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[本当は、きれいに楽にしてあげたいから後ろから絞めたかったけど―
何もかもうまくいかないさ。そんなものさ。
ぐるりとマリーの首に紐をまわして、ぐぐっと上に引っ張った。
できれば頸動脈を絞めてあげたい。そうするとすぐに死ねるって小説で読んだことある。
けど、あんまりうまくいかない気が、するんだ。
きっとあの子も抵抗するんだ、私の腕に彼女の爪のひっかき傷が残るとおもう。
がりがりがり、がりがりがり
ぎゅうぎゅうぎゅううううううう うう うう
こちらの呼吸も、思わず止まる。
お願い、早く、死んで!]
[今ならまだ引き返せる?
そんなこと思ってしまうから
早く
早く
早く
ぎゅううううううううう うううううう ううう うう]
[誰に殺されようとしているのかを考える前に、答えが耳に入った]
……んなこと気にするなよ。
”仲間”、なんだろ。
[終ぞ言わなかった言葉を初めて口にする。
我侭を言われたことだって無かったように思う。
最期の最期の願いだけ、ただその一度だけのはずだ]
[死んで欲しくないと思った者の手にかかってcookeyは堕ちる。
果たしてそれが良いことなのか、悪いことなのか、判断する術は持ち合わせて居なかった]
[笑顔で…笑顔で……ああ、手に力篭っちゃう、だめなのに。
片手がイチお姉さまの手に…、傷つけちゃったかな?
ごめんね、イチお姉さま。
なんでも綺麗にって難しいよね。
すごい、苦しいの…涙とか、とまらない。]
ああ・・・うっ……
[声もなんかよくわからないのでてるよ。
えっ?もう片手なにしてるかって?携帯をぽちぽち、操作してたよ。
手つきすごいおぼつかなくて、画面よく見えないし。
難しいな。イチお姉さまは必死で気づいてないかな?
ああ、なんか考えるのだんだん つらく
でも、まだ まだ ]
ありがと う
なかま いいよね とっても
[できれば生きていて欲しいな。
それでも、krutさんに、Pecheさんに、イチお姉さまに、フェルさんに
ああ、ムリか。
私死んだら、そんなムリだったよ。
思い通りに行かないし、苦しいし、痛いし、クソゲーだよこれ。
責任者でてこい。
アハハハハハハハ]
[遺体をそれぞれの部屋に寝かせる方法もあるが
眠れるかどうかは別にして
隣に遺体が眠る状態が出来るのを避けるため
一箇所に安置しているのだろうと思う]
――…そうそう。
寂しがりみたいだから、ね。
[懐かしむような声でPecheに頷き
奥の部屋から廊下に出た。
ぱたん、と扉を後手に閉めて視線を下げる。
Pecheの素足が、寒そうだな、と思った]
布団より先に靴を持ってこようか。
広間のほうに、あったはずだよね。
イチお姉さま 生き残れるかな?
[自分殺してる人の心配とか、なんでこんなバカみたいなこと。
ああ、そうか。
ソレガ、タノシイカラ
トッテモ トッテモ
私 狂ってるんだ、きっと。
人狼なんかになったから。
ダカラ シカタガナイヨ
なにもかも]
―空室―
[つねった手はあっさり離れたが]
……つかさ、この際言うけどなんなの。本当なんなの。
こっちが心配して声掛けても大丈夫、無理してないの一点張りだし。
そのくせキャパ越えるまで抱えて挙げ句壊れかけるし。死んでもいいとか言うし。とか思ったら昔の男の愚痴言い出すし。
全然オレのコト信頼してくれねーし。そりゃネット上でしか付き合いなかったけどさ……
それにネットの時よりノリ悪いし。つーか本名まで男女紛らわしい感じで被るとかマジなんなの。
[最後は関係なかった]
よし、終了!
[一方的に言い切って、口を閉じた]
――… おれ、なにも、お礼言われることなんか、
[>>+53
眉を下げる。
良くも悪くも、表情に出やすいから仕方が無いとは言えるけれど。]
…………。
そう、ですか。
…………人狼、
…女の人が、ころすのは、…ちょっとだけ、気が引けるなぁ。
[苦笑。
ichinino女史の、決意。
泣き喚いている間に、耳に届いたのは何だったか。]
――…そだ、聞こえない、けど。
もし、いちにのさんに声が聞こえるとしたら、
アズマって呼んでくれるのは大歓迎だ、って言わなきゃ。
それに、くるーとさんをうらんでないって。
[きっと、彼女が聞きたいのはそれだろう。]
………うん、ホント、…
ころさなきゃ皆殺しなんて事になったら、目も当てられない。
[>>+54
もちろん、裕樹が襲撃先でよかったなんて話を聞けば、大いに反論し、いかにそれはありえないか、を拙い理論で謳っただろうが。]
はい。
プラスに流れるように、祈るしか、ないっすね。
[床に座って、再び膝を抱えた。]
/*
……ちなみに、馬鹿だったのは中身です(爆
ログを駆け足したら、いつのまにか別の部屋と思い込んでたんですよ!どうみたって安置部屋の描写だったのに。
申し訳ありませんでした(汗
…襲わなきゃ、残れるんじゃねぇか。
[自分ももう、ichininoを手にかける気は薄れている。
ただ、自分達が残り、ichininoまでも残すには、唯一つしか方法がなくなっていた。
それを理解していながら、そう言葉を紡ぐ]
─ 集会場外 ─
[krutを見据える目はそのままにしていたから、こちらの言葉への変化>>203にも気付くことが出来た。
先ほどまでと違い、動揺が見えたように思えてこちらの眉も微かに動く。
マリーと親しそうには思えなかったから、ichininoを案じているのだろうか。
それとも他に理由があるのか、そこまで読み取れるわけもなくて。]
あぁ。
お前が、アズマにしたのと同じことを。
12さんが、するって決めたんだ。
[事実を、もう一度口にした。]
そうだと いいね
[ああ、コエもちょっとかすれる。
最期、やり忘れないようにしないと。
動ける最期の間際に
イチお姉さまに。
ワタシノコトズットオボエテモラワナイト]
[イチお姉さま最期にいいものみせてあげるよ。
携帯を開いて、イチお姉さまの手に画面を一回押し当てて、ピッて選択完了♪
そのままイチお姉さまの顔の前に出したよ。
見えにくい?ごめんねイチお姉さま、ほらもっとよく見て。イチお姉さまの顔近づけるよ、ホラ見えた?
見えたよね。この画面、イチお姉さまも何度か見たことあるはずだもん。よーくしってるものだよ。ホラ見て。
ゲームの画面。
見慣れたシステムメッセージ。
赤い窓。
選択するところに、ほら知ってる人の名前が見えるでしょ?
laurusって、お姉さまが決定ボタン押したんだよ。がんばって生き残ってね。
ズット ワスレナイデネ ワタシノ コト アハハハハ
ああ、えがお むりだよ これ くるしい
もぉ みえな きこ え ]
……仕方ないじゃん。
二年ぶりの復帰戦が超リアル人狼で、霊能のお仕事って言ったら、人が死んでなんぼで。
ふつーに笑ってたら、その方がよっぽどだろってば。
……まあ、バカ男の記憶に巻き込んだのは、悪かったけど、さ。
思い出しちゃったんだから、仕方ないじゃない、か。
[その部分をいう時は、さすがにぽそぽそ声になったが]
…………それと。
信じるの押し売りは、負担になるんだぞ。
だから、やりたくないんだ。
聴こえないほうがいいな、
でもまぁ、――もし、全部終わったら、その時には、聴こえるかもしれないな。
[もし、まだ先の未来。
彼女が生きていればいいと、そう思う言葉をつなげる]
それは本人にも、ちゃんと伝えないとな。
でも、やっぱり、来てほしくはないな。
[皆殺しなんて未来はみたくないと頷いて。
怒られることがわかっているのは、やっぱり言わなかった]
そうだね、そう祈ろう。
早く、終わって、
帰れるように。
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