情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
そうですね、お願いしてみるといいかもしれませんね。
[水盤に視線を向けるビーチェにそう笑いかけて]
私も早くゲルダに、会いたいですね……
[しみじみと呟きながら、水盤に見える様子はあまり芳しくは見えなかった。
ビーチェが不安げにするならば、その頭を何も言わずそっとやさしく撫でるだろう]
[マテウスの様子がおかしいことに眉を寄せながら、ただ心配そうに見つめ]
……ほんとうに、優しい人ですねえ……
[小さく、呆れたように呟いた]
[顔に残された傷が、ひび割れと変わって、ぼろりと表面が崩れ落ちる。その下から現れたのは、白く滑らかな、真珠色と、透けて脈打つ青の色。複雑な魔法陣のような文様が、真珠色の肌?の表面に浮き上がっては沈んでいく]
『…何が、だ?』
[すっかり表面が崩れ落ちると、男の声とは少し異なる、声音が響いた。しかしその唇は動いていない]
マテウス、おにいさん…?
[水盤に映る光景に、異変を感じ取って。
不安げに名を呼べば、榛名が頭を緩く撫でてくれるだろうか。]
マテウス……。
[おっさんが弱ってるけど、こっからじゃ何も出来ねぇのがな。
あたいは眉根を寄せたのさ。いつも以上に少しきっつく。
アイツ何してんだろ…。
早くなんとかしろよもー。]
わかんねぇけど!
おい、――なんだ、どうなってる!
[マテウスの崩れ落ちる表面を瞳にうつし
肩をぐらぐらと、揺する]
…だめだ、お前、――何が…っ
[焦る声は 上擦った]
[容貌は、元の男のそれと大して、変わらない、だが作り物じみた真珠の表面は、人形のようにも見える]
『其方達の勝ち、だ…案ずるな…直に、皆、戻る』
[声はその奥から響いているようだった]
[マテウスの表が崩れてゆくのに息を呑む。
見てるだけでもクラクラしてくる理由は]
…あっ、ここが不安定だから?
ごめんっ。ボク急いで王様に解いてもらってくるよっ!
[その場はイヴァンに任せられる。
足元ふらつかせながら白狼を寄せて飛び乗った。
一目散に目指すのは月の玉座]
王様。王様っ。
秘宝はちゃんと取り戻したのよ。
だから急いで結界開いてっ!
でないと。でないとマテウスさんが…っ!!
[早合点ではあるけれど。
助けて欲しいと思う心は真実そのまま]
[ゲルダが駆け出すのを、感じて、笑う気配]
『優しい娘だな…我が姫に、少し似ている』
[彼の姫を思い出させたのは、彼女だけではなかったが]
[皆、すぐに戻るとマテウスは言った。
ならば今心配するのはマテウスのこと。
秘宝を渡すことはできなかったけど。
少しでもどうにかなるように]
お願い…!
[祭壇に抱えた秘宝を差し出して。強く願った]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新