情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[刃は砕け]
邪魔を
するな…!
[叫びは咆哮に変わり
少年の姿は白い狼に変わり]
[アマンダの頭上を軽々と飛び越える。]
[その一瞬、ユリアンを睨み付け]
[こどもを取り巻く風は、フィロメーラにまでは届きません。眼の前で、もうひとりの自分とも云える存在が火の中に包まれてゆくのが見えました。]
……フィロメーラ!?
[ふつり、なにかが弾けるような感じがありました。]
[混乱しているイレーネの様子に、ぽんぽん、となだめるように頭を撫でて]
……一緒にいるだけが、つながりじゃない。
……俺は、虚を追い出される時に、『魂の父』に、こう言われたよ。
あああ、フィロメーラ!!
やめてやめて!
壊れ、ないで…!!
[ブリジットの言葉は耳に届いていたけれど。
冷静に、望む事など今の彼女には出来るわけもなく、ただ恐怖に叫ぶ。
クレメンスの気配、オトフリートやブリジットの言葉、そして燃えるフィロメーラ。
どんどん取り乱す。]
本当に、馬鹿だよ、フィロメーラ。
君は。
[火の舌が焼いたかの精に、苗床は呟くように言う。]
……過ぎた願いは身を滅ぼすというに。
[少年の姿が白き狼へと変わる。真冬のような輝く真白]
…っ、ミハエル!
[頭上を越える白き狼。向かうは少女。
跳躍では間に合わぬと、身体をしならせ長い尾を振り払う]
[氷の精が飛び掛るを見るも、
その風の力が強きを知るからか]
書を、渡すんだ、ベアトリーチェ。
封をしなければなるまいよ。
それがなければ、君のフィロメーラは、こうならなかったのだから。
[それだけの大声をあげたのは、初めてのことでした。頭の中は、まっ白でした。護りの風からも抜け出て、書の力も指環の力も使うのを忘れて、炎の収まらないその中に――フィロメーラのもとへと、駈けだします。]
君は、
あれを喪わせたいのではなかったの?
[尋ねるコエは、わずか、冷たさも含んでいたかもしれないけれど、
わずか、悲しみも含んでいたかもしれないけれど。]
「…」
[ただ一言、光の中から、呟きが漏れる。それは、古の魔法。失われし古代魔法のうち、もっとも聖なるただ一つの言霊]
[全ての障害を除くための…………]
陶芸家 アマンダは、少女 ベアトリーチェ を投票先に選びました。
[火の中にかけこむかの女を、
追うかは悩む必要はなかった。
かれはただ願う。
苗床は、強く願う。
書を、鍵を、
この手に入れることだけを。]
ベアトリーチェ、行くな!
危ない!
[風の守りより抜け出た少女に慌てて
旋風で絡めとろうとも、すんでのところで間に合わず]
壊れたものは、治すこともできる!
だから、自らを失するな!
[取り乱すイレーネに向けて、やや、厳しい言葉を投げて]
確かに書の消滅は望んでいるけど!
ベアトリーチェも大事なんだ!
[矛盾を含む考えに気がつかないまま、
身体が自然と動く]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新