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―宿屋―
突っ込み禁止。
[ありがとう、と受け取ったショットグラスを一気に空ける。身体のほてりはそのせいだということにする。
リッキーにも「黙ってろよ」とサインを送り。
そのうちには談笑へも加わって時を過ごした]
サイズなら、多分ぴったりよぅ?
ベルちゃんのそぉいう気遣えるこまやかさ、ルーミィときめいちゃぁう。
あ、でも。
[ぴし、と指を立て]
かっこいい、は減点、い、ち。
乙女心はいつだって、かわいいって思ってほしいんだからぁ。
[お酒をたのむようすを見て、ひどくおかしそうにくすくすわらい]
─宿屋─
[夜更け、風が収まり始めると家族が心配だからと宿屋を出て行く島民がちらほらと現れる。このくらいなら大丈夫かと判断し、フーゴーは彼らを解放した]
まだ少し風もあるし雨もパラついてるからな、気を付けて戻れよ。
[そんな言葉を投げるフーゴーに島民達は避難させてくれた礼を残し、立ち去って行く。家に戻らず泊まると言った者に対しては、今回限り無料で部屋を貸し出すことになるだろう。
扉を閉めた後、フーゴーは窓から港のある方を見やる。先に広がるのは暗闇ばかり。その暗闇の先にある、愛用の船がどうなっているか心配で仕方が*無かった*]
嗚呼、今はゲルダさんの家にいるのですよ。
[ヘルムートが、ゲルダを知ってるかどうかは
相変わらずあまり気にしてないように返し]
私は、食欲にも波があるようで…――。
[彼には、自分が後天的な人狼であることは伝えている。
故郷のこの島の、人が踏み入らない森の奥で。
襲いかかってきた人狼の命を狩る代償に、
自分が人狼の身になり果てた。
後天的な変化は多大な負担があるという。
情緒的にどこか欠落して見えるのが、
学者が払った犠牲なのかもしれないが
…――今となっては分からない。]
[食欲の波も、後天的な人狼故かと、そのような響きで語り。]
おそらく、夜には収まるのではないかと踏んでます。
狩りに成功したら、ご連絡しましょう。
[次に、人を殺すという後ろめたさのような感情は、
全く見えぬ声音で、そう続けた。]
―宿屋―
あー。乙女心ですか。
…胸に刺繍でも入れてみます?
[装飾の殆どないシャツとズボンなわけで。
ヘルムートには苦笑いながらそう返したり。
解散すると部屋に戻って窓の外を見ながら]
あー。昨日のうちにいっておいてよかったのか?
光と音が消えなきゃ出てこないだろうし。
叔母さんを動かすのも悪いしな…。
[嵐の余韻はまるで海上にいる時のよう。
そのまま昨日とは違なる深さの眠りに*ついた*]
ゲルダ…というと。
ああ、刺繍の。
[先棒聞いた名前だと思い出し、頷く響き]
貴方が無理をしていないなら構わないさ。
食事は、僕らが僕らであるために必要なものなのだから。
[向こうとは対象的に、元から人狼だった男は知識を語る]
[人であるうちは、男であることを隠す必要があり]
[だからこそ、人から遠退けば男である一面が強く顔を出す]
ああ、その時には呼んでくれるとうれしいよ、先輩?
[くすり、滑らかな響きで低く嗤う]
[人狼である年数ならば、よほどこちらが先輩で]
そうだ、その時はきちんと名前を呼んで?
ルーミィなんてのじゃなく、セザーリオと。
[それは以前も教えた、狼としての名前]
[ゲルダに関しては否と云わないことで、肯定とし]
無理……は、していないよ。
すると大変なことになるのは、身を持って知っていますから。
[表上、物取りに殺されたことになっている両親の死。
それは正確な情報ではない。
虫の息の両親に止めを刺した(喰らった)のは、
息子であるライヒアルト。
ふっと、念話が途切れる。
随分と時間が経った後、淡々とした声音が再度響く。]
セザーリオさん。狩りましたよ。場所は…――
[律儀に相手が求めた呼び名で呼ぶ。
セザーリオが駆け付けるならば、その場所には、
唇を紅に染めた学者が雨の中立っているだろう。]
私はもう良いですから、後はお好きにどうぞ。
[そして、ふっと思い出したように。]
狼として必要なら、私のことは前と同じように呼ぶといい。
[狼としての名を持たぬ学者は、以前必要ならば、
セザーリオが呼び良いようにつけろと頼んだことがある。
その願いが叶っていたなら、相手がつけたその名を。
自分でつけろと云われていたなら、その名を。
改めて呼ぶと良いと相手に告げる。
それだけ云い置いて、自宅の方へと*戻ろうとするか*]
[沈黙もまた答えの一つであることは]
[知り得ていたから、改めて問うことは無い]
あぁ、そうか。
貴方は――……、
[その過去を聞いたときも、感情の篭らぬ声だったかと]
[思い巡らし、沈黙はいつしか長く]
─回想・ゲルダの家─
[幼馴染と二人でポトフを作って戻れば、ダーヴィッドの腕にしがみついて雷の恐怖に耐えるゲルダと、その頭を撫でてくれているダーヴィッドの姿が目に入り。
ゲルダが迷惑をかけた、と小さく頭を下げる。]
傍に、居てやってくれたんだな。
ありがとう。
スープしか無くて、申し訳ないが…
しばらく食っていなかったなら、普通の飯より、こっちの方が身体に良いだろう。
これで、まず腹を落ち着けろ。
嵐が明けたら、美味いもんを食いに、連れていく。
[そういうとダーヴィッドにスープをとりわけ勧め、ゲルダや避難してきた者達にもスープを飲むように声をかけた]
[長い沈黙が名前を呼ぶ声によって遮られたのなら]
[示された場所へ、闇の中を駆ける]
それじゃ、有り難く。
[えり好みをするように、一際柔らかい肉だけを一口]
[後は要らないとばかり、海へ放り捨てた]
僕が貴方をそれ以外の名前で呼ぶと思う?
[当然という態で響くコエ]
[付けた名前を気に入ってるのに違いなかった]
それじゃあ、良い夢を――……。
[聞き取れぬほどささやかなコエで]
[立ち去るその背中を*見送った*]
[簡単だが温かな食事を済ませると、皆ある程度落ち着いたようで談笑する様子すら見えるようになり。
食器を片付けたり、横になりたいという者にゲルダに断ってから毛布を貸したりしている内に風雨が弱くなったと思ったところに、幼馴染が帰ると言い出した。]
…ライ。お前…
………気を、つけろよ。
[名を呼ぶ声音と視線だけで止めようとするも、言い出したら聞かないことは長年の付き合いで熟知しており。
溜息とともに既に出ていった幼馴染の背に声を投げた。
そのまま空に視線を向けて、嵐が確かに通り過ぎようとしているのを確認することは忘れなかったが。]
[そのまま視線を横に向けると、自分と同じようにライヒアルトの背を見送っていたダーヴィッドの姿が映り。
ふと気になっていたことを問いかけた。]
ダーヴィッド、だったな。
あんたは、どうして、ゲルダに拾われたんだ?
どうも、見た所、身体も悪くないようだし…
話し方や、振る舞いからして。
食うに困って行き倒れるような立場の人間じゃ、なさそうだ。
言えない事なら、無理には聞かないが…もし、何かあるのなら。
俺で出来ることなら、手助けくらい、する。
行くあてが無い、なら…俺の家に、来れば良い。
一人暮らしだから、部屋は、余っている。
宿に泊まるつもりなら、広場に良い宿がある。
美味い飯も、そこで食える。
[そう言いながら、微かに微笑み首を傾げ。]
今すぐ、あんたのことを話せというわけでも。
身の振りを決めろというわけでも、無い。
まずは、嵐が過ぎるのを待って。
美味い飯を食って、疲れを癒して。
それから、考えれば良い。
[そう言うと、茶をもう一杯ついで勧め。
ゲルダ達も交えて嵐が過ぎるまで他愛も無い話をして過ごしただろう**]
─早朝─
[フーゴーの朝は早い。早朝漁に出掛ける漁師と同じくらいに起き、店の準備を始める。けれどその日は嵐による被害を把握するために朝食の下拵えのみをして、店を出た。目下の心配は、港に置いてある船]
─港─
[目の前に広がったのは凄惨な光景だった。港に泊めてあった大型の船は悉く破壊され、その残骸のみを残している。港には漁に出られなくなった漁師達も集まっていた]
お、おおおおおおおおお!!
俺の船がああああああああああ!!!
[フーゴーが大事にしていた愛用の船も例に漏れず破壊されている。港の片隅の残骸を前に、フーゴーは悲痛な叫びを上げた。大切にしていた分ショックは大きいため、両手両膝が砂を突いたのは仕方の無いことだろう]
[港の外の海は未だ荒れ模様。漁に出られず困り果てている漁師達の間ではそれとは別の噂が立っていた]
……なに?
死体が港に打ち上がっただと?
[それは船の傍で嘆いていたフーゴーの耳にも入る。その死体自体は既に自衛団が回収し、検死を行っていると言う。その死体を垣間見たと言う漁師は奇妙なことを口にした]
……なんだよ、嵐に巻き込まれたようには見えなかったってぇのは。
…傷跡、なぁ…。
[告げられた内容に胡散臭げな表情をした。周囲では見間違いじゃないのかと言う声も上がる。しばらくはそんな話題が続いたが、直ぐに内容は今後の生活をどうするかへと移り。フーゴーもまた船を失ったことに気落ちしながら宿屋へと戻るのだった]
あーあ……半月前にメンテしてもらったばっかだったのになぁ…。
全然乗らねぇうちにぶっ壊れちまったぜ…。
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