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〜回想〜
[小屋の前でクレメンスの言葉を聞いた]
慣れていらっしゃるのですかB
でも頭の怪我ですし、甘く見ない方がよろしいですわ。
人はいつ、どんなことで亡くなってしまうかわからないのですから・・・
どうぞお気をつけて。
[部屋に向かうクレメンスを心配そうに見送った]
〜広間〜
[ミハエルから丁寧な自己紹介を受けた]
[恭しく頭を下げる仕草に少し驚いた]
ミハエル様ですね。
わたしはノーラと申します。
この村で仕立て屋をしておりますの。
以後お見知りおきを。
[自己紹介をし][微笑みを浮かべる]
[森を一通り見て回る。やはり、今年は雪が多い]
すぐにどうにか、ってのはなさそうだけど。
[天気が荒れ始めたら、色々辛いな、と。小さく呟く]
ま……すぐに帰れれば、問題ないが……。
[微かな不安は、違和感と共に昨夜から残り続けている。
それを振り払うように、ふる、と頭を振って]
[マテウスを見送り、扉の向こうから聞こえる自警団員との会話にとりあえず息をつきながら、返答された自己紹介の際にノーラが浮かべた微笑みに少し胸を高鳴らせてしまった]
仕立て屋ですか。
なるほど。それでお召しになっている服のセンスが良い事に納得しました。色の組み合わせのセンスなんで私好みです。
[そう言ってちょっとだけ鼓動を早めた心臓の音を隠すように、こちらも微笑んだ]
ま、とにかく今はお達しを待つか……。
[小さく呟いて、森を抜ける。
向かうのは、教会……その前には、自衛団員の姿が見え。
舌打ち一つ]
何なんだよ、っとに……気にくわねぇ。
[苛立ちを帯びた呟きを零しつつ、墓地へと向かう。
共同墓地の奥まった場所に佇む墓石の前に、森で集めたささやかな花束を置いて]
……父さん、母さん……俺、やっぱり。
納得できねぇ……じーさんのやり方って。
訳、わかんないよ……。
[小さな声で、ぽつりと呟くと。
墓石の前に膝を突き、*そのまましばし、目を閉じる*]
ランプ屋 イレーネがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(ランプ屋 イレーネは村を出ました)
ランプ屋 イレーネ が参加しました。
―現在・広間―
ノーラさん、おかえりなさい…ではなくて。
[言ってしまってから苦笑する。
だからこの場所は帰ってきたい場所ではないのに]
紅茶、どうぞ。
[少し時間が経っていたので濃さを調節して渡して。
微妙な間合いの会話にはそれとなく耳を傾けていた。
良く知らない人物二人なので注視したりすることもなく。
だから読唇術で交わされた会話の内容も知らず]
そう言っていただけると光栄ですわ。
[目を細めて笑う][ミハエルの服装を眺める]
ミハエル様のお召し物も、とってもお似合いですわ。
それに高級な素材をお使いのようですわね。あら?
[首を傾げた]
どこかで聞いたお名前よね
ミハエル様、ミハエル様・・・
[記憶を辿っている][やがて領主の息子の名前に行き着く]
―暫く前・村から離れた都市―
[老婆が一人、町外れの建物を訪れた。
グルリと囲む高い塀に入口を見張る門番。
装飾入りの鉄柵がついている窓。
老婆は門番に一枚の木札を見せると中へと入ってゆく]
「叔母様!」
[居間へ通され暫くすると、一人の中年女性がやってきた。
嬉しそうに老婆に駆け寄り抱きついてくる]
「お久しぶりです、叔母様。
でもまだあの人は帰ってきていないのですよ。
この子が生まれる前にちゃんと帰ってきてくれるのかしら」
[女は全く膨らんでもいない腹を撫でながらクスクスと笑う。
老婆は女の頭を撫でる。その真白な髪を、ただ慈しむように]
「名前だってもう考えてあるのです。
男の子ならデーヴィド、女の子ならジュディス。
女の子にはアイリーンというのも捨てがたいのですけれど…」
[尽きることなく続く女の話を老婆は、ただ頷いて聞いていた。
女の育った国の言葉、向こう風の名前。
それらが今の姪の状態を表していた。
そう、過去の中で生きる女には、己の子供も認識はできない]
[集会場のほど近くの森の中を歩いていたら、大柄な男の人を見かけ。]
[瞬いて良く見れば見かけた人だと分かったので、ぺこりとお辞儀をして脇を通った。]
[ようやく集会場まで戻り中へと入ると、入り口に近くに立つ団員に軽く頭を下げた。]
[相変わらず向けられる視線は良いものではなかったが。]
[戻れば初めて見る顔が一つ。]
[ノーラがミハエルと呼んでいるのが丁度聞き取れたので、名前だけ先に覚え。]
[こんにちはと頭を下げた。]
[10年前。老婆が駆けつけた時には全てが終わっていた。
長男は客人を殺し、父親を殺し、妹を殺して。
生き残っていた客人によって返り討ちにあって。
母親である姪はその事実を受け止められずに正気を手放して。
残された末娘はまるで人形のような状態で。
老婆は知人に頼み、末娘の記憶を封じてもらった。
少女を引き取り、自分の孫娘として育てることを決めて。
全て表向きには、長男の錯乱による殺人事件として片付けられた。
それが真実で無いと知るのは、事後処理の中心にいた僅かな人数のみ]
[ノーラに自分の服も褒められ、少し頬を赤く染める。しかし、その後の何かを考える仕種から、先程マテウスも自分に気付いた事を思い出し、先手ではないがこう口にした]
ありがとうございます。
でも、そんなに高いものではないんですよ。それでもこの服とこの名前で、いつも領主様の次男様と間違われたりしますし。
ハハハ。服が良く見えるのも良し悪しかなと思ってたりしてます。
[続々と集まってくる容疑者達の様子に、本当に殺人事件の容疑がかけられているのか? と小首を傾げそうになりながら、新しく入ってきたブリジットに恭しく会釈した]
こんにちは。はじめまして。
私、ミハエルと言います。宜しくお願いします。
―現在・広間―
ミハエル様?
[ノーラの言い方に僅か首を傾げた。
けれどミハエルの言葉が説明と否定となったので、首を戻して]
あ、私はイレーネと申します。
よろしくお願いします。
[それでも身なりや物腰がどこか違ったから。
できるだけ丁寧に挨拶をした]
ジットも。
[またおかえりなさいといいそうになって。
どうして自分はこの呼び方をしてしまうのだろうと内心首を捻る]
紅茶、飲む?
[そろそろ入れ替えもした方がいいだろうかと。
ポットを手に立ち上がり、台所へ向かおうとして]
[自分の考えてることを読まれたみたいで驚いた]
[驚きを隠すようににっこり微笑んで]
あら、わたしも今、その間違いをする所でしたわ。
でもそれだけ、ミハエル様に品格や威厳が備わってるということかしらね。
そのお召し物、有名なお店のものかしら。
それとも専属の職人さんを召抱えてらっしゃいますの?
[ミハエルの洋服を眺めながら聞いた]
ブリジットです。ブリジット=クリングベイル。
宜しくお願いします。
[ミハエルに丁寧に会釈されて、慌ててこちらもふんわり笑って、深く頭を下げ返す。]
[彼が領主の息子と同じ名を冠している事には気づいていない。]
[そういえば何を宜しくお願いするのだろうかと、言った後で目を瞬かせたが。]
[イレーネに名を呼ばれ紅茶を勧められれば視線はそちらへと自然向き、こくこくと頷いた。]
[イレーネにも挨拶をされ、そこでようやく彼女とはまだ自己紹介を交わしていなかった事に気付いた]
あ、これはごめんなさい。マテウスさんと話している間に、自己紹介をしたものと思い込んでしまってました……。
[そう言って少し自分に失笑した]
改めて宜しくお願いします。
[そうした時に、台所に向かおうをした彼女を見て、ミハエルも動いた]
折角ですし、自分が紅茶を淹れましょうか?
確かにこのご時世で、裕福と呼べる家に生まれましたが、そんな品格や威厳なんて……。
[元々物腰柔らかいと職場や館内では噂されてはいたが、だからと言って自分に品格や威厳があるなどとは思っていなかった。
威厳は兄であり、品格は妹のものだという認識しかないのだ]
この服は領主様のお屋敷のある町の、表通りから少し裏道に入った場所に、知る人ぞ知る仕立て屋がありまして、時々新作衣装のモデルをするんです。
そのお礼として頂いたものなので、有名かどうかは……。
あ、仕立ててくれた方はメイリンとかいう東方からやってきた方ですけど、ご存知ですか?
―回想・集会場―
すみません、少し出かけてもよろしいでしょうか?
[そう自衛団員に訊ねたのは朝食の後。
予想通りに難色を示す男に穏やかに微笑を浮かべて]
ならばついていらっしゃいます?
そう遠くはありませんけど、逃げるとか思われたくありませんもの。
[その問いかけに男は首を振り「そこまではしない」と返した。
その様子に軽く苦笑をして彼女は集会場を後にした]
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