人狼物語 ─幻夢─


72 天より落つる月の囁き

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少女 ベアトリーチェ

―二階 廊下―

い……っ

[少しの沈黙を経て。
両腕をついて、身を起こした。
怪我には慣れているし、転んだくらいでわんわん泣くほど子供でもない。が]

……うー。

[小さく唸り、振り向いて荷物を睨んだ。
目尻には若干涙が浮かんでいた]

(242) 2012/01/14(Sat) 22:54:49

研究生 エーリッヒ

―どこぞの次男坊の残念な回想―

[時折、玉の輿に乗った兄の友人が、子供とともに里帰りに来ていた。
本物の貴族の血を引いた者にあうのは、それが初めてだった。
いろんな人が仕事したのがよくわかる服に、洗練された造作。ああ、生まれながらに人の上に立つ者にはそれなりの理由があるのかと、子供ながらに"彼"を初めて見た時から悟った。
 これが誤りなのは、大学に入ってから否応に知ることになるのだが、それは別の話である。

 遠目から眺めることもあれば、遊びにいかないか、と他の村の子と誘いに行くこともあった。どれでも、つかず離れずの距離で、それでも自然と目は追ってしまっている。

(243) 2012/01/14(Sat) 23:00:34

研究生 エーリッヒ


 おいまてよ。相手は男だぞ。俺も男だぞ。おい。

 最初は気の迷いだと思っていた。しかし、しかし……
 やがて思春期を向かえ、それなりに体も動き頭も悪くない、手先は器用だ、ただ性格は残念だったが口が悪いだけで素直な性根。家を継がないということもあって――いろんな女子から家族ぐるみでアプローチを受けたが、本人は見向きもせず。ただこの気持ちがバレてしまったら何もかもに迷惑をかける。だから、わざと名前を呼ばず、貴族様呼ばわり、お世辞にも好意的には捉えられないだろう残念な言動で距離を取ろうと試みていた。でも近寄れれば嬉しい。本当にどうしようもなかった。

 あるとき、教会の懺悔室に入る。相手はまぁ、誰かは把握していない。どちらかだろう。ライヒアルトか、老神父か。

 好きになってはならない人を好きになってしまいました。

 それから暫くして。偶然縁を持つことになった国立大学教授の家に下宿し、そのまま奨学生になった。それからは向こうでそれなりに火遊びをして、「ああ、やっぱり俺はノーマルだった。あれは気の迷いだったんだな。さらば俺の10代青すぎる春」と事故解決に至った。

 はずだった。続く。]

(244) 2012/01/14(Sat) 23:00:59

子守 ブリジット

― 2階・物置→廊下 ―

[暫く間を置けば、掴まれていた手も外れていただろう。
少女は勢い良く転んだように見えて、ライヒアルトに一瞬視線を向けた後、慌てて其方へ駆け寄った。]

ベアトちゃん、大丈夫…?
血とか、出てない?

[視線の先でベアトリーチェは起き上がった>>242が。
涙目に見えたその側で膝を折り、打った場所を問おうと。

最中、廊下の先の部屋から出て来るローザ>>237も見えただろう。
その表情を見て、掛ける言葉に迷うよう一瞬口を噤んだ。]

(245) 2012/01/14(Sat) 23:03:12

修道士 ライヒアルト

─ 二階 物置 ─

……ごめん。

[了承の返事>>241に、紡いだのは短い謝罪。
案じてくれているのを無碍にしているも同然の事と、寂しげな表情とに向けられるもの。
とっさに掴んでいた手をそ、と放しつつ、無理しすぎないで、という言葉に頷くのと、何かが倒れる音>>231が聞こえたのは、どちらが先か。
何事か、と瞬いた直後に、ブリジットが少女の名を呼ぶのが聞こえて廊下の方を見やり]

大丈夫、か?

[荷物を睨む少女>>242に向けて声をかけた]

(246) 2012/01/14(Sat) 23:05:20

護衛メイド ユーディット

― 酒盛り前・広間 ―

[ミハエルが部屋に戻るのは見送る事にした。自衛団を従えるなら、荷物運びの手は足りるだろう。
少し離れるだけだし、荷の確認も――例えば見られて不味い報告書なんかがあると、傍に居るのは問題だろう、という配慮からだ。
それよりは片付けと、酒盛りの準備に勤しんだ。

別な意味で見られたら不味い物が入っていたとは露知らず。
まぁ胸の小ささ云々気づいたとしても、「大丈夫小さくても形がよい方がいいんだよ」とかやや残念な励まし方をしただろうが。]

(247) 2012/01/14(Sat) 23:05:52

保父 クレメンス

─ 広間 ─

[玄関から拾ってきた自分の荷物は、座ったソファーの横においておいた。
今は酒が飲みたい気分なのである。
台所に居た時も意識は酒に向かっていたのもあって、ゼルギウスの呟き>>220は全く耳に入っていなかった]

[ユーディットが運んできた酒>>232は見るからに質が良いもののようで。
封を開けることで泣く者が居ることなぞ、勿論知る由もない]

普段は一人飲みだが、こうやって集まって飲むのも悪かねぇな。

[酒に舌鼓を打ち、つまみを口に運んで。
エーリッヒの感想>>239へ返すのは、つまみを飲み込んでからとなった]

ミハエルにはいつも孤児院に寄付を貰ってるからな。
突き放す理由なんてどこにもねーだろ。

[後半は冗談めかすような口調。
ミハエルと顔を合わせるようになって数年。
何事も無く装うのは、もう慣れたものだった]

(248) 2012/01/14(Sat) 23:07:31

少女 ベアトリーチェ

―二階 廊下―

[耐えるように唇を引き結んで。
近くに来ていたブリジットの声>>245に、ぱちと瞬いて振り返った]

……あ、うん。大丈夫……

[頷いて、確かめるために体育座りのような体勢になる。
両手に視線を落とすと、それぞれ少しずつ擦り剥いた跡がある。
立てた膝からは血は出ていないが、打ちつけたらしく赤くなっていた]

(249) 2012/01/14(Sat) 23:12:24

修道士 ライヒアルト

─ 二階 物置→廊下 ─

[ブリジットが少女の所へ向かう>>245のは、当然とめる事もなく。
自分も、ここにいると喉に来るか、と物置を出た。
子供の相手は、彼女の方がなれているだろう、と手出しをする事はせず]

……あ。

[代わりに、というわけではないが。
奥からやってきた姉の姿>>237に、僅かに眉を下げて]

……ちゃんと、休めた?

[緩く首を傾いで、こんな問いを投げていた]

(250) 2012/01/14(Sat) 23:12:37

研究生 エーリッヒ

[>>248 クレメンスの言葉に、なるほど、と]

 そういう関係だったのかー。なる。
 全然知らなかったぜ、孤児院の運営状況。そりゃ2人が仲いいのは当然だな。
 礼を言います、子爵様。ここは昔のナントカで道の便はそこそこいいから、いい食い扶持減らしにされててよ。

[谷底にある温泉目当てに嘗て栄えた道がある故に。不作の年があるたびに孤児が増えた。困ったところである]

(251) 2012/01/14(Sat) 23:13:20

少女 ベアトリーチェ、修道士 ライヒアルト>>246のほうにも、こくりと頷いた。

2012/01/14(Sat) 23:13:21

護衛メイド ユーディット

― 酒盛り前・台所 ―

あらゼルさん不参加?

[台所と広間を往復している最中、>>220ゼルギウスが来ると首を傾げた。呟きは拾ったが、きょとんと瞬く。]

そんなに信用されないほどお酒弱いの?
せめて一口くらい味見がてら飲んでもいいのに。
うちの執事さんの秘蔵のお酒はかなり上物よ。

[彼の言う「成功」は、二日酔い回避の事だと思っていた。
味見した事があるのか、そんな事を言いながら、羨ましそうな顔に、「あれだったら少し残しておく?」と一応告げてから、再び給仕へと戻っていく。]

(252) 2012/01/14(Sat) 23:18:46

護衛メイド ユーディット、メモを貼った。

2012/01/14(Sat) 23:20:20

踊り子 ローザ

だ、大丈夫!?

[名前をまだ知らないので呼ぶ事は出来ないが、
転んだらしい少女>>242へと声を掛けた。

すっかり滴の跡や腫れぼったい状態なのを忘れていて、ブリス>>245の表情には怪訝な顔になった。]

うん、大分すっきりした。
…ラーイは大丈夫?

[ラーイの案じるような問い>>250に、
今までより落ち着いた笑みを浮かべて頷いた後、弟の身を案じる表情に変わった。]

(253) 2012/01/14(Sat) 23:23:17

研究生 エーリッヒ

―広場 酒盛り中―

 ありがとう、従者サン。

[そして、まずは香りを、手で軽く扇いで嗅ぐ。それから、手でグラスをあたためながら、グラスをまわして液体の動きを見つめ]

 お、……やっぱりワインの片手間に造った奴とは香が全然違うね。いいの飲んでいるなぁ

[エックさんちのブランデーはワインの絞りかすを蒸留して作っているので、ブランデーのためのブランデーではないのである]

(254) 2012/01/14(Sat) 23:24:47

保父 クレメンス

─ 広間 ─

[孤児院はとある好事家の道楽であり、寄付を受けずとも経営は問題無いのだが。
好意を無下にするわけにも行かず、寄付を受け続ける形となっている。
好事家が連れて来る孤児に限らず増えることがあるため、臨時の時には助かる部分はあった]

うちが傾くことはそうそう無ぇけどな。
まぁ、オーナーがこの先どうなるかは分からんから、寄付の伝があるのは正直ありがたい。
今から溜め込んでおくのも可能だしな。

[エーリッヒ>>251にはそんなことを言って、酒を口に運び喉へと流した]

(255) 2012/01/14(Sat) 23:24:50

子守 ブリジット

―2階・廊下―

[静かな謝罪>>246に顔を上げると、緩く笑みを戻し首を振った。
ライヒアルトも少女を案じる言葉を掛けたから、其の儘廊下へと出て。

振り返ったベアトリーチェは泣いていなかった>>249けれど、
痛みを耐えるような口許と膝を見て、箇所に触れぬ程度にそっと掌を近付ける。]

痛いの痛いの、飛んでいけ。
自衛団の所に、飛んでいけー。

[少女に掛けるには子供騙しが過ぎる気がしたが。
逃げられなければ、一二度頭を撫でようと。]

…手、一応洗おっか。

(256) 2012/01/14(Sat) 23:25:13

修道士 ライヒアルト

─ 二階 廊下 ─

[呼びかけに少女から頷きが返されると、良かった、と呟いて。
笑みの後、姉から向けられた問い>>253に、ひとつ、頷いた]

それなら、よかった。
ん……俺は、大丈夫だよ。

[返す言葉は、穏やかな表情と共に。
今は不自然な息苦しさもないから、笑みは自然なものを浮かべられた]

(257) 2012/01/14(Sat) 23:31:12

少女 ベアトリーチェ

―二階 廊下―

うん、平気……。
……ねーちゃんこそ、大丈夫?

[反対側からやって来たローザ>>253には、声が掛かってから気付いた。
老神父との関係は未だ知らない。ただ腫れた目が見えたから、眉を寄せて問いかける]

(258) 2012/01/14(Sat) 23:37:15

薬師 ゼルギウス

― 浴室 ―

うわ、ユーさん。人の心読めるのか?

[ユーディットの反応>>252には驚いて振り返った。
皿を落とさなかったのは幸運の賜物か。
独り言になっていたと聞けば、頬を染めて明後日の方を見た]

いや、誘惑しないでくれ。
俺はエリよりもっと弱くて、一口でも後に引くんだ。
夜や明け方の薬草探しでは毎度口にしてるんだから、慣れてもよさそうなもんなんだけど。

[残しておくかと言われても、最初と同じようなことを言って軽く首を振った。残念そうな顔のままだと未練がましかったかもしれない]

飲んで何も考えないでいられたらいいのにな。

[顔を顰めて、ラベンダー風味のお湯で洗う。
髪の毛はぐるぐる巻きにして頭の上で纏めてあった]

(259) 2012/01/14(Sat) 23:38:05

少女 ベアトリーチェ

[ブリジットに向き直る。近づく掌に一瞬眉を顰めたが、それが傷に触れることはなく。
続いて子供にかけるおまじないの言葉が聞こえた>>256
最初の一節だけなら子供扱いだと抗議したことだろう。実際唇を尖らせかけたが]

……あ、いいなそれっ。
本当に飛んでっちゃえばいいのに。

[飛んで行く対象を聞いて、途端に笑みが浮かぶ。
手を避けることは勿論せず、大人しく撫でられただろう]

うん。

[言われた通り手を洗いに行こうと立ち上がった]

(260) 2012/01/14(Sat) 23:39:44

薬師 ゼルギウス、メモを貼った。

2012/01/14(Sat) 23:40:38

護衛メイド ユーディット

― 広間 ―

ふふーん、だいぶ良い物っぽいから期待して下さいね。

>>248クレメンスの視線を感じたのか、そんな事を口にして。
酒盛りの様子を、わりとのんびりした心持で眺めていられるのは人狼云々に懐疑的だからだろう。人狼という物については多少知るものの、幻燈歌を知らなかった事からも見て取れるだろうが伝承についてもだいぶ疎い。ある意味一般的、とも言えなくもないのだが。

クレメンスの寄付の話はその通りなので頷きつつ。
>>254エーリッヒの礼にはにっこり笑った。これはさっきとは違う、ふつーの笑みだ。]

どういたしまして。

そりゃまぁねぇ。すごーく苦心して手に入れたーってうちの執事が言ってた一品だし。

[エックさん家の酒樽事情は詳しく知らないが、執事のその時の顔はよく覚えている。まぁだからこそ泣いてるかもしれないが、以下略。]

(261) 2012/01/14(Sat) 23:42:25

踊り子 ローザ

…よかった。

[ラーイから返ってきた言葉>>257に、ほっと胸を撫で下ろす。]

あ、タオありがとうね。
もう大丈夫だよ。

[と、足元にいるであろう茶猫へと呼びかけて。
少女から案じる問い>>258には]

……うん。
思いっきり泣いたからもう大丈夫よ。

[優しく微笑んで頭を撫でようとした。]

(262) 2012/01/14(Sat) 23:43:02

子守 ブリジット

―2階・廊下―

[怪訝そうな表情に、慌てて挨拶代わりに軽く頭を下げ]

…ローザさん。

[幼い頃の記憶は朧ではあるが。
教会で世話に成ったローザは何時も元気に見えて、笑顔が眩しかったように思う。
その彼女の、涙跡の残る顔>>253には心配そうにも目を細め。
言葉にこそしないものの、ベアトリーチェの声>>258に添えるよう視線を向けた。]

(263) 2012/01/14(Sat) 23:45:46

研究生 エーリッヒ

―広間 酒盛り中―

 おお、それは執事さんにも礼を言わなきゃなるめえな。

[>>261 香りを楽しんだ後、手でぬるめてからありがたく一口。舌の上で酒の雫を転がして味わい]

 んまい。いやー、これは……執事さん泣いてない?
 大丈夫? 正直今まで飲んだ中で一番上くらいのブランデーなんだけれど。

[よく熟成されたチーズとよくあいます]

(264) 2012/01/14(Sat) 23:47:09

研究生 エーリッヒ、メモを貼った。

2012/01/14(Sat) 23:48:27

薬師 ゼルギウス

― 浴室 ―

[腰を超えて伸びている髪は時々とっても邪魔で。でも切れない]

その時が来れば必要になる。
必要にならなくて良かったんだってのに。

[湯煙の向こうに、夢で見た人の顔を思い浮かべる]

ちゃんと出来るのかな、俺で。

[答えは返るはずもなく。水の音だけが響いた]

(265) 2012/01/14(Sat) 23:49:12

護衛メイド ユーディット

今何人くらいいるんでしたっけ、孤児院の子。

まぁ何にせよ、あって困るものじゃないし。
溜め込むのは正解ですねー。
そういえば、そういう家計管理もクレメンスさんがやってるんですか?

>>255傾く事はない、に、わりと裕福な経営事情なんだろうかとは瞬いた。まぁどういう金銭の使い方をしているかは知らないが、あった方が選択肢は増えるだろうしと、溜め込むには頷いたり。
家計管理について聞いてみたのは、なんというか外見に似合わずマメだなぁと、何やらどっかで似たような人物を思い浮かべたからだったとか。]

(266) 2012/01/14(Sat) 23:52:47

踊り子 ローザ

[ブリスの視線>>263に気づくと、少女に向けたものと同じ笑みを浮かべ。

先ほどと違い、無理をしているようには見えないはずで。]

…そうだ。
顔、洗わなきゃ。

[手を洗う、と言う単語で何をしようとしていたか思い出したらしい。]

(267) 2012/01/14(Sat) 23:54:13

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生存者 (5)

ライヒアルト
156回 残7714pt
クレメンス
246回 残4738pt
ゼルギウス
158回 残7019pt
ミハエル
152回 残7986pt
アマンダ
39回 残12054pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残13500pt
ユーディット(3d)
63回 残10859pt
ローザ(5d)
66回 残11570pt

処刑者 (4)

ウェンデル(3d)
0回 残13500pt
ベアトリーチェ(4d)
59回 残11404pt
ブリジット(5d)
71回 残10762pt
エーリッヒ(6d)
138回 残8363pt

突然死者 (0)

発言種別

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