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……ええ。そうですね。
[発散させるのも必要と告げる時の竜に、顎を引いて頷く。
彼の竜が言うのであらば、しばし二人を心行くまで遊ばせるが良いのであろうと。
続く言葉に、室内に入って正解であったと思ったのは密やかに。
相乗効果なんて、見ていたならば余計に心臓に悪いこと請け合い]
[きゃいきゃいわあわあな声に、過敏に反応する獣耳は仕様です]
まあ、心配ないと思う、うん。
[懸念の理由は、ぼやかしたまま頷いた]
セレスはまだまだ器と心が馴染みきってないし、無理に抑制するのは良くないから。
……にしても、若いな。
[楽しげにじゃれる様子に、ぽつり。
肉体年齢600歳は、まだ若い方なんじゃ、という突っ込みは多分、無用]
……余計な事を言ったようだ。
すまない。
[飛び出た天聖の獣の耳]
[眼を眇め謝罪を述べる]
……、
[が、雷獣の名が出れば口を噤む]
[それが心配の元なのだが――]
[そうは思えど敢えて言う事もなく]
何せ、俺はそういう存在ですから。
[くすり、と笑う。
『還る』には、完全に力を使い果たす以外に術はなく。
それ故に、文字通りの『永遠』となるのは生まれついての性]
[眉を寄せる様子には、苦笑した。
それ以外、どうしようもないし]
[懸念の理由は想定の範囲外。
疑問に思う事なく、瞬きで同意を示した。
若いと言う声には小首を傾げて]
竜族の年齢はよく知りませぬが…。
そなたも、一緒に遊んでこられるか?
[年寄りめいた言葉に、仄かに苦笑を浮かべて問うてみる。
なんだか子供と遊ばないお父さんをけしかけるお母さんのようとかの自覚はまったくありませぬが]
………いいえ。
私が、過敏に反応してしまったが…だけ故に。
[謝罪と、眇めた目が見る先に。
獣の耳が出ていることにようやく気付き、少し慌てて手を当てる。
髪の内へと宥めるも、全開で楽しむ声はどうしても拾ってしまい。
人の耳には戻せぬまま。
口を噤む様子の真意を知る余裕なきは、幸いや否や]
いやいや。
あの二人に混ざると、さすがにパワー負けしそうだ。
[一緒に、という言葉に軽く肩を竦める。
正直、たまに仔竜の相手をするだけでも、割と疲れるらしい]
9人目、闇竜 エルザ がやってきました。
闇竜 エルザは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―人間界・何処かの酒場―
[澱みの中。]
[アップライトのピアノに向かい、紡ぐ歌。]
[天井の隅っこには蝙蝠が、誰にも気づかれる事無く。]
[相変わらずの女の日常。]
Don't stop,don't stop"LOVE”
I used to be your fantasy
And a long time ago,you used to be mine
I know, with me,you feel the same
We have all,it's the ONE we used to be
We have all,it's the ONE
we used to be…
[きっと女はこれからも、人の世界で*歌い続けるだろう。*]
闇竜 エルザが村を出て行きました。
それは…少し残念ですね。
力を適宜発散させるのも必要、であれば良いかと思ったのですが。
[発散するべき時はすると知ってはいても。
危ない目とは無縁な方向で発散して欲しかった乙女心。
二人が無茶して求めてくれるやもとの思いもありまするが。
常に彼の仔の側に付こうとする身には、たまに仔竜の相手をするだけでも疲れるとは思いもよらず。
それ以上無理に勧めることもなく、水を一杯汲みに行く]
俺は発散のさせ方が、少し違うんで。
[冗談めかしてさらり、返す。
乙女心はどこまで理解してるのか、或いは全く……なのかも知れないが。
水を汲みに行く様子を見送り、また、じゃれる若竜と仔竜をみやり、のんびりと]
村の設定が変更されました。
[乙女心を理解しているか否や。
幻夢の神にきいてみましょうか。密やかに]
[Q、彼の竜は…気付いておいででしょうや?
A、81%くらいは気づいてるやもしれません]
[軽いお遊びなので気にしてはいけませぬ]
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