情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
っつ、エウリノ!
[ざわりと狂気の風を纏う主を抱くも、もはやそれは限界に近かった。
荒ぶる風に、内が震える。
それでも、傍を離れなかったが。]
[可能性が何かなぞ、考えている余裕は無い。
埒が明かぬ状況に、苛つきが頂点へと達する]
……もう、面倒、だ。
[ぽつりと小さく漏らし、押さえつけられている腕に力を込める。
ゆっくり、しかし確実にユーディットの腕を押し返して行った]
……こんなところで……俺は死ねぬ……。
全てに復讐するまでは!!
[尋常ならぬ力でユーディットを弾き飛ばし。
俊敏なる動きで起き上がると、そのままユーディットへと襲い掛かる。
その腕は爪を携えた白銀の毛並みへと変貌し、苛立ちの元となっている女に対し、下から切り上げるように揮われた]
/*
防がれる可能性無きにしも非ずだけど、ティル襲撃にしてみる。
通った時にはエリに頼んで一撃貰う予定。
通らなくても頼んで一撃貰う予定(ぁ
工房徒弟 ユリアンが「時間を進める」を選択しました。
……なっ!?
[二人の問答の様子。
その行方を見守っていた矢先の動きに、対策が遅れた]
……ユーディっ!
[とっさ、抜き放つのは懐の短剣。
間に合うか。
そんな思いを抱えつつ]
音楽家 エーリッヒは、少年 ティル を能力(守る)の対象に選びました。
や、――――――――エウリノ!
[表の世界で銀色の腕を見せる主に、目を見開いた。
しまったと思った。
主の苛立ちの元を、先に叩くべきだった、と―――]
[頬杖を突いた侭。
手は、口許を隠すように。
赤い眼は何も映さず。
生者に視えぬ死者に、為す術はない。
手を伸ばしても、声を発しても、届きはしないのだから]
納得した、と言ったのに?
[肩を竦めた。]
そうですか、貴女が本物で、けれど私を信じられないなら。
その勇気を持てないなら。
私が――
[イレーネの持つ短剣を取ろうと腕を伸ばしかけ――]
……ぐっ!?
[ばん、と物凄い力で弾き飛ばされる。
何も判らないまま、――――]
[――――視界が朱で染まる。]
殺す、ころす、コロス──!
偽るだの、欺くだの、もう、面倒だ。
全て喰らってしまえば同じことではないか!!
[狂気が身体の中に渦巻き、高らかに声を上げる]
くはははは!
血の惨劇、狂乱の宴、紅き華を咲かせてやろうぞ!!
私が納得したのは、アーベルさんがノーラさんが殺された後に取ったの行動だけ―――
[そう言いかけて、目を見開いた。]
――――!!!
[青ざめる、目の前で起こった出来事に。]
[ふ、と口元が斜めに上がった。]
本当に、あなたが。
おおかみ、だったんだ。
[熱。痛み。苦痛。それから、すべて。]
エーリッヒ様――
[朦朧と]
逃げて――
エウリノ!エウリノ!!
[狂気に飲み込まれた主の名を何度も呼び続ける。
だが、ああ、だめだ、もう――――――――。
秘密は露見してしまった。
その事実に恐怖した。]
[舞う紅。
それが示すものは容易に知れて。
過ぎるのは、『間に合わなかった』という思い。
それに急かされるよに、ユーディットへと駆け寄った]
ユーディ!
ユーディット、しっかりしろ!
[逃げて、という言葉は聞こえていたが。
それには答えず。
振り返る緑が見やるは、今、紅を散らしたもの]
……そういう、事かよ……!
[先程まで己を強く押さえつけていた女が容易く朱に染まる]
くははははははは!!
何もかも喰らってくれる!
我が力、とくと思い知れ!!
[白銀を朱に染め、その場で高らかに笑い声を上げる。
その瞳は鳶色から紅へと変わり、顔にはいつもの無表情ではなく、惨劇を望み愉しむ歪んだ笑みが張り付いていた]
[遠くなったはずの赤い世界。
そこからの叩き付けるような力に膝を突く。
輪郭が崩れる。人の形を保てない。
だが前と違い、ギリギリ今の意識を掴んでおくことだけは出来た]
『――――!』
[影のような獣の姿で、伏せる。
脳裏に響き渡る哄笑に弾かれないよう、ただじっと耐える]
[響く、笑い声。
左の腕が疼く]
……てめぇ……俺のいる場所で、そんな真似ができると思うなっ!
[宣する手、握られた銀を飾る紅は鮮やかに燃えて]
ユリアン…っ!
[猛り狂うユリアンを呆然と見ながら。]
ユリアン、ああ――――――。
[顔色は、蒼白。
それは信じていた人が狼だったという事ではなく、守られていた秘密が露呈してしまった事への恐怖。]
[渇きがそこにあった。耐え難い渇きが襲ってくる。]
この、じんろう、がっ……!!
[憎しみが瞬間的にユーディットに力を与える。
ポケットから、震える手が突き出された。]
[イレーネに渡したのはただの短剣、しかしこの手にあるのは――アーベルの。]
死ねええええええええッ!!
[狼の右眼に向け、銀の短剣は突き出される。
自分の名前を呼ぶ声が、遠い。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新