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[手帳を持って、少女達に声をかけたあたりで、新たな男を連れてきた自衛団員に咎められた。]
いや、ほら。これはね?
学術的な興味とか…まぁ、そういうのー…でー…
…あっ、その…ちょっと………
[しょっ引かれて延々説教喰らうついでに、色々聞かれたり、ついでにちゃっかり情報仕入れたりしたかもしれず。
戻った頃には、殆どの人々は三々五々休みに言ってたりとかまぁ、そんな調子で。]
…話長いって…あの爺さん。
[うんざりと肩を竦めながら戻ってきて、それぞれに部屋があてがわれていると言われ、二階へ。]
それにしても、あの子…
昔のことは覚えてない、かぁ……。
[何処となく見覚えのあるような気がした少女の、聞き覚えのある声をもう一度思い返す。
確かに、強烈な印象のあるエピソードと繋がっていそうな気がするが、漠然としか覚えていなくて。
あてがわれた部屋に入り、寝台に身を横たえる。
長旅の疲れと、長時間の説教疲れは、あっさりと睡魔を呼び込んだようだった。]
[朝陽の光を一番に受ける時間、自然と目が覚めたのは、ここ1年、祖母の日課に付き合っていたためだろう。
外へと視線を向けると、明澄な視界に、まっさらな雪が映った。
支度を済ませ、荷物を肩に引っかけて階下に向かう。昨晩とは異なる団員が、そこにいた]
……おはようございます。
[へら、と笑みを向ける。芳しくない反応。
気にせず、身上書の閲覧と、一時帰宅を願い出ると、(主に後者に)渋い顔をされた]
別に、逃げませんよ。
狭い村内、逃げる場所もない。
祖母が心配な、孝行孫の願い、お聞き頂けません?
[小首を傾げ、覗きこむように男を見上げたのに効果があったかは知らない(多分、ない)が、承諾は得られた。そんな体勢にならずとも、僕の背丈は男性平均よりも低いから、上目遣いになりがちなのだが]
ありがとうございます。
[形ばかりの笑顔と礼を向け、身上書で各人の名を確認した後、帰途につく]
[ざくり、新雪を踏む音が*大きく聞こえた*]
[昼になる前に目が覚めて。借りた部屋の窓から外を見れば、日の光に煌く銀の世界が一面に広がっていた。]
[薄暗い森の中からしか殆ど見ることのない雪景色も、場所を変えればこんなにも綺麗なものなんだと感心する。]
[暫く窓に張り付いて、きらきらした雪を飽きる事なく眺めていたが、思い出したように大袋を背負い階下へと降りた。]
[階下には見張るかのように立つ団員の姿が。]
[腫れ物を扱うような目で見られ、少し、俯く。]
[両手で紐をぎゅっと握り、外へ出ようとすると咎められた。]
すみません、忘れ物して。
夕方には戻ります。
[ぺこりと頭を下げて、次いで何か言われる前にさっさと外に出てしまう。]
[逃げる意志はないのを表すように、ゆっくりと歩く。]
[後ろから怒鳴るような声が聞こえたが、ぎゅっと両手を強く握っただけで、振り返る事はしない。]
[大柄な男の人は少し、怖かった。][新雪の上にはいくつかの足跡が。]
[幸い追いかけられる事は無かったので、ほっとして。]
[ざくざくと音を立て足跡を眺めながら、昨日作った山査子をアベルの養父の元へと届けに*向かった。*]
やっと着いた……。
[目の前にあるのは自警団団長であるギュンターに指定された集会所。長い馬車の旅を続けて二日目。ようやくにして到着した。
元々はもっと早く到着し、早くギュンターと捜査方針に関して打ち合わせを行う手はずだったが、仕事の引継ぎや指示をしている間にあっという間に時間は流れてしまった。
過ぎ去った時間は戻せない。だから到着したその日その時間から、事件を早急に解決するべく心を切り替える。
そして一度だけ深呼吸をすると、静かにそれでいて力強く集会所の扉を押し開らこうとした。と、その時、後ろから足音が聞こえた。振り返るとそこには大柄の肉体を隠す事もなく人体急所を隠した鎧を身に纏った二人の自警団員が立っていた]
(この人達に伺えばいいかな?)
[容姿や鎧の紋様を確認し、そう考えると二人の自警団員に小さく会釈した]
私、領主より連続殺人事件の捜査にあたる様に指示を受けて参りましたミハエル=エンバーミングと申します。ギュンター団長にお取次ぎをお願いできますか?
[...の名乗りに自警団員は顔を見合わせた。恐らく話は通じているのだろう。集会所の中で待つようにと指示を残してギュンターへ報告に向かうべく踵を返した]
……?
[その様子にどこか違和感を感じた。
だが何処が違和感なのかはっきりしない。
心に残ったしこりをそのままに、...は集会所へと足を踏み入れた。
集会所の中は若干閑散としていた。
しかし、先程の自警団員の二人から繋がる違和感のような雰囲気を感じ、僅かに整った眉を顰めた]
(……一体何だ? この表面上は全く問題ないのに裏側にある気だるげな空気とほんの少しの警戒は……)
[違和感があるかと言って、その場に立ち尽くしている訳にもいかない。
...は室内のメンバーに失礼します。と整った会釈を行うとようやく一歩を室内に踏み入れた]
[見るとテーブルの上に身上書が置かれていた。しばし思考し、...は領主の息子とはいえ、事件解決までお世話になるのだからと自らの身上書を記載し始めた]
■名前:ミハエル=エンバーミング(Mihael=Enverming)
■年齢:19歳
■職業:領地統括官東方医療設備担当
■その他:所謂領主の息子。しかしダメな二代目ではなく、仁義に熱い武官の兄、経済面を担当する才女の妹に挟まれた優しく才覚に溢れた次男。しかし本人は兄と妹に少しだけ劣等感があり、自分は大した事ができないと常々周囲に漏らしている。
[そこまで簡潔に記入すると、書かれた身上書の束の上におき、荷物を置くべく割り当てられた*自室へと向かった*]
[少女が目覚めた時刻、既に日は高かった。
眼を擦りながら起き出して、窓を開ける。冷たい空気が流れ込み、眼下に広がる真白が太陽光に反射して眩しい。
2、3度瞬いて、それからふと人影を見留めた。]
・・・・ん。
また新しい人?
どこかで見たっけ、あの人。
[昨日話しかけてきたエーリッヒとはまた違う金髪の青年。白雪に映える身なりの良い服装やその雰囲気が、何となく記憶にあるような気がして首を捻る。
年頃の少女で、また異性に対して興味があるならば、彼が学校で幾度と無く話題に上った領主の息子であることは容易に思い出せたかもしれない。]
ま、いっかぁ。
[だが生憎、少女はそうではなかったらしい。]
[早い時間でもない]
[遅すぎる時間でもないが]
[階下へ向かい、その後、外の自警団員へと声をかけた]
おはようございます。今日も寒いですね。
おや、また人が来たんですか。
容疑者?
[幾人かが通ったらしい足跡を見て尋ねる]
すみません、誰が誰だかやっぱりわからないんですよ。
誰なんでしょう?
…はぁ。
[渡された身上書を受け取って、それを眺める。]
本当に皆さん色々なんですね。
あ。これやっぱり駄目ですか?
[自分のを持って尋ねる]
いやほら、手が…
本当にすみません、不器用で。
書き直した方がいいですかね?
…あ、貼っておいてくれますか。
それならこういうことでしょうねえ…
[言われるがままに自警団員はそう記す]
[半年ほどの記憶はなし]
[昔は神父をしていた、*と*]
─広間/昨夜─
[養父に薬を作って届ける、というブリジットに、悪いな、と軽く頭を下げ]
……ついでに、集会所側は俺が見て回っとくから、無理すんな、っつといてくれ。
[冗談めかした口調で言伝を頼み。
しばし、その場で話をしたり聞いたりしてから、二階へと上がり、休息を]
[早朝に目が覚めるのは、身に着いた習慣。
身支度を整え、簡単に朝食を作って済ませると、外に出る。
呼び止める自衛団員には、仕事に行く、と短く告げて。
カラスと共に、新たな白をその身にまとった森へと向かう]
Ich werde Schnee fur Sie bringen.
Diese Erde, alles.
Es gibt es viel, um fahig zu sein, aufzuhoren, es in einem weisen Schleier zu decken……
[ごく自然に零れ落ちるのは、亡き父の好きだった歌]
……あ。
見回り終わったら、父さんと母さんのとこ、行っとくか……。
[何となく忙しく……というか、ややこしい事になりそうな気がしたから。
今の内に、月に一度の墓参りをしてしまおうと。
そんな事を考えつつ、*白と黒の狭間を抜けてゆく*]
[流石に薄着のままでは外の空気は冷たい。小さく身震いをして、窓を閉めた。
荷物の中から適当に服を選んで着替える。黄色のカチューシャは忘れない。]
よっし。
[両頬を両手で軽く叩いて、何の気合だかを入れると階下へと降りた。]
―二階・自室―
[ぱちっと目を覚ます。...にとって目覚めは瞬時であり、ほとんど癖のように寝床においてある荷物に手を伸ばし、軽く周囲の気配をうかがうようにしてから起き上がり]
……ぅぅぅぅぅぅ…さむ…
[腕を組んで少し震えながら窓を見る。既に日は昇っているのだろう]
そういやなんかの容疑で集められたんだったな。優秀な自衛団殿たちの調査は進んでいるんだろうかね
[嫌味を吐き出しながら、縦長の木箱を手で背負うように持って、部屋を後にした]
[足音や気配を消そうとしてしまう癖を、先に階段を降りていく昨日会ったカチューシャをつけた少女を見て思い出し改め、続く形で階段を降りて、広間へといき]
―広間―
リディだったな。おはよう。今日も寒いな
[と無視はせず、ただそれほど意識にもかけず、暖炉の近くに座り、木箱を近くに置く]
おはようございますっ。
[そこに人影はあっただろうか、確認もせずに挨拶をする。直後続いたマテウスにも頭を下げ、そのままキッチンへと向かう。
勿論料理は苦手なので、パンや果物などを探す心算らしいのだが。]
あ、あれ・・・・ぅわっ。
[数刻後、そちらの方向から不吉な音が聞こえてくるのはお約束。]
[程無くして広間に顔を出した少女の姿は何かの粉で真っ白だったとか。]
あ、あはは。
・・・・・食べます?
[誤魔化すように笑いながら、見つけてきたらしいパンを幾つかテーブルの上に置いた。こちらはどうやら無事らしい。]
[ぱちぱちと音とたてながら燃える暖炉に薪を更にくべていたところに、キッチンから響く。不吉な音や少女の声を聞き、嘆息しつつ緩く首を振り、また薪をくべていて暖まっていると
なにか粉にまみれて出てきたリディの姿に少しだけ固まり]
…あ、ああ。悪いな。いただこう
[朝食もとっておらず、また彼女の行動を無碍にもできないため]
ありがとう
[と並べられたパンに手を伸ばした]
[マテウスがパンに手を延ばすのを見、自分も1つ手に取るとちゃっかり暖炉の側を陣取る。
普通ならまず着替えるなり風呂を使うなりするのだろうが、如何やら少女の中の優先順位は食欲が第一位らしい。]
結構おいしいですねぇ。
集会所の食事って、もっとまずいものかとばかり。
[などとにこやかに暢気に話し出したりするのだった。]
[暖炉側に陣取りにこやかに話しだすリディに軽く頷き]
そうだな。昨日出されたパイもおいしかった。といっても勝手に集めるだけ集めておいて、自分達で用意しろ。というのは気に食わんがな
[思わず不機嫌に言ってしまうが、この子に当たっていいはずがないと苛立ちは消し]
ところで。リディはこうやって集められている理由について、何か知ってることはないか?
[黙々とパンを口にしていたが、現状最も気になる共通事項を、昨日シスターにも少し聞いて、わからないようであったが、一応という期待を込めて聞いてみる。]
(さてどうしよう)
[簡単に荷物の整理を行い、そのまま長旅で疲れた体をベッドに倒した。途端に疲労が内側からあふれ出してくるのを自覚するが、今は疲労に流されている暇はないと先程感じた違和感について思考する。
初めにギュンターからの依頼のため、...の身元について自警団に知れ渡っているだろう。で、あれば何故集会所の入り口で出会った際に自警団の詰め所へ案内されなかったのか。
領主に捜査の陣頭指揮を依頼するのであれば、集会所よりも先に詰め所へと案内するのが普通でもある。
ここで、派遣を告げられた当夜の父親の様子を考える。本来殺人事件の捜査となる場合、危険を考えて武術に秀でた人を派遣するのが通例だろう。しかし、実際は文官である自分が派遣されてきた。
ただ自警団と領主直属の護衛軍は折り合いが悪い場合が多い。そのために自分が派遣されたと考えれば、噛み合わないわけではないが――]
いやいや、そうじゃない。絶対的に怪しいんだ。これだけの連続殺人を行っている犯人の捜索なんだ。仲違いしようが、軍人は必要だ。
[ならば自分が派遣されたのは――?
ここで先程の自警団員とそして、集会所に入ったときに感じた雰囲気を考慮に入れていく]
……もしかして?
[思い当たる節はあった。
派遣されるより4日前。今滞在している町の近くにある村に医療設備確認作業のため赴いた。その際に連続殺人が起きたと言う話を耳にした]
そう考えると辻褄は合う。
でも早計は危ないかな。誰かに聞いて情報を集めてから。結論を出すならそれからだ。
[そう口にして勢いよく立ち上がると、人が居そうな集会所の広間へと歩を進めた]
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