣の如きもの。

力の印。

それは、昨日、気がついた時よりも色彩鮮やかで。

形だけを見れば、何かの花を思わせる美しさがあるのだけれど。

鮮烈過ぎる紅が。

強い恐怖を感じさせて]

(-102) 2007/02/10(Sat) 20:33:59

学生 メイ、目を伏せて、小さくため息をもらし。

2007/02/10(Sat) 20:34:36

双子 ウェンディ

[熱いお湯をその体に掛ければ、少しだけ身を竦めて汗を洗い流す。
傷自体に痛みはなく。ただ皮膚を抉らた為に感触が通常とは違い全てが過敏に反応する。
香り高い泡に包まれれば、戻りたい過去の記憶が蘇る。しかし少女がその苦悩を口にする相手は…居ない。]

そういえば…ヘンリエッタさんって…今日はどうしているのかしら…。

[塞ぎこむ心を留めるように、少女はわざと接点の無い事柄を口にし、思考をシフトする。
自らに目隠しをするとは言え、少女が彼女の名前を口にしたのには、何処かでヘンリエッタの事を気に掛けているからなのだが。]

夕食の時間には…会えるかしら…

[お湯で泡を流し、浴槽に足を入れる。身を沈めて僅かに上気した頬を指でなぞりながら、少女はヘンリエッタの事を考え僅かに楽しそうな笑みを*浮かべていた*]

(456) 2007/02/10(Sat) 20:35:23

見習いメイド ネリー



[じっと、気を失ったままの男性を見る。
その視線は、何処か険を含むようにも見えたかもしれない]

(457) 2007/02/10(Sat) 20:36:08

【独】 学生 メイ

/中/
さて、動き出したはいいけれど、下に移動するタイミングがつかめません(笑)。

にしても、うーん。

……能力者の当たりがつかないなあ、今回。
なーんとなく、とかとかはわかるんだけどねー。

と、いうかですね。
いくらなんでも、能力者なのは気づいてますよね、皆様??

……まあ、霊能で誤認された事は確かないから、大丈夫……な、はず。
多分。きっと。

(-103) 2007/02/10(Sat) 20:37:07

【独】 見習いメイド ネリー

[違うと思いたい]

     [けれど、]

(-104) 2007/02/10(Sat) 20:38:53

冒険家 ナサニエル

ちょっと、ごめんよ…

[とりあえず着替えさせる為に男の体を持ち上げ服を脱がせようと。
あちこちに巻かれた包帯が痛々しく、ほんの少し顔を顰め。
ネリーが持ってきた着替えを受け取り]

ありがとう。
ちょっと手伝ってくれるかな?

[流石に一人では気を失った大人の扱いは難しく。
二人掛かりで着替えを終えれば、そのまま床に、という訳にも行かず、かといって部屋に運ぶにも無理があり]

……ここで良いか?

[目星を付けたのは暖炉の前のソファで。
何とかそこまで運んで男を寝かせて。
自分も近くの椅子に腰掛け*様子を伺って*]

(458) 2007/02/10(Sat) 20:40:11

学生 メイ

……まあ、落ち込んでても、仕方ないよね。

[小さな呟きで、ループを続ける思考を一先ず区切って。
ぴょん、とベッドから飛び降りる]

あ……あれ?

[直後に襲う、視界の揺らぎ。
何か……霞がかかるような、そんな感じがするものの、それも一瞬のこと]

(459) 2007/02/10(Sat) 20:42:47

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/02/10(Sat) 20:44:08

学生 メイ

今の……感じ……。

[嫌な予感が掠める。
軽く、唇を噛みつつ、右手が無意識に左胸へ当てられ。
何かを掴もうとするような、そんな動きを]

……考えすぎ、思い過ごし……。

[掠れた呟き。
それは、何とか自分を納得させようとしているかのような、そんな、焦りめいたものを帯びて]

……大丈夫、きっと。
何も……何も視えたり、しない……。

(460) 2007/02/10(Sat) 20:47:21

吟遊詩人 コーネリアス

[雨は未だ止む気配もなく。

温室の硝子窓の向こうには、
雨に濡れ、風に揺れる冬薔薇の茂み。]


That's my tears.
Though it's not yet cured, my sorrow be charmed by a sigh of a month…

My voice does'nt reach you.

Though the last words that you gave are still these places and continue crying.

Though I decided not to grieve, the moon cries in a night sky.

[*届くことの無い、微かな歌声。*]

(461) 2007/02/10(Sat) 20:48:20

学生 メイ、ふるり、と頭を振る。何かを振り落とそうとするかのように。

2007/02/10(Sat) 20:48:26

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/02/10(Sat) 20:48:49

学生 メイ

ダメだな、こんなじゃ……。
しっかりしないと。

[小さく呟いて、ゆっくりと部屋を出る。
その足はごく自然に、音楽室へと向いて]

─…→音楽室─

(462) 2007/02/10(Sat) 20:51:41

【独】 学生 メイ

大丈夫、大丈夫、大丈夫。

[廊下を歩きつつ、心の奥で繰り返す]

大丈夫、絶対、大丈夫。

[だが、繰り返せば繰り返すほど]

……大丈夫……何も起きない。

[不安は消えるどころか大きく膨らむようで]

(-105) 2007/02/10(Sat) 20:54:28

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[一旦自室へと向かい、クロゼットの天井をずらして屋根裏へ。
音も立てずに四つ足で疾走する。

十代の頃にやんちゃしたおかげで、この辺の構造は熟知していた。

目当ての部屋の天井板をずらす。
眼下には、文机に向かう癖のある黒い髪。]

(*81) 2007/02/10(Sat) 20:56:12

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[


  ふわり。 音も無く背後へ降りる。


]

(*82) 2007/02/10(Sat) 20:58:37

学生 メイ

─音楽室─

[楽器たちの空間に滑り込み、静かに佇むピアノに近づいて。
白い鍵盤に、そ、と指を落とす。
紡がれる音色は、いつもと変わらず、澄んで。
その響きは、ほんの僅かながら、気持ちを鎮めてくれた]

……早く、雨、止まないかな……。

[小さく、小さく独りごち。
緩やかに、緩やかに。
旋律を紡いで行く]

(463) 2007/02/10(Sat) 20:59:38

見習いメイド ネリー

[頷き、けれど脱がせた服の下から顕になった包帯の跡を双眸に映せば、やはり眉を顰める。
着替えを終え、ソファーまで運ばれた男性を見ながら]

……違います、よね…

[無意識の低い呟きは、傍にいる者にも聞こえたかどうかは定かではない]

(464) 2007/02/10(Sat) 21:02:26

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[背後から抱きすくめる様に襲い掛かると、
長く伸びた鉤爪を、その喉笛に。



だが、掻き切ることは無く、まっすぐ声帯だけを貫いて抜き取る。

…幾度も"練習"して、身につけた技術。


突然のことに、振り向いた義兄は眼を見開いて声を上げようとする。
だがそこから漏れるのは、ひゅぅと言うか細い笛のような音。]

…声を出されると、いろいろ厄介なんですよ。

あぁ、どうしました?義兄さん。

[妙に淡々と、いつものようにかける声。
その頬には、やわらかな笑み。]

(*83) 2007/02/10(Sat) 21:04:23

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[驚いて、胸を突き放そうとするその義兄の腕を取り、ねじりあげる。
骨付きチキンを食べる時のように、無造作に捻じ切る関節。

悲鳴の代わりにに漏れる息。]

…解ってますよね?

僕が何故、戻ってきたのか…くらい。

[関節を完全に外された腕を押さえて蹲る義兄を、静かに見下ろす冷たい笑み。]

(*84) 2007/02/10(Sat) 21:10:16

見習いメイド ネリー、無意識のうちに手を握り、開く。

2007/02/10(Sat) 21:11:05

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[瓶の中身を口に含む。
花の香りに混ざった、ツンとする冷たい香りは一歩間違えば毒にすらなる薬。

ガタガタと震えるその顎を取り、

かつて姉が幾度もそうしたようにその唇に触れ、

無理やり花の香りを流し込む。]

(*85) 2007/02/10(Sat) 21:15:16

書生 ハーヴェイ

済みません、有難う御座います。

[ 使用人の女に然う感謝の言葉を述べて頬笑み、軽く右の手を振ってみせる。人差し指には白いテープが一巻きされ、赤い軌跡は既に隠されていた。本来ならば救急箱の場所さえ訊けば充分だったのだが、晩餐会の下準備は殆ど終わり、後は広間に運ぶだけだからと態々手当てをしてくれたのだった。]

あー……っと、序にもう一つ。
……煙草って有りますか?

[ 未だ諦めていなかったらしく僅かに眉尻を下げて問えば、侍女は頬に手を添えて考え込む素振りを見せ、主に訊ねなければ解らないと答えた。其れを聞けば其れでは食事の際にでも尋ねて見ますと云い、会釈をして仕事に戻る彼女を見送る。]

(465) 2007/02/10(Sat) 21:18:43

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[まだ動く左手で喉を押さえて咽返る義兄を横目に、テーブルの上に置きっぱなしだった葡萄酒で口を漱いだ。]

…大丈夫、死にゃしませんよ。




死には、ね…。

[その言葉の真意に、彼は気がついただろうか?]

(*86) 2007/02/10(Sat) 21:18:57

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[怯えるその目を、楽しげに見返す。]

(*87) 2007/02/10(Sat) 21:19:25

【独】 書生 ハーヴェイ

[ 其の主が今何処で如何しているか、彼も侍女も未だ知りはしない。]

(-106) 2007/02/10(Sat) 21:20:21

【赤】 吟遊詩人 コーネリアス

[声にならぬ声で喚こうとし、床を這いつくばって後ずさる彼を、ゆっくりとした足取りで追う。]

…いろいろ良くしてくれたことは、感謝していますよ…義兄さん。

ですがね…。

[壁際で震える義兄を見下ろしつつ、室内の暖炉から、火かき棒を手に取る。
その先端を、炎の中に晒しつつ。]

(*88) 2007/02/10(Sat) 21:24:57

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