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[手を離すと、向き直ってへーベルクイン夫妻に静かに頭を下げた。何も言わない。何も言われない。
顔を上げ、深い感謝を込めてもう一度だけ頭を下げて]
ミリィ。
もう少し、一緒に踊っていただけますか?
Mein Geliebte.
[ミリィへと手を伸ばした]
/*
ちょっとばたばたしてるから、今のうちに。
狂人にしか見えない真っ黒占い師でしたが、
皆様、お付き合いいただき、ありがとうございました。
黒々したりなくていつかリベンジしたいと思っている辺り、
自重しろという話ですが。
口の減らない子ですので、アレなときは言ってやってください。
それでは――また、別の物語でお逢いしましょう。
うん。
イレーネ。ずっと親友だよ!
もしも、この先、寂しくなったり、辛くなったら、空に話しかけてみて!
私はいつでも、そばにいるんだから!
[大きく笑みを浮かべ―――ミリィの姿が徐々に溶けていく]
私は……ずっと、みんなのそばにいるよ!
─ 今は一人きりの新居 ─
[脱ぎ散らかされた衣類。洗われもしない食器。
床に転がる酒の空き瓶。
ソファーにはだらしない姿の男が一人。
ふわり吹くのは一陣の風。]
…忘れないで、とも…忘れてとも言えないわ。
けど、アナタは…ちゃんと生きてね。
[起き上がった男の目には、声の主の姿は見えず。
ただ、遠ざかる気配を追って消えるのは…幼い子供のたのしげな笑い声。
…それ以外は、何も残さぬまま。*]
いえ、私は。
私は、幸せでした。
父も祖父も会えなかった、愛せる人に出会えて。
[狼に仕える一族の末裔は、そう主だった人に微笑んだ。]
…はい。ありがとう、ございます。
お医者先生も、どうかミリィと。ずっと一緒で。
[オトフリートにぺこりと頭を下げて。
その瞳に緩やかな笑みを。]
/*
それでは私も。
皆様。
短いようで長いようで、そんな不思議なひとときでしたが。
お付き合いくださり、本当に本当にありがとうございました。
特に、村側御三家仲間となったアーベルとエーリッヒには、
最大級の感謝と愛を捧げます。
ありがとう!
またいつか、どこかでお会いしましょう。
ユーディットでした。
…ごめんね、ミリィ。
私、ユリアンが待ってるから。
[向こうに行ってるねと、親友に微笑んで。]
ありがとうミリィ、私の、大事な親友。
またいつか…いつか、会おうね。
[そう抱きしめてから、踊りの輪を離れた。
真っ直ぐに向かうのは、一番大切な人の元。]
うん!先生!
喜んで!
[溶けかかり、薄らいでいく姿を気にも留めずに、オトフリートの手を掴んで、踊り歌う。
世界はこんなにも―――美しい]
……俺で慣れた、ってのも、大概どうかと。
[何となく、掠めるのは苦笑]
……ああ。
生き残った者として。
悔いのないように、生きるさ。
[静かに告げて]
……ありがとう、ユーディット。
[最後の礼をするユーディットに向けるのは、短い感謝の言葉]
誰が変わり者か。
[自覚の無い様子でユーディットに反応してから、緑の瞳を見据えた]
久しぶりと思えば久しぶり、
そうでないと思えばそうでもないんじゃない?
……いなくなった奴の心配しても、仕方ないだろうに。
その辺りは、俺の役目じゃないからねえ。
ま。
精々頑張ってよ。気が向いたら、見てるから。
[ロスト──オトフリートから向けられる会釈には軽く返すだけに留める。
その口元には薄く笑みが浮かんでいたかもしれない。
ミリィやイレーネが上を見上げる様子を見て、己も視線を上げる。
そこには大きく架けられた七色の橋。
それを見上げ、ああ、と短く声が漏れた。
それは己が魅入られたオパールの輝きと似ていて。
この村に留まった理由を改めて思い出した]
(──もっと、この村に住んで居たかった──)
[それは今も変わらぬ思い。
己が居場所としたかった願い。
少しだけ、悲しげに表情が歪んだ]
ユリアン、ユリウス…!
[ぱたぱたと、途中でこけそうになりながら。
両手を伸ばして愛する人の元へと飛び込んだ。
見上げれば少し悲しい顔をしていたみたいな気がして。
抱きしめた両手に力を入れた。]
ま、時間なんて曖昧なもんだしな。
[軽く、肩を竦めて]
それだけ、お前が心配だった、って事にしとけ。
ああ、生き残った俺の役目、だからな。
気が向いたら、ね……まったく。
ま、頑張りますよ。
[エーリッヒの言葉には、微笑みを返し。
起こした身を、そのまま後ろからやって来た青年へと向ける。]
アーベル以外にいるわけないでしょう!
本当に……。
[ふわ、と抱きついた。]
ねえ、虹が消えるまではこのままで居させて。
忘れないから、ずっと、忘れないから。
大好きだから、大切だから。
愛してるから…。
[囁くように告げた言葉には、微笑をのせた。笑っていたかったから。]
[差し出した腕をすり抜け抱きついてくるイレーネ。
もう時間は少ない。
それを感じてその背中に腕を回した]
……愛してる、イレーネ。
二人で健やかに──生きてくれ。
[それは切なる願い。
共に在れない分、生きた証である二人に長く生きて欲しかった]
―――先生、大好き!
[消える間際に、オトフリートと唇を重ね合わせ、やがてミリィは最後の宴、最後の人としての姿を終わらせ―――世界と一つになった]
【……世界は苦痛に満ちている。
世界は悲しみに溢れている。
ならば、そんな世界を明るくしてくれるものが出来たこと。
それだけは、喜ばねばなるまい。
このような少女を生んでくれたこの村に……深い感謝を】
[最後に、認識も出来ない観測者の声が響いた]
[薄れ行く虹の色。夢は終わる。
消えていく人々の影に向かい]
みんな、またなー!
[大きく*手を振った*]
/*
おつかれさまでしたーノシノシ
はいはい。
そういうことにしときましょうか。
[薄い笑み。以前と変わらぬようで、少しだけ、違う]
――くだらない人生だったけど。
まあ、それなりに。
悪くも無かったかな。
[小さく、言った]
[アーベルに抱きつくユーディットの様子にくすり、と笑んで。
空に架かる虹を見やりつつ、再びハーモニカに唇を当てる。
祈りと願いの全てを、調べに託し。
ここから飛び立つものたちの幸を、残るものの幸を、ただ、願いつつ、音色を紡いで]
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