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早く起きないお前が悪い。
[文句がおとなしい事に、お、と内心思いつつ。]
はいはい。
[要望に似た文句に素直に退いてやり]
……散らばり過ぎだろ、本。
[手早く散らばった本を分類ごとにまとめていった。]
[ゲルダは人付き合いがあまり得意ではなかったように記憶していたし、実際、村の外の人間である女とは、これまで殆ど付き合いが無かった。
だから、彼女から商品について尋ねられて、些か驚きはするものの、その色は隠したまま、吃音がちな小さな声を聞き落とさないよう耳を傾ける]
額ですか?
……残念ながら、今の手持ちにはないけれど、
勿論、お届けすることは出来ますよ。
飾り模様の入っているものと、無地のものどちらでも用意出来るし
材料だって、多少珍しいものでも融通しますよ?
[そう言いながら、ゲルダの傍にさりげなく歩み寄った]
――ポツリ、ポツリ……
――ポツ、ポツ、ポツ、ポツ……
滴の数は徐々に増え、雨と呼べるほど落ちてくる。
山の外では、ゴォと音を立てながら強い風も吹いていた。
― 自宅 ―
[ポツリ。ポツリ。
雨の気配に女は見上げる仕草をみせる。
広場から程近い住居にもその微かな音は伝わった]
嗚呼、降ってきたのね。
[眦を下げて呟く]
ごはん、食べに行こうと思ってたけど。
[炊事に関してはからきしな女が
宿の食堂で食事を取ることが多くなるは必然。
作品に向き合っている間は寝食を忘れがちになり
食堂を訪れることも減ってしまうのだが。
悩ましい様子で外を気にしながらも直ぐ動く様子は無く]
―宿屋・自室―
[天井を見上げながら、この村のことを語っていた青年のことを思い出す。
自分より年上の男の人が、少女みたいな見た目の自分に対して、いかにも慣れていない風の敬語のようなものを使う様は印象に深かった]
確かに言葉に嘘はなかったみたい。
[身を起こして、そろそろ散策がてらと、この村にきたもうひとつの目的を果たそうとする。
ひとつはウェンデルにかつて薦められたからという理由もあるが……]
そういえば手紙出さずに来てしまったわ。
[せっかく連絡先を交換したのに、慣れないことというのはなかなか忘れがちだなと思う。
旅をして回ってる自分の連絡先は、定期的に連絡がきたことを確認できるような場所にしてもらっているので、
こっちにきた連絡もすぐにうけとれなかったりもしたわけだが]
まぁ、機会があれば会うこともあるかしら?
[少しだけうれしそうな様子の声、自分の研究に好意的に思い、
そして自分の見た目にかかわらず、異質として嫌悪しない彼の様子は少し慣れない感覚とともにうれしくもあった]
うるせーよ。
俺がどんだけ遅く起きたって
……飯は食う。
[言いかけた言葉を止めた。食事抜きは辛い。
退いた姿を、視線が追う。
散らばった本を片付けて行くのも、半身を起こして眺めるだけ]
分かるから良いっての。
はよ。
[ふる、と頭を振って挨拶の言葉を今更告げた]
片付けるんなら、そっちのほう、積んどいて。
これも。
[枕元、先程ぶつかった本を、差し出す。まだ立ち上がりはしなかった]
─ 広場 ─
ん、そっか……って。
[返ってきた返事>>87に、なら良かった、と思うものの。
擦り傷に気づくと、やれやれ、と息を吐いた]
こっちは、手当てが必要っぽいな。
[遅れて来たノーラがハンカチを差し出す>>96のを見つつ、軽く肩を竦め。
直後、ぽつ、と落ちてた感触>>#4に空を見上げた]
……ったぁ、降ってきたか。
月の光は、しばらくお預け……って、それどころじゃないか。
[雨の勢いは、少しずつ増す気配。>>#5悠長な事は、言っていられないらしい]
とりあえず、宿まで行きますか。俺も、そこに行くつもりだったし。
[二人に向けるのは、そんな提案]
―宿屋→―
[ペンと紙と、いくつか小瓶とか入ったウェストポーチをつけると、
いつもの黒ローブ姿で部屋を出て行く。
宿屋を出る途中、食堂に人がいたようだけども、知り合いでもないので自分からは挨拶はせず、
向こうから声がかかったなら会釈くらいはしただろうか。
宿屋の主人に少し出ることを伝えると宿屋の出口の前に、ざっと周囲を見渡しまずはどっちにいこうかと]
とりあえずは、地底湖もみていこうかしら。
[今回の目的は観光だけではないが、急ぐ旅でもないことからのんびりとはしていくつもりでいた。
ちょうどそれにふさわしい雰囲気の村という思いもある]
…そ、そそ、そう…
[彼女の商人らしい流れるような言葉に、短い返事。
気の利いた会話の出来ぬゲルダの耳にそれは心地良く
歩み寄られる様子見て向かいの椅子奨める気は使えねど、
近くに寄られるのに不満や警戒は浮かべず。
顎を引いた上目でじいと相手を見て、口を開く]
…こ、ここ細かいお願いも…へ、平気?
――――…か、か飾りも模様の、とか
[双眸には真剣な色を宿して、声を紡ぐ。
厨房から、魚の焼ける良い匂いが食堂に広がっていた]
…お前、食事の腕前ってどんだけだっけ。
[記憶が確かなら…、と視線を台所の方にやって。]
はい、おはよう。
分かるから、じゃなくて本に傷が付くっての。
[今更な挨拶にも動じずに返し。]
はいはい。
[渡された本を受け取り、出来るだけあった場所へと戻し始めた。]
村の設定が変更されました。
勿論、大丈夫。
飾り模様の種類によっては少し時間を貰うことになるけど、それでも良ければ。
[翡翠とその細工物を特産品としている村に出入りしているおかげで
零細商人の割に、女の工芸や芸術に関わる商品知識は豊かな方だった]
――初めてのお取引だし、そうだね……。
お値段はこんな感じでどうかしら。
[ゲルダが特に警戒や不快の様子を浮かべていないことを確認して
対面の席に腰を降ろし、走り書きをしたメモを示す。
芸術関係の商品は利率が良い。
だから彼女が友人でもある翡翠の細工師ライヒアルト、画家のマリオン氏に次ぐ顧客になることを期待して。
そんな想いで記した価格は、ぎりぎり利益の出る額だった]
どんだけだっただろうな。
お前ん家で食う。
[当たり前だろとでも言いたげだった。
台所は使われた形跡が無い。
一月前に使った時の惨状――何故かゲル状になった野菜だとかを思えば、当然といえば当然だ]
傷つけないようにはしてるっての。
片付けはお前に任せた。
俺は寝るので忙しい。
[しっかりと言い切りもする。
片付け始める様子を暫く眺めた後、漸く立ち上がり、欠伸を零した]
あ゛ー、起こされた。くそう…
[ノーラに向けていたのは笑顔だが、ライヒアルトの言葉>>97で慌て顔に変わる。]
て、手当てなんてしなくていいよ!
こんな傷くらい舐めときゃ治るんだから!
[手当て=滲みる薬という認識の為、なんとか回避したくて言葉を重ねる。
が、つい先程頭に落ちた感触が更に増えてきた>>#5為に問答は続けられなかった。
宿に行こうと言われると、元々行商人を探しに宿屋にも行くつもりだったしノーラからも笑いかけられて>>104頷きを返し。]
うん、それで良いよ。
あ、私ね、ロミっていうの。
ロミ=マリオン。
[面識があったとしても6年前に会ったきりでは流石にこちらは覚えておらず。
初めましての人にいつもするように、名を名乗った。]
―エーリッヒの住居前―
えっと、……どういたしまして。
[お礼>>102は嬉しいけれど、同時にちょっとだけ照れくさいような気持ちもします。
さっき挨拶を返してくれた……と思う、リスの方に目を向けました。
小さな欠片を懸命に齧る姿>>103はとても愛らしいものでした]
……。んー。
[ついつい触りたくなって、指が動きます。
でも吃驚させて、食事の邪魔になってはいけないから、触れる前に指は止まって]
……後だったら、いいかな?
[今は我慢することにしました]
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