情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ゆら、と鎖が揺れる]
んー……取りあえず一つ、二つ……。
さて、どうしたもんか。
[ゆっくりと目を開けながら呟いて。
肩の白梟とすぐ側の少年、それぞれと顔を見合わせる]
研究生 エーリッヒ が参加しました。
< ぽかぽかお陽さまにあたためられた土の上、気持ちよさそうに猫が眠っていました。本当は猫とも少しちがう生き物のようですけれど、羽根があるほかは猫そのものなので、そう呼んでしまいましょう。みじかい毛並みに、細くながいしっぽ。太陽のようなこがね色がに混じっていて、この猫は美人――いいえ、美猫だと人が見れば思うでしょう。
だけれどここには人はいません。本当のはなし猫は“獣人”なので、一番それに近いのは気持ちよさそうに羽根を折りたたむこの猫なのです。
さわやかな風が吹くと、樹の上でうたっていた小鳥たちが猫のそばに下りました。えさを求めているのでしょうか。つくつくつん、つくつんつん。ついばむ音に白い耳がふるえ、やがてお空よりももっとまっさおな――それは深い水の色といえるかもしれません――目が、まばたきのあとにあらわれました。
猫が目を開けても、小鳥はどこへも行きません。猫も彼らをちょっと見ただけ、その後は樹の葉の向こう側をぼんやり眺めました。
猫はなんにもせずに、また頭を手の上におとしました。水の青はまた見えなくなって、つくつくつん、小鳥の土をついばむ音もやがて聴こえなくなりました。>
< 猫がまた目をあけると、どうやらそこも森の中のようでした。でも、なん十年もくらしているのです。ちがう森だということは、だれに言われるわけでもなくわかりました。
だって緑がとってもつよくて、どこかもぞもぞするんですもの。しめっぽい空気は、肌、じゃなくて毛によくなじみましたけど、それよりもなんだかぴりぴりとしました。毛が逆立ってしまうのは、とめられません。
すきじゃないと思ったように、猫はゆっくり目をあけました。青い目がはじめにとらえてしまうのは、このままだとちょっとぶきみな、下くちびるの大きい虫を食べる花―― >
< ……ごめんなさい。ほんとうは、猫の口から出たのは、残念なことになき声でした。でもおそらくそう言いたかったんでしょう。
気持ちは、顔がかわりに話してくれました。
みゃぁときこえる声で、猫はもう一度なきました。ちいさくちいさく、こまったようになきました。
だって、まわりは、あたたかいんです。ひんやりする風もありません。しめっぽさがちょっと落ち着かせてくれましたけれど。
まずは、ここがどこなのか、猫には知るひつようがありました。ジャングルっていうものだと、知ってはいましたけれど、なんでここにきたのかもわかりません。
それでも左の前あしに、目よりももっとふかい青の布があるのをたしかめると、猫は歩き出しました。
あたたかい陽をかんじて、やわらかい土をふみしめて、猫の足どりはしっかりとしています。
だけれど、どうしてでしょう? すすむにつれて猫はいやぁなにおいを感じたようでした。そっちに行ってはいけないような……。そっちに何があるかなんて、猫は知りませんけれど。
その場でたちどまると、しっぽをぴんと立てて、青い目にけいかいを映したまま、辺りを見回しました。>
[雪は大地を覆う真白の敷物となり、私は命を傷つける恐れなく歩を進める。
空から舞い降りる白の破片は、増えることも減ることもなく、淡々と降り積もってゆく]
………ふぅ。
[尽きぬ森に白い息を吐き天を仰ぐも、深緑の天蓋から垣間見えるは暗雲のみ。
森の上に躍り出て雲上へと思うも、詮無き事と目を伏せる]
私の脚が…無事であればの……。
[誰も居ない森、ゆえに私は心の内を零す。
切ない吐息が白く辺りを漂い、緩やかに広がって消えた]
青年 アーベル が参加しました。
" 130124: 01411 ... "
[何時から居たのか][何処から来たのか]
[何方とて定かではなく]
[唯、“其処に在る”][それだけが確かで]
[草臥れたシャツに] [色褪せたジーンズ]
[じゃら][じゃらり]
[素の足が地を踏み][千切れた鎖が鳴る]
" ... 30190 214171720151981413 "
" 131419 51420133 "
[左の手と右の足には抗魔銀の枷]
[右の手と左の足には朱の滲む痕]
――……………、?
[左の眼は深海の青の如き髪に隠され]
[右の眼は夜闇の青の如き色彩を宿す]
" 417171417 417171417 417171417 "
[在るは半透明の硝子]
[壁を天井を覆い尽くす]
……、何処。
[今度の吐息は音に成り]
[手を伸ばし壁へと触れて]
−現在地:中央塔・外周通路−
[――彼方の空間に建つ塔に目を奪われる]
……とかやってる間に、どんどん増えてますか。
のんびりしてたら、収拾つかんか、コレ。
[やれやれ、と呟いて]
エターナル・ロンド……散!
[言葉と共に、揺らめく鎖は飛び散り、空間に幾つもの無限の輪が浮かぶ]
無限の輪、辿りて導け。
界に誘われし、迷い子を!
[声に応じて、無限の輪が飛ぶ。界に呼び込まれた者、その力の流れを辿り、導くために]
< 猫はまだ知るよしがありませんけれど、ゆこうか悩む先にはおおきな花が待ちかまえているのです。
くきも、根も、はっぱもない、そんなおおきな花でした。
一週間くらいしかさかない、そんな花だからなんて幸……運がわるいんでしょうか。
人はそれを、そう ―― >
< 行こうか、行くまいか。かんじょうは、すなおに行きたくないといっていました。
でもせっかく、ここまできたのです。いちおう、あるいて。
すすむべきだろうか、すすまないべきだろうか。かんがえて、かんがえて、かんがえて >
……とはいえ、問題は……。
[飛び散った輪を見送りつつ、残る鎖を腕輪へと戻し]
アレを見て、大人しく着いて来てくれるかどうか、かねぇ……。
[状況がわからなければ、着いて来るよりは警戒する可能性は否めない訳で]
ま、悩んでも仕方ない、か。
[その時はその時、と割り切ったらしい]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新