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[七重の言葉に、僅か見える口元に愉悦を浮かべると、]
はっ。謙遜するなよ…………『人殺し』。
[嘲笑に嘲笑を返す。]
それによぉ、さっきも言っただろ?
俺は俺のことを過大評価なんざしてねぇ、ってよ。
その高もてめぇを殺せるだけありゃ、十分おつりが来るだろうが。
[言いつつ、他のふたりに注意を向けながらゆっくり歩を進める。
ナイフについては、七重が動いたならそれを手に取る前にケリをつける心積もり。]
[ゲームでも、現実でも、死んでしまった人間には何も出来ない事だけは同じ。
周りの人たちの話を聞きながら、何も言わずに、ただ視線を向こうに*向けるだけ…*]
[玲の呟きには、何もいえなくて。
軽く、視線を向けるしかできなかった]
……そーなの?
[強い、という評価には、軽く瞬き。
裏側の思考なんて、あの時も今も知る由もなく。
諦め早かったなあ、なんて呑気に考えながら、七重を手伝っていたりしたのだけれど]
……ナタリたん……。
[詰められる、七重と奏の距離。
力のこもった裕樹の手に、自分の手を重ねるようにしながら。
目を逸らさずに、じっと、現を見つめた]
[合図はryouの声だったような気がする。
一瞬にして駆け出したryouからワンテンポ遅れて、
僕もryouとは別方向から敵に向かって走り出した。
仕掛けた罠はあちこちに点在する。それを注意深く避けながら、]
人殺しはお前だろ? さっさと還れよ!
[注意深く伺っていた視線、
驚異的な力を持つ者も、同時に三人が動き出しても、
対処しきれるだろうか?]
煩いよ、『快楽殺人者』。
アタシは自分のしたことを、することを、貴方みたいに逃げたりはしない。
自分が手にかけた相手の命を、罪を背負って生きて行く。
それがアタシなりのケジメのつけ方だ。
[自分を『人殺し』と呼ぶ相手に言い返す。
涼が逃げろと言ったが、その場から動きはしなかった。
奏がこちらへと近付く以上、ナイフを取りに走るのは危険が伴う。
けれど涼も、晴美さえも動き出した。
このチャンスを逃す手はない]
釣りなんか、あげる心算もさらさら無いわ!
[立ち上がると同時に地を蹴り、ナイフを拾おうとする仕草をする。
伸ばすのは左手、右手は後ろに隠したままに]
医学生 七重が時計を進めました。
[そういやコイツもまぁ悪気なく着せてくれたもんだよなと。
思い出すとちょっと、突付いてやりたくもなったが。]
…まぁ。
いつか会えたら、本人に聞いてみればいい。
全員いつかは必ず、こっち側の住人になるんだからな。
[それが何時になるかは分からないが。それは約束されている未来。
重ねられた手の感触があるのは悪くないと、頭の隅で思いながら。
対峙し、知恵と力の限りをふりしぼり、人狼と対峙する三人を見て。]
…まだ早いけどな。
[呟くと同時に、三人が動いた。]
[涼の声にゆらり上体が揺れ、漆黒が涼を捉える。]
……ああ、いいぜぇ? 死に急ぐなら先に片してやるよ。
その代わり、後が詰まってるから優しくしてやれねぇがな!!
[とんと、無事な足の方で後ろに跳ぶ。それは仮に七重がスキを見てナイフを拾い駆け寄ろうとしても、涼とかち合う位置への移動。これで、同時に対処すべきはふたり。
そして、晴美の言葉には心底呆れたような目を向けると、]
ばっかじゃねーの。そんな当たり前のこと分かってるに決まってるだろーが。
数は問題じゃねぇ、『やれる』か『やれない』かなんだよ!!
[その足は油の上に着地。だが、]
あと、あからさまな動きで何かしたのがばればれなんだよ!
[踏みとどまるでなくそのまま足を滑らす。僅かならず体勢を崩すが、転倒をすることはなかった。]
/*
そう、『数が問題じゃない』んだよ。
『やった』か『やってない』か。
エピの幅広げるために、七重にだけは殺されるわけにはいかんのよ。
C狂が裏切って狼投票で吊りか。
…ゲームならランダムかもな。
[涼は文字通り狂った人間。その腹は、結果が出るまで読みきれない。
現実を見れば、そんな事は無いように思えるが。
結局差し引いても、結末は分からない。]
うん、知ってるよ? 馬鹿だって事は。
ばればれだって事も、把握済み。
でもこれはどうかな? 少しは応えるんじゃない?
[そう言って、僕は体制を崩した相手に近付き、
傘から分離したスタンガンを近付けスイッチを押す。
衝撃は、彼の身体を走り抜けるだろうか。]
[巻き込んだ時の事を思い出している内心になんて、気づいていない。
そもそもあの時は色々とはしゃいでいたから、余計に気づく余裕もなかったのだけれど]
……そ、だね。
[いつかは、こちらの住人に。
それは、誰であれ、避けられない事]
でも、今は……まだ。
[来てはダメ、と。
祈りながら。
動き出すものたちを、みる]
じゃあ、聞くがよ。てめぇは今まで食べたパンの数を覚えてるのかよ?
その心意気は買うが、俺にそれを求めるのは筋違いなんだよ!!
[体勢を崩しつつも、七重の声にはそう返した。]
[左手にナイフは隠したままそのまま奏との距離をつめて、
左手を背からさらしナイフが見せつけて。
体勢が崩れ晴美のスタンガンを受けた奏に右手で自分に巻いていたタオルを剥ぎ取り、奏の視界を隠すようにその顔に向けて投げる。
投げられたタオルは広がりながら奏の方へ視界を防ぐことはできるだろうか?]
あなたなんか、大嫌いっ!
[そのまま左手にもったナイフを突き入れようと奏に駆け出す。]
双生児 奏が時計を進めました。
双生児 奏は、お嬢様 涼 を力(襲う)の対象に決めました。
[体勢を崩した間に、晴美に懐に潜り込まれスタンガンを受ける]
んな……………めるなぁぁぁっ!!
[ギリと奥歯を鳴らしそう絶叫すると、晴美の胸を逆袈裟に切り裂く。
その瞬間視界を覆うのはタオル。]
これくらいで見失うと……
[そう言って気配を読み取り、振り上げた爪を今度は涼に振り下ろそうとし……]
/*
むー?
ナイフを拾って反撃に出る場合、涼と進行方向がかち合う
=元々フェイントだし涼にぶつからないようにすることは可能
かにゃ?
乱戦めんどくせぇwwwwwww
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