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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、宮廷占星術師長 ライヒアルト、影輝学科3年 ヴィリー、氷破学科1年 ベアトリーチェ、機鋼学科2年 カルメン、翠樹学科2年 ユリアン、元学院生 ナターリエ、大地学科2年 ゲルダ、月闇学科2年 ミリィ、火炎学科1年 ハインリヒ、翠樹学科3年 ローザ の 10 名。
あら〜、大丈夫?
[ベアトリーチェが高波を食らったらしく、その近くに。距離は適度に保っていた。
自分はというとなんだかんだで避けていました]
タオルとかいるかしら。
[懐からタオルとか取り出して、どこからでてきたのかは突っ込んではいけない]
―→湖畔―
学びたいこと、ねえ……。
おもしろそうだな、ま、気が向いたらいつか教えてくれ。
シチもあんたのこと気に入ったみたいだし、仲良くしてくれよ。
[人懐こい笑みを浮かべてゲルダを見た。朴訥とした喋り方も男の気に入ったのだろう。
歩けば湖畔が見えて、皆もいた。
おーい、と手を振った。]
そーぞーりょく、かー。
本読んで覚えるよりは見て覚える方がいいなー。
『……うろ覚えで適当に使えるものじゃないぞ。』
え、そう?けっこーいけるよ?
『お前のは適当すぎるんだ!』
あ、ナタさんいってらっしゃーい。
痛いの治してあげてねー。
『人の話を聞かんかーーーー!!!』
[小言全開モードに入った鴉を完全スルーしてヴィリーたちの治療に向かうナターリエに手を振り。
鴉の叫びはやっぱり少女に届きませんでしたかわいそうですね。]
―湖畔エリア―
勉強なんて疲れるもんだろ……
[むくれたローザ>>1:226が人の不幸を笑うのに軽くにらむけど、同じ波の余波をベアトリーチェが被ったのを見た]
お、ベアトリーチェ、大丈夫か?
[同時に気づいたらしいローザ>>0がタオルを出すのにどこからだした、とぽそりと突っ込んだ]
しかし欠片の回収って結構時間かかるなあ。
[疲れた、と言う様に岸辺に座り込んだ]
……さて、と。
ぼちぼち、全員戻ってきたか。
[ぐるり、周囲を見回して、集まる面々を確認する]
それじゃ、一休みしたら、実技試験も並行して始めるぞー。
[呼びかける手には、ルーンカードのデッキ]
─湖畔─
『構わぬ。身から出た錆であろう』
[今後に支障が出るやも、と言われても>>1227、ティティエンは曲げなかった。リー自身も自分でやろうとは思っているため、反論は出ていない]
『講師が居らんでもやりかねん阿呆だがな、此奴は…』
[気持ちは理解出来ても、それで身を危険に晒してしまっては元も子もないと考えるためか、ナターリエの好意的な感想にもティティエンは難色を示す。頭突きのダメージに沈んでいるリーはと言うと]
術式ぁ、おれん国独特のもんだはんでなぁ。
国ちっちぇし使い手も少ねはんで、あんまし広ぐは知らいでねびょん。
んだな、なんがあってもセンセ居るどぎだば、なんとがしてけっぺ。
[お気楽な考えを口にしていた]
ありがとうございます。
[>>0カルメンは適度な距離を保ってくれたので固まることもなく。
どこから出てきたのかハテナが浮かんだけれど、素直に手を伸ばして頭を下げた]
冷たかったけれど、大丈夫です。多分。
[>>3ユリアンにもコクッと頷いた。大丈夫に根拠はない]
―→湖畔―
気が向いたらな。
[答えの調子は淡々として。
だが申し出は断らず、人懐っこい笑みに対しても頷きを返した。
見えてきた湖畔には既に殆どが集まっていて]
結局挑んだのか。
[怪我をしたらしいヴィリーと講師の姿が目に入り、呟く]
……こらこら、そこ。
何とかせにゃならんならするが、最初から当て込むな。
[ナターリエとヴィリーのやり取りに突っ込みを入れつつ、デッキを素早くシャッフルして、そこからカードを二枚引き出す。
引き抜かれたのは、『聖母』と『天秤』]
ふむ。
そこの二人、か。
あ、せんせの勝ちだよー。
でもヴィリさんもすごかった。
[ユリアンの疑問>>1:223が聞こえたのでそっちに答え。
てたらベアトリーチェが水被ったのに気付いてクロウがぱたぱた。]
何クロウ…って、わぁベアちゃん大丈夫ー!?
[こちらはユリアンの方に行きかけてたので丁度外れてて無事でした。
カルメンがタオル出したのを見ると、私のハンカチもつかうー?とか。]
―湖畔エリア―
んー…そうだね歩き難いし。
[否定にはまだちょっと申し訳なさそうな顔をしていたが、言われて>>1:223ちょっとの間の後大人しく人の姿をとったのは謝罪の意もちょっぴりあったり。
姿が変わると人がいる方へとこちらも歩いて行った。
途中で>>1:224ベアトリーチェが濡れ鼠になってるのに気づくと、ぷるぷるしている姿がやっぱりかわいいなぁと和んでいた。
うずうずっと、ぎゅうっとする一歩手前で>>8ライヒアルトの声に、聞き覚えの有る単語が。]
あれ、天秤って私ー?
[きょときょとと、そっちを見たり。]
―湖畔―
[二人の疑問>>3>>6がもし直接向けられたなら、確かめたいかしらん?とか言って胸元開いたりとかろくでもないことしていただろうか]
大丈夫ならいいのだけども〜♪
風邪引かないように気をつけるのよん?
[そう言葉をかけてからゲルダが戻ってくるとそっちの方に飛びついていた]
ゲルダ〜♪
ねぇ、どうだったのん?
[いろいろと気が多いのか落ち着かない]
ふむ、わかった。
まあ、昨日今日出会った私よりも、よい加減というのはそなたのほうが知っているだろうゆえ任せよう。
[と、文句もでぬヴィリー>>5を見た後、ティティエンに答える。よい加減というのは、絞るときは絞るって意味である]
ま、そのときはそなたが全力で止めるしかあるまい。
[とはいってもそのときに止まれるかどうか…というのがティティエンの悩みであろうけれどそこには触れず]
ああ、私も長年生きてきたつもりだが、初めてみたしな。
国がちっちゃいらしいが、なかなか大層な技であるのは伺えたゆえ勉強になった。
そうそう、どうせ何かあったらアーデルハイドさんがいるんだ。死ぬ気でとめるだろう。
[なんて>>8のアルの突っ込みに大して聞こえるようにヴィリーにいった]
全部はかからなかったから。
[>>9ミリィにもコクッと頷いて、ハンカチは大丈夫と首を振る]
天秤。
[髪の毛を拭きながらローザを見る。
講師のタイミングに救われたことは知らない]
聖母。
[戻ってきたゲルダの姿も確認した]
―湖畔―
滞りなく済んだ。
[落ち着かないカルメンに対して、落ち着き過ぎているくらいのいつもの調子で返した。
飛びつかれるとやはり逆方向に若干傾いた体勢で]
そちらはどうなんだ。
[と首を傾げて問う。
講師が引いたカードにはまだ意識が向いていない]
―湖畔―
『やっぱり、使い魔がうるさくてこわいと、主もこわい……』
[シチは怪我したヴィリーを心配するより、むしろこわがっているらしい。ヴィリーとライヒアルトの決闘は、ライヒアルトの勝利ということを知ったハインリヒは、ふむと頷く。
ゲルダに飛びついたカルメンにちょっと驚くが、講師がカードを引いたことに気付いてそちらを見た。]
聖母と天秤、か。
ヴィリーも凄かったのか、まあ次のときに見られたら良いな。
[ふむ、とミリィ>>9の情報に感謝しつつ、次の機会を愉しみにした]
まあ、あんまり濡れなかったなら良かった。
[うなずいたベアトリーチェ>>6があまり濡れた様子がないことにほっとして。
講師がルーンカードを引いたときにもどってきたゲルダとローザが指名されたことにおや、と瞬きを一つ。
わりと素直に人の姿をとったローザへと視線を向けて]
しょっぱなからか、がんばれ。
[にこやかに応援しておいた]
[傾くゲルダにかまわずそのまま、抱きつくような体勢で]
それならよかったわ〜♪
[そして続いた疑問の言葉、やや間を空けて]
二個だった♪
『置き去りにしていった結果がこれだよっ!』
[てへって感じで軽く、それまで黙ってたミリィの腕の中の飛翔は津込みを入れていた]
ああ。
『聖母』と『天秤』のカード所有者の二人が、最初の実技選抜者となる。
[引かれたカードに気づいた受講者たちに、頷いて。
直後、二人の持つカードが青い光を放った]
その光が、紫に変わるまでの間に、他の誰かのカードに光を移す事ができたら、実技点にプラス。
間に合わなかったら、一次試験は脱落、という事になる。
光を移す手段と相手は問わない……って言っても、俺と、補佐役選抜したカルメンの二人は、例外な。
そっか、でも風邪ひいたらいけないからちゃんと拭くんだよー?
[>>13ベアトリーチェの返答を聞くと、拭くの手伝うほどじゃないかな、と思ってにっこり手を振るだけで終わりました。
腕の中の飛翔はまだそのままいるんでしょうかね、さすがにそろそろカルメンに返さなきゃと思ってたら当の本人がゲルダに抱きつくのが見えてタイミング逃しました。
美人同士がきゃっきゃうふふしてるのは目の保養だなぁとか思ってみてたら聞こえてきた声>>8に瞬き一つ。]
聖母と天秤っつーと…
『ゲルダ殿とローザ殿だったはず、だな。』
[実技試験を、と準備を始めるライヒアルト>>4には、寝転がりながら視線だけを向けて。当て込むなと言う突っ込み>>8には、けら、と笑いを返すだけだった]
『……簡単に言うなである』
[>>12 全力で止めるしかないのは理解しているため、ティティエンの気はとても重かった]
うっへへ。ほしだらにしゃんべってもらえるんはありがでな。
おれんどごの導師だら、もっとすんげぇっぺよ。
おっは、寮母さしからいでまるが。
[勉強になったと言われると嬉しそうに笑う。導師の事を出すまでは上機嫌だったが、寮母の名が出ると少し身を竦めた]
[傾いたまま]
そうか。
しかしまだ初日だからな。
[慰めのつもりか、カルメンの成果を聞いてそう返す]
置き去りとはどういうことだ。
[飛翔の突っ込みに状況が分からず首を傾げていると、懐に青い光が灯り、瞬いた。
取り出して『聖母』を見つめ、講師>>18に視線を移す]
[ユリアンとミリィにもありがとうともう一度言って]
タオル、どうしましょう。
試験終わってからでもいいですか。
[ゲルダに抱きついているカルメンに尋ねた。
帰ったら洗濯して返そうかなと思っている]
……そら、女帝に殺されるよーな状況にはしたくないけどな。
[>>12 聞こえた声に、何となくジト目になった。
その時がくれば動く、というのは、まず間違いなく読まれているから、これ以上は突っ込めない、とも言うのだが]
うん、すごかったよー。
最後ヴィリさんの呪が間に合ってたらどっちが勝つかわかんなかったと思ったー。
にゃ!?
『飛翔殿…』
[愉しみっぽいユリアン>>16に感想補足してると、腕の中の鷹が急にツッコミ入れたのでちょっとびくっと。
肩に乗ってた鴉はそっと涙を隠しました。]
ま、そこはアーデルハイドさんとともに要研究ということで…な
とはいえ…そなたが心配してくれるからこそヴィリーものびのびやれてるように見えるがな。
[などど寮母様の名を出したところで身を竦めたヴィリー>>20を見逃さずにティティエンにいいながら、アルの臨時講師っぷりとその内容を聞きつつも]
ふむ、今の影輝学科の導師殿も扱える…というわけか…
ある意味あそこも変わらずということだなぁ
[色々なものが集まっている。と懐かしむようにいった]
[いまだミリィの腕の中の飛翔は、戻されるタイミングを逸した様子で、いっそこの子についてもいいんじゃないかとか考えはじめていた。
でもどっちにせよ、苦労するだろうことはクロウを見ればと心の中にだけに、もろもろの事情で口にはできなかった]
『盾にされたうえに、置いてかれたんだよ』
[不満の言葉をゲルダに投げかける。
そんな折りに光るゲルダのカード]
あら〜、大変ねぇ〜♪
[ゲルダに抱きついたままで他人事のように、自分はその試験事態は免除みたいなものだから]
がんばってねゲルダ、応援してるわぁ〜♪
[頬にキスとかしてやろうと思ったけどワンパターンすぎるのもあれかなとか、考えてぐしぐしと頭をなでてみた]
安心しろ。私もあの人を失望させたくないゆえ…な
[だからこそ最後のときだけは近くにいた...はジト目の>>23アルに近づいていき]
臨時講師業お疲れっと。
『生命の神秘に請う。その偉大なる力を癒しとし、彼の者の身を安んじたまえ』
[と詠唱とともに指先に光が集い。それをアルの体に埋め込めば、負った傷が徐々に治っていくだろう。
……何気に治療技術が高いのは、アルの迷宮的な犠牲によるものだと思えばある意味複雑かもしれない]
―湖畔エリア―
一番だねー。
うん、がんばるよー。
[ユリアンからのにこやかな応援を>>16満面の笑みで受け取った。
この先の苦労やらに関してはまだ想像及ばずといった所。
ライヒアルトの合図>>18に、髪の中から取り出したカードが光った様に珍しい物を見る目で眺めながら、説明は頷きながら聞いていた。]
先生とカルメンは駄目なんだねー。
んと、ゲルダも駄目だろうからええと残りは…。
[と周囲をくるりと見回して、誰に光を押し付ければいいのか暫し悩んだ。]
ああ、そのタオルもらっちゃってもいいわよ〜♪
[ベアトリーチェには手をひらひらっと振りながら]
そんなに高いものじゃないし〜♪
かわいい子に使われたほうがきっとタオルも喜ぶわよ〜♪
[笑いながら答えて、それからゲルダに]
欠片たぶん一番私が少なかったの、慰めて慰めて〜♪
[すりすりと頭を肩口に擦り寄らせていた]
へー、そうなのか。
ヴィリーもすごいんだなあ。
[ミリィ>>24の補足説明になるほどなるほどと頷き。
ミリィ脳での中にいた鷹がつっこむのに、そういやカルメンのだったっけ、とあらためて思った]
……って、光、誰かに移すのが試験なのか……
[それはイコール傍観してられないという意味でもあるから、万一向かってきた場合、どういう対処をするべきか考えるか、と思いつつもゲルダの使用範囲などは知らないから対処の使用もなかった。
ローザとならきっとなんとかなる、とかまあ簡単に負けたりはしないだろうと楽観したり]
光を移す。
……。
[悩むように、ほんの僅かに眉が寄った。
近くで見ていないと分からないくらいの変化だったが。
そしてその一番近くにいるカルメンが補佐役との声>>18を聞いて、瞬きを一つ。
その隙に頭を撫でられた>>26]
応援感謝する。
[くしゃっとなった髪を直す素振りは見せないまま、無表情で素直に礼を言った]
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