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─ 一階・廊下─
[ロートスを一頻り撫でると、乗せた手を肩口へと寄せ。
肩へと移動を促して安定したのを確認すると、壁伝いに人の気配がする方へと]
─ →台所─
[真新しい真紅の匂いを頼りに台所へと辿り着き。
開け放たれている扉からそぅと覗き込む]
み、んな、だいじょ、ぶ?
…ふゥん?
[恨み、という言葉の似合わなさに、鼻を鳴らすようにして。
眼を伏せたなら、血の臭いに構いもせず、深く息を吸って、吐く]
人狼だってな。
少なくとも、半分はヒトなんだ。
[ゲルダに向ける言葉は、どこか叩きつけるよう]
[床に立たされる頃には、ロミルダも少し落ち着いて来て。
無事なほうの腕で目を擦って、その手ですぐにまた腕を押さえる。
漂う臭いにきゅっと眉を寄せて、けれどその源を見ないように顔を上げて]
……ひっく…
[まだ少ししゃくり上げながら、感謝を紡ぐゲルダと、その先のユリアンを交互に見た]
オレが死んだことで…
「人狼」が死んだことで喜ぶやつがいる。
そういう「喜び」のために、オレたちは「造られた」
なんてな。
やめとこう、オレのガラじゃねぇ。
そのほうが俺も嬉しい…結構疲れる…
[息を吐くゲルダにつられるように吐露する。]
…なんで…な…だって放っておくわけにはいかなかった。ユリアンさんもそうだろ
[呆然と呟いているユリアン。それにお礼をいうゲルダの横で口にして]
[見据えるターコイズグリーン。
虚ろだった蒼は一つ瞬いた後、そちらに焦点を合わせる]
……ありがとう、って。
[一瞬、言われた意味が、わからなかった。
それでも、少しずつ動き始めた思考は、ハインリヒ──否、『人狼』を殺した事へのもの、と認識を結びつける]
……礼、言われる、こと……じゃない。
俺、は……。
[掠れた声。
蒼は、右手の銀の短刀へ、向いた]
…そうだね。
[ローザに否定しようとして、それも何か違う気がしてやめる。
望まないということにだけ同意の頷きを返した]
強くないよ。
僕一人だったら耐えられなかったんじゃないかな。
[ハインリヒの問いには小さく首を振る]
どっちつかずのまま壊れてた。きっと。
だろうなぁ。
あいつはローザのそう言うところがいいんだろうし。
[別にからかうつもりではなく]
[口調は真面目そのもの]
ぁあ。カーラか。多分…カーラが見えたもの意外は無事
ロミちゃんもユリアンさんが助けたしな
[とカーラに気づいて、言ってみて、そういえば彼女には見えていたのだろうか。だったらする必要なかったか。などとも考える]
[ゼルギウスの言葉に、ふる、と首を振る。
放っておけなかったのは、事実。
そして、やらなければならなかったというのも、わかっている。
けれど]
でも……なんで。
なんで……ハインさん、なんだよ……。
[掠れた呟きを漏らした所に聞こえた、カルメンの声。
何事もない様子に、微か、安堵が過ぎった]
「悪い奴をやっつけた英雄」。
物語ならば、賞賛される出来事です。
[釣られるように、短刀へと視線が落ちた]
……自衛団に、引き渡しましょう。
先程、人狼を見つけたことだけは、伝えておきましたから。
ロミルダちゃんに聞いていたんです。
まさか、真っ向から突っ込んでいくとは思いませんでしたが。
[傍らのロミルダに謝罪をする。
危険な目に遭わせて、すまないと]
[造られたというハインリヒ。
息を飲み、視線を逸らした。胸元で左手を握る]
苦しそうにもしているよ。
ロミちゃんとか。
[見極める力を持っている少女を見ながら言う]
…ん。やめる。
[ほっと息を吐いた]
似合わないだろう。自覚は少しぐらいあるぞ
[鼻を鳴らすダーヴィッドに開き直るようにいって]
半分ヒト…それはわかってるつもりだが…な。
…ただもうこの状況は…徹底的にかみ合わなかったしな
[ゲルダにたたきつけた言葉にぼんやりと呟くように口にする]
[ダーヴィッドの声は聞こえてたはず。
けれど、一瞥するだけ。
その眼差しは物言いたげだったけれど、何も言わずじまい]
包帯、倉庫でしたっけ。
[怪我の治療用にと器に水を汲んで。
汚れのないものは少なくなった布を手に取り、台所を後にしようと]
それでも
[クロエの否定の言葉に]
お前はカルメンを護ろうとしてただろう?
クロエと、カルメンとで支えあって。
……人の強さ、ってのはそういうもんだ。
ローザもそうさ。
支えあうもんがいるから、人は強い…
オレには絶対もてないもの、だな。
…カーラちゃん。
[大丈夫か、との言葉に室内のそれぞれを見る]
怪我したのは、ロミちゃんとユーリ。
…まずは、布で縛って止血だな。
[ハインリヒは、視えているだろうから口にしない]
まぁ、でも。
一緒に生きては、いたかったかな。
って…っ…!
[クロエにそう言うと、困ったような表情で笑って。
続いたハインの言葉には、思わず顔が赤くなって。固まった。]
カーラ、ハーリ、みえた。
みえた、の、ハーリ、だけ。
くろい、はす、あった。
じんろー、しょうこ。
[ゼルギウスの言葉に視えた事柄を口にする。
僅か、細まった瞳が微笑みに似た形を成した]
ローミュ、ぶじ。
よかった…。
[直ぐに表情は安堵したものへと変化する]
英雄、とか。
呼ばれても……嬉しく、ねぇ。
[ゲルダの言葉に、小さく呟く。
台所を離れようとしている彼女に届いたかは、わからないが。
ともあれ、座り込んでいても仕方ない、と思った時。
ずき、と痛みが走った。
例の頭痛ではなく、先に爪の一撃が掠めた胸元の傷の痛み。
それに気づいたのか、鸚鵡がくるる、と鳴き声を上げた]
…ユーラ、と、ローミュ、けが、した?
だいじょ、ぶ?
[ダーヴィッドの説明に声色と表情が心配げなものに。
駆け寄りたくても場所が分からない以上、その場からは動けず。
ただ声をかけるのみになる]
ユリアンさん…悪いがそれはいっていいことだとは思わない…だったら他の人が人狼で、こうなるのはよかったのか?
[掠れた声で述べるユリアンに違うだろう?というように見て]
ま、ユリアンさんからすればよりにもよって…ってことだろうけどな
ああ、ビュルスさん。
[出ようとしたところで、ようやっと気が付いたと言った風。
視界が狭くなっていたようだった]
ロミルダちゃんは、これから、手当てします。
クロイゼルングさんの怪我は……他の方に。位置が位置みたいですし。
包帯を持ってくるくらいなら、しますけど。
……。
見えました、か?
[少し間を置いて、主語のない問いかけを向けた]
うん、護りたかった。
…一緒にいるっていう約束、破っちゃったけどね。
[ハインリヒの言葉に眉を下げる]
ハインリヒだって、人だよ。
それは変わらない。
[本人の方を見ずに言う。
真っ赤になったローザが見えて、ようやく笑みが戻る]
…ゼルギウス。
この子、預かって。
[たとえ、受け取られずとも、床に赤子を置く勢いで。
ばさ、と紅の上着を脱いだなら、ユリアンの傷口に押し当てて、止血しようと]
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