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……意味がわからないわ…。
[困ったように、視線をうろつかせ。
あわただしく走り回るサーカスの団員たちとも、目はあわず]
[頭を下げるニーナに、こちらこそ、と返しつつ。
呼び込みの声に、天幕へと走るコーネリアスを見送って]
……話自体には……あんまり疑う要素はなかったが……しかし。
[何か、引っかかるような気がしてならない、というのが、正直な感想で。
ごくごく小さく呟いたその言葉は、誰かの耳に届くだろうか]
娘と一緒に…?
それは、あの中に、入るということ…?
[ささやくような声音に、少しばかり緊張の滲んだ声で]
教えて頂戴。
何があったの?あの子に。
どうしてあんなところに?
あなたは――誰?
・・・・あ、はい。
また。
[何か思惑に耽っていたか、銀髪の青年への反応は遅れる。背中に小さく声は掛けたが、聞こえたか否かは分からない。]
[押し付けられるように渡された白い花束を、驚いた目で受け取りながら]
え、あ、あぁ、ありがとう。
お仕事がんばって、無理なさらないでね?
[揺れる銀髪を見送った]
[落ち着きなく辺りをうろついていたけれど、
ショーの開催を告げる声に顔がそちらに向く。
お金を払うのなら見て行きたいから、
なんて頭の中で言い訳をしながら。
何があるのだっけとリーフレットを見て、
そちらへと歩み出す。]
――支配?
なんの御伽噺なのかしら、それは?
[眉をひそめるも、昨日からの出来事は、これまで彼女が生きてきた「現実」とは大きく異なることばかりで]
安息。
あの子は、幸せなのかしら?そのほうが。
ねえ、肉体もなくて、ふわふわとしたままで。
あのままじゃ、恋もできない、友達だってつくれない。
幸せになんて――なれないんじゃないかって…。
[天幕の中では、その日の呼び物、奇跡の大魔術のショーが始まっている]
[その舞台を見つめている人々は気付いただろう。舞台の奥、黒い天鵞絨の布に覆われた、四角い柱のようなものの姿に]
[青年の呟きに気付いたのか、無言のまま僅かに青を細めた。
ゆるりと周囲を見渡すも、呼び込みの声に応じたのか
随分と、周りにいたはずの団員の姿は少なくなった。
…今日中に探すのは、難しいかもしれない。小さく、溜息を零す。]
…明日、探しに来ようかな。
[小さく呟く。
…何度もサーカスに足を踏み入れるのは、気が滅入るのだけれど。]
魔術……?
[一度目を伏せてからゆるゆると開いて、
大きく書かれた文字を見て呟きを落とす。
天幕の方角の雰囲気が変わったのに気づき、
赤を翻して急ぎ足に中へと入ってゆく。
背の低い少女にはなかなか見えないから、
熊を離さないようしっかり抱きながら、
見え易い位置を求めてゆっくり歩んで。]
[空中に浮かぶステッキや、無限に増えるトランプ、一瞬にして舞台の端から端に移動する少女…次々と演じられる魔術の間も、それは、ひっそりとそこに置かれ、次第に人々の意識を捉え始める]
そう・・・・だね。
本当は少し、見て行きたかったけど。
[立ち上がりながら、賑やかな声のするほうを仰ぎ見る。青年の呟きは聞こえていたか、其方を見はすれど声は掛けない。]
[呼び声になぁ、と鳴いて駆け寄って来た黒猫を、肩に乗せて]
ま、とにかく……。
もう少し、捜して見るか、アーヴァインさん。
……さっき聞いた、ピエロとやらも少し、気になるし……。
[小さく呟く。
ピエロに思うところあるらしいリックには、呆れられるかも知れないが、そうなったら笑って受け流すだろう。
そして、実際にピエロを目の当たりにしたなら、果たしてそれに、*何を思うか*]
[救いを求めるように、
細い指がブランに伸ばされ、触れるほんの少し、その前に]
(ぴしり)
[何かが割れるような音がして、エレノアの魂は霧散した。
誰かは知っているだろうか、それは彼女の娘の警告音*]
あぁ、あれは…。
[ヘンリエッタちゃん、と呟いて、危なっかしくも見える赤い小さな少女を目で追った。]
あ、私、ちょっとヘンリエッタちゃんを見てくるわ。
[その場にいた人たちにはひとこと告げ、天幕へと足を運ぶ。
そっと入り口にいいた団員が開けてくれると、ゆっくりと脚を入る。
観客席をざっと見渡すと、揺れる巻き髪とふわふわのベアが見えた]
[やがて、人々は見るだろう…天鵞絨の闇の下から現れた、きらきらと輝く、氷の柱…そして、真白な霜の帳の向こうにぼんやりとその姿を浮かび上がらせる、銀に彩られた白い姿態を……]
[小さな溜息と共に、その場に居た面々に挨拶を残して。
集団から離れると、ゆるりと広場を一周しようと歩みを進める。
差し出される風船にも、披露する技にも全く目もくれず、
その青の視線は、何かを探すようにそれら団員の顔に*注がれて*]
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