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どんなに嫌悪しているフリをしても、
貴方達も私たち人狼と同じ、
人を殺すことに快楽を得ているのです。
仲間は殺さないという唯一のリミッターさえ、無くした生き物です。
それが……貴方達、人間の本性よ。
目に見えぬ支配を与える、か。
まさに神のごとく。
ああ、教会にはお似合いのシステムという事か。
[皮肉にもならない。]
人の世界に有るもので、人の都合の悪いものなど無いという事か。
人狼は脅威だが、増える事もないのが良い例だ。
[どこかで帳尻が合う様に、世界は人に都合よく回っている。]
[湧き上がる熱が身体を支配する、痛みの欠片は、胸に残っていたけれど、それを凌駕して青い炎が燃え上がる]
[子供は、エーリッヒの方へ駆けた、その手から銀を奪い取ろうと]
…。
[全て兄弟、に苦虫を噛み潰したような顔をする。]
勘弁して欲しいものだ。
[いつか交わした会話が現実味を帯びて。
暢気に違う意味で不機嫌になった。]
ああ。だから。
「教会」は、この仕組みを知ってたんだ。
[いとも簡単に腑に落ちる。
そうしてさらに。
ウェンデルが掴みかかる様を見て、ヨハナが本当に殺されたいのだと、そう思った]
[ウェンデルが飛び掛るのを手で制して]
そんな逆上した状態じゃ手元がおぼつかないぞ、
[エーリッヒの元によって]
忘れたのか、俺の職業?
それにゲルダが悲しむのは何も俺だけじゃないとはおもうがな。
[一瞬視線をゲルダに向けてから意味ありげにエーリッヒに視線を向ける]
[神より賜りし力を持つ者]
[それですら人に作られたと言う]
[それも人狼と同じ場所で作られた「兄弟」であると]
[場の混迷に口元が緩みそうになる]
(ああ、なんて愉快なんだ──)
[もしかしたら自分の弟すら自分の手にかけたのでは、と]
[そんな錯覚に囚われる]
[それもまた愉しいと、ゼルギウスは感じた]
[ヨハナに掴みかかろうとするウェンデル]
[老婆の傍に居たゼルギウスは場所を譲るように立ち上がり]
[一歩後ろへと下がる]
[この混迷の成り行きを見届けるために]
ウェンデル!
[より老婆の近くにいた青年が動く。
刃持たぬ左手でその腕を掴もうと
右手そのものには注意を払ってなどいなかった]
……同じ場所で、作られた、兄弟。
……は。
[口元が歪む。
象るのは、笑み]
それを成したのは、教会……。
[自分を育てた場所]
そうまでして……何を。
自作自演で、信仰を広める、とでもいうつもりか……。
先生殿か。
[様子が変わったアーベルに、変らずひらと手を振って。]
そう、同じだ。全て兄弟だというなら尚の事。
…だが、同じであって違うモノだ。
表裏一体。相容れぬ。
[まるで光と闇のように。
予想されていた事実を知ったところで、何の驚きもなかったが。
ただ、ああやはりといった思いのみ。]
[長年愛し続けてきた村の子に、
最後に思い切り憎まれ、
そして、誰にも悲しまれること無く死ぬのは、
何十年も昔に、
あの「我が子供達」を腹に宿して、
産み落とすことが出来なかったときから既に決まっていたことなのだと老婆は悟った]
[だけど、最後まで憎まれたままで逝こう。
残った最後の「我が子供達」の為に。
私は世界中の人間に嫌われても良いと思った]
ハ。
アナタ程じゃございませんよ、人狼サン。
[小馬鹿にしたように]
はいなァ。
[投げられた視線][軽い調子]
[ゲルダの言葉が届く前に事態は急変してゆく。
近づいてくるマテウス。止めるのを手伝って貰おうと。
だが寄越された言葉にホンの一瞬、力が緩んだ]
えっ。
[右手に加えられる衝撃。
冷たい銀が掌から抜けてゆく]
[柄でもなく皮肉っぽく笑う]
まあ、確かに人は人を殺すが。
自分と違う存在を【皆殺しにしなければ気がすまない】のは人の方だけじゃないわな。
所詮人から作られた人の亜種。
その思い上がりも選ばれし種族と思う傲慢さも人のそれと同じ。
その残忍さの源も人のもの。
……ふふ。
なんとなく、エーファちゃんに始めてあったときから、こんな結果になるんじゃないかって……思っていたわ。
[最後に、老婆は穏やかな笑みを浮かべ、エーファの頭を一度だけ撫でると、*長い生涯に終止符を打った*]
……お前。
名前、あるのか?
[軽い調子で答える様子に、ある意味では呑気な問いを投げる]
……アーベル、とは、呼んでほしくなさそうだしな。
あいつのお前の、と言っているのは、正直、こっちもややこしい。
[エーリッヒから牙を奪うエーファ]
[その勢いのままヨハナに駆けるのを見]
[止めようともせず成り行きを見守った]
[口元に僅か、歪んだ笑みが張り付く]
あァ、アイツは引っ込んでるよ。
ツマんねェ奴でさ、血が流れるのは見たくないんだと。
[変わらぬ墓守]
[何でもないように][返す声]
ま、そのお蔭で愉しめるんだがな。
生者の足掻きってヤツをさ。
選ばれた種族だなんて思ってないし、皆殺しにしないと気が済まないなんてこともないよ?
単に好きだから殺すだけ。
傲慢というなら、同じように殺すくせに、何のかんの理由をつけて正当化するあなたたちじゃない?
……蒼花。
[呟く。
振るわれた刃。
それが導くもの]
できるなら……。
[呟きは、続かない。
言ったとて、詮無いと。
それは、理解しているが故に]
ウェンデルには任せられないって言ってるんだ。
[ウェンデルのにらみにも動じた様子もなく、
エーリッヒが一瞬気を抜いたときに、
完全にそこには意識が向いていなかった、
不意打ちで、気づいたのはすでに遅いとき]
エーファ…?
[かける声は戸惑いの色を含めたもの]
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