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雑貨屋 フランが村を出て行きました。
[宿屋に入るとまず荷物を部屋に置きに行き。一息ついてから酒場である1階へと降りてくる]
マスター、ワインとチーズお願い。
サラダもあると良いなぁ。
[簡単に注文してカウンターへと座る。用意されるまでカウンターで肘を突き、手に顎を乗せて宿屋の主人が動く姿を眺めた]
10人目、雑貨屋 フラン がやってきました。
雑貨屋 フランは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[闇の向こうから小さな灯りが近付いてくる]
どうにか戻ってこれたわ。
後で差し入れするからここ開けてっ!
[門の前で声を張り上げる]
[堂々と賄賂の提案をする姿に門番は苦笑して]
[仕方が無いなと門を開けた]
無事に見つかってよかったわ。
どうなることかと思っちゃった。
[門番に改めて事情を説明し]
余計な労力使っちゃった。
腹ごしらえしたらお土産持って来るわよ。
…賄賂じゃなくて感謝料。OK?
[馬から降りればニヤリと笑い]
[広場へと歩いてゆく]
/中/
うーん。
この子の髪の色って、微妙なんだよねぇ……。
色々と調べて、一番近いと思えるのは鶸茶色…………か。
……通じるかしらorz
[結局、狙った獲物には悉く逃げられ。
小川のせせらぎで喉を潤し、道の真ん中にひとつだけ忘れられたように転がっていた林檎を見つけ齧るにとどまった。
何も食べられないよりはマシだったが、正直全然足りない。
日暮れの道をとぼとぼと歩き……再び、宿の扉の前に立つ。
そう、今一番食事にありつける可能性が高いのは、此処だ。]
[暫く待ってみたものの、人が出入りする気配はない。
それでも諦めるわけにはいかない。
くんくん、と鼻を鳴らしながら扉を擦った。]
……うう。
確かに、無断外泊になっちゃったけどさぁ……。
[はぁ、と。ため息を一つついて]
ボクがここから出られる訳ないし、泊まれるような宛なんて宿くらいしかないんだから、あんなに怒らなくてもいいじゃない……。
[ねぇ? と言いつつ抱えた黒猫を見るが、返って来るのは呆れたような鳴き声だけ]
……宿代だって、自分のお金で払ってるのにぃ。
[そういう問題ではない、とは気づいていないらしい]
[他の注文もあるせいか自分の注文は後回しで。待ちくたびれたところでようやく目の前にワインとチーズ、サラダが並ぶ]
ありがと、頂きまーす♪
[主人に礼を言うとワインを一口。味わうように口に含んでから喉へ流し込む。満足げな笑みを浮かべると次はチーズを手に口に運ぼうとした]
…んあ?
[口を開けたところで扉からの音に気付く。擦るような音。一体何だろうと主人に視線を向けるも、それが何であるか知っているのか見てみぬ振りをしている]
何か居るの? 扉。
すっごい気になるんだけど。
[訊ねても答えは返って来ず。首を傾げつつ、チーズを置いて扉へと近付いた]
[ぶつぶつと文句を言いつつ、広場へと抜ける。
怒られたから……というわけではないが、夕飯は宿屋で済まそう、と思っていた。
最大の理由は、外からの来訪者が多く来ている事であり、彼らから村の外の話を聞きたい……というのが主な目的なのだが]
……て、あれ?
[広場につき、宿の方へと向かった所で、最初に目に入ったものに、きょとん、と瞬き]
[近付くと音は更に激しくなる。何かが居るのは確実。しかし何が?
更には今まで聞こえなかった鳴き声まで聞こえてくる]
うーん、もしかして犬?
[予想をつけ、躊躇いも無く扉を開けた]
/中/
さて、改めまして。
今回、村立てにチャレンジ!のMeyに御座います。
演劇村面子の皆様、唐突なお誘いに応じてくださった皆様。
心より感謝いたしますよ。
慣れない企画人で、ぐてぐてしちゃう時もあるかもですが。
最後まで宜しくお願い致します!
…これ見れるのは最後だというツッコミは禁止w
……ふぇ?
[声をかけられ、はっとしたようにそちらを振り返り]
あ、フランさん。
[こんばんは、と言いつつ、ぺこりと一礼して]
え、えと……なんでもないですよ?
ちょっと、御師様に怒られちゃっただけで。
/中/
師匠の名前とかは、全員揃ってから決めよう。
被るとまずいしねー(' ' )
……ところで、普段は某雷獣憑きのあべくんみたいにちゃん付けをする方が多いせいか。
自分がちゃん付けされると妙な感覚がありますよ(笑)。
わわ!
[開けた瞬間に飛び込まれて少し仰け反る。その場で大人しく座ってでも居るかと思ったが、扉を擦っている以上それは甘い考えだったようだ]
びっくりしたー。
どうしたんだい、君。
ここに入らなきゃいけない理由でもあるの?
[扉を閉めてから入り込んだ犬の傍にしゃがみ込んで声をかける。首を傾げて犬の顔を覗き込んだ]
[問答無用。
汚らしい格好が1日経って更に酷くなったのか、その姿を見た宿の主人が顔を顰めるが、そんなもん気にするわけもない。
安心したように定位置に座り……こもうとして、カウンターから漂う美味しそうな匂いに気づく。
ぼーっと魅せられたようにそちらを見つめて。
傍らにしゃがみこんだ青年の声も聞こえていないようだ。]
何か……って言われても。
[ちょっと困ったように眉を寄せて]
宿で、旅の人とか、あと、リディアと話してたら遅くなっちゃったから、そのまま泊まっただけなんですよぉ?
[若い娘の無断外泊が問題、という認識はないらしい]
おーい、聞いてる?
…と言っても犬じゃ返事しないか。
…ん?
[覗き込んだ拍子に首元のぼろぼろになったプレートが目に入る]
『Pa…tra…sche』?
君パトラッシュって言うんだね。
僕はディーノって言うんだよ。
[相手は聞いていないかもしれないが、自己紹介は怠り無くし。その視線の先を追いそれが自分の食事だと気付くと、一度カウンターに戻りチーズの皿を持ってくる]
もしかしてお腹空いてる?
一緒に食べるかい?
[ぴらり、とチーズを一枚パトラッシュの前に垂らしてみた]
あー、なるほどね。
…あの人も相変わらず過保護というか何というか。
[クスクスと笑いながら]
リディちゃんの方が先に着いてたのね、やっぱり。
積もる話の一つや二つ、乙女にはあるものよね。
[エリカを促して再び歩き始める]
まあ、そんなにしょげてないで。
エリカちゃんへのお届けものもあるから後で持って行くわ。
宿でご飯食べるの?
[目の前にチーズを差し出されれば、夢中で食いついて。
はぐはぐあぐあぐとあっという間に胃の中に収めてしまった。
そして視線を初めて青年の顔に向け、期待に満ち満ちた瞳で見上げる。尻尾を千切れんばかりに振って。]
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