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[そりゃまあ余所事ばかりいってて、間に合うほど都合がいいわけではないのですよ。
案の定呪いのほうが早くって。どうなるのかなぁと思ったら]
……ぉぉぉぉー
[驚きなのかなんなのかの声は、魔力により液体が光って、身体の大きさにしたがって小さくなる。
そのままあっさりと捕まえられ押さえつけられ威嚇される]
チュー(ロミちゃんって重いね)
[戸惑いとかよりもまずそんな言葉が出たりした]
[炎と光と風の乱舞に目を閉じる。
炎も押し負けていない。動きの阻害は十分に出来た]
我が名を銘と刻みし剣よ。
瞬く間のみ、力食らいて細き道を通せ。
[魔力を食らう剣。
迫る力も食らうが自分のも吸い込まれる。
それでもその瞬間に勝負を掛けた。
炎も光も風も吸い込んだ空白地帯が帯のように伸びる]
貰ったぁ!
[そこを走った剣先が相手の懐へと届く。
流石に深く刺してしまうわけにもいかないから、僅かずらして掠め斬った後、引き戻し剣の腹部分を横から叩き込み直した。
呼吸が乱れれば制御も崩れる、はず]
[放たれた炎は、陽鷲王の力と拮抗する。
その力に、僅か、真紅が細められたにのは気づくや否や。
唱えられる呪に応じ、剣が魔力を食らう様。
手にした『魔本』が、物言いたげに震えるのを制し、その力の流れを辿る。
その、僅かな乱れは隙となり、そして]
……ちっ!
[気迫と共に、繰り出された刃。
回避のために影鏡や界渡りを展開する暇も余裕もなく、紅が散る]
中々……やるな!
[それでも、口の端に浮かぶのは愉しげな笑み。
真紅は上空の陽鷲王の映し身へと向かう。
言葉にならぬほどの早口で紡がれるのは、帰還の呪。
焔の翼がひとつ、羽ばたき、光の獣王は空から姿を消し、そして]
……死ねん身で実剣に斬られるこの感触だけは。
どうにも、慣れんな。
[ある種場違いな呟きと共に、長く伸ばした銀の髪がふわりと揺れ。
その場に、片膝をついた]
雷撃学科1年 イヴァンは、疾風学科導師 ゼルギウス を投票先に選びました。
─回復ふわふわルーム─
[ごろごろしながらじーーーっと外の様子を眺めていたのだが]
え。ええーーーーーーー!!
ユリアンはともかく、ゼル導師が負けたーーー!?
[何気に酷いです。
意外な結果に大きな瞳を何度も瞬かせた]
疾風学科1年 ユリアンは、疾風学科導師 ゼルギウス を投票先に選びました。
―通路→回復ルーム―
[いろいろと満足したので回復部屋まで戻ってきて、そこで伏せて休んでいた。画面の方は一応見ていたが、ほとんど決着ついた後だったのであまり意味はなく。そのまま目を閉じ眠りにおちた。
口の端から何か足みたいなのがちらっと出てるが、あまり気にしないほうが*いいかもしれない。*]
[ぽけー、と外の様子を見ていると、部屋に気配が増えるのを感じた。
見れば床に伏せるところのフーゴー]
…………。
[何かを見て、すすす、と目を逸らした。
突っ込んだら負け、と言うか、その事実に納得して突っ込みようが無かったとも]
―平原エリア―
[動物の言葉は理解できるので、ユリアンが何を言っているのかもわかる。
右足でユリアンねずみを抑えつけながら]
そんなこと言ってると食うよ…?
[駆けるのは冷たい言葉。
口を開いて、ユリアンねずみの首のあたりを甘噛み。]
疾風学科導師 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
チュ〜(導師もやられちゃったんだ。びっくり)
[なんて導師が片膝をついたのをみたところで、ぴたりと首に歯があたって]
チュー(鬼ー。悪魔ーそんなだから重くな…じゃなくてごめんなさい)
[相変わらず思ったことが先に出るところは健在であった。
思わず盟約龍も近くでため息をついている]
[ゼルギウスが膝を突くのを見て、まだ暴れたそうな剣を鞘に押し込む]
…ここで出てくる感想がそれですか。
あのまま斬っても良かったんじゃ。
[酷く疲れた顔でぼやいた。
実際足にきそうなほど疲れてもいた]
ロミー?
[振り返った先にユリアンはおらず、ねずみを組伏せ噛み付いている猫が一匹]
おお。見事。
『それと、齧ったところで死なないからやりたかったらやっていいわよ』
チュー(裏切り者ー)
[真面目にやりそうでやってなかったのが不機嫌らしいカリンに告げ口されてました]
[何やら暴れたそうな剣の様子にくく、と低い笑い声を漏らして]
詳細な評価は、後日、雷撃学科に届けてやるから、たのしみにしとけ?
[続くのは、こんな一言。
それから、ちら、と『魔本』に視線を落とし、追試会場の様子をチェックする]
ん……向こうも終わったようだし。
よし、全員集めて結果発表、と行くか。
[さらりと言って、ゆっくりと立ち上がる。
ユリアンの様子は、一応見てはいたものの。
敢えて、何も言わずにおいた。
裏返せば、後からなんかくる、と言うのかも知れないが]
さっすが、イヴァン。
[ユリアンのねずみ言葉に、口を離して視線はイヴァンとゼルギウスの方に。
ゼルギウスが片膝をつき、イヴァン立っている。
それはイヴァンの勝利を物語っていた。
イヴァンからかけられた言葉に、明るい言葉で返す。]
私たちの勝ちだねっ!
[足元でさらに何か言われた気がして、前足で押さえつける力を少し強めた。
謝る言葉が聞こえても前足はどけなかった。]
『……ルギィ』
[そこにふわり、と舞い降りてくる水晶龍。
紫の瞳は、酷く物言いたげに。
それに返すのは、苦笑めいた表情]
あー。
手当ては後で、『御方』に頼むから。
睨むな、睨むな。
『……まったく、あなたは……』
[呆れたような言葉と共に、水晶龍は再度、尾を揺らした]
チュゥ〜(あんなに可愛いと思ってたのに〜)
[力が強まって、地面に更にへばりつく感じ。
しかしなんでこんなにいろいろされても普通に元気なのでしょう]
[告げ口が聞こえて、じーっと冷たい視線をユリアンねずみに向けたまま]
首?耳?尻尾?足?背中?それともお腹?
ユリアンはどれがすき?
[気兼ねなくいけると知ると聞いたのはそんなこと]
/*
……質問の回答結果でどの武器が扱えるか分類されるフリーゲームで斧になった。
素手じゃないの?(´・ω・`)
当たりにくいけど当たればでかい、は楽しいけどストレスも溜まる(ぁ
…開放はしちゃいません、開放は。
てか、生徒相手にあんなの喚ぶ方が…。
[言っても無駄なのは分かっているが。
天を仰ぎ、水晶龍から離れて戻ってくる黒曜龍に左手を差し出した]
おう、援護ありがとうな!
[ロミに笑いかけた姿勢のまま地面に崩れ落ちた。
水晶龍から離れてきた黒曜龍がその上に無言で舞っていた]
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