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―宿屋―
平等……は、きっと難しいことだね。
[佳く判らないと云ったままライヒアルトに首を傾げ
彼が助けを求める己の妻を見る。]
うん。
だけど、あんな風になる子が狼な訳ない……―――。
それに、君も狼じゃないのは、私は識ってるもの。
[慰めるような言葉をくれる妻に語る言の葉。
それは遠まわしに、
ユリアンの疑問に答えるようで答えていないもの。
紅はまた、ユラユラと揺れはじめ……―――。]
― 湖畔 ―
[転んだときにスカートが捲れあがったのか娘の白い右腿が露になった。其処には自衛団長と同じく銀の刻印が成されていて。
人としての証明ともなる其れは少年の視界にだけ収まっただろう。
ベッティ達からは見えず娘は起き上がろうと上体を起こしたところでスカートの裾は戻り]
―――…。
[ママ、と口にする少年の声に尋ねて好いものか悩む表情。]
あいたた…あ、ベッティ、御免ね、有り難うなのだよ
[助け起こされると起き上がり、ミハエルの姿に安心して。]
ン―――…好かった、見つけられた
[スカートについた汚れを払うとミハエルの翡翠を覗く。]
君があんまり悲しい事を云うからさ
思わず追いかけてきてしまったのだよ
―湖畔―
[驚く様子のミハエルには、腰に手当て]
なんでもなにもない、心配だから当たり前だろ。
[あまり息切れした様子がないのはクロエにペースをあわせていたから。
ゲルダに続くようにそう言ってから]
まぁ、信用できなくても力あわせる必要はあるしな。
――…そうだな。
難しい事だとは思うよ。
[ゼルギウス>>126にゆると頷く。
平等にあれるかと問われたら頷けはしない。
この集められた中でも差異はあるのだから。
赤い髪の騎士風の男に関してはきっと優しくはなれないだろう]
オチがねぇなら良いさ。
お前の女神様が選んで呉れた部屋で
有り難く休ませて貰うよ。
[アーベル>>130にそう紡ぐが部屋に行くのは
食事が済んでからだろう。
準備の為、離れる幼馴染をひらと手を振り見送った]
知ってる子が、いきなり飛び出しってたら心配するのは当たり前でしょう?
[他の二人と比べて息切れはしているものの、なんとか息を整えて。
なんで、と問うミハエルに微笑み首をかしげた。
ライヒアルトとの話の内容は聞いていなかったから、もしかしたら自分を気味悪がって飛び出していったのかもしれないという思いもありはしたが。]
ミハエル、君…。
…信じたいって思える人も、いないの?
ライ兄や、ゼル兄達や、カルメンさんも…おうちの使用人さんたちも、皆?
[自分よりも年若い少年が、色んな重責を背負っているだろうことは然程親しくはない身でも容易に知れた。
それでも、信じられる者が居ないと言い切るその姿は悲しくて。
自分達が揃ってきたことは却って追い詰めてしまうことになるかもとは思ったが、それでもどうしても聞きたくなったことを問いかけて。]
ああ、ごめんなさいね。
お話遮っちゃったかしら。
[荷物に駆け寄るユリアンに謝罪を述べる。
ゼルギウスやイレーネとの会話の内容はここまでは届いていない。
布の他に糸や細かな金属の装飾品など、一つ一つ取り出される商品を受け取り、自らの目で確かめて]
……はい、確かに。
いつもご苦労かけるわね。
お幾らだったかしら。
[注文したもの全てを確認すれば、労いの言葉を。
値段が提示されればその通り*支払った*]
―宿屋 食堂―
……そうね。
[あんな子が、という夫にはそう答えた。
夫が何を確信しているのかは分らないが、
自分を狼でないと言う夫に、こくりと小さく頷いて返す。
自分は狼では無いと。
……だが、今この場で狼と名乗り出る者は只の一人も居ないだろうが。
揺れる赤い瞳に、始め夫は泣いているのかと思い、]
ゼル?
[下から青は心配そうに、見上げて様子を伺った。]
―宿屋食堂―
[イレーネの言葉>>133を神妙に聞いていれば
最初は期待できたのに例えに自身の名が出た時点で
眉間に皺が寄ってしまった]
イレーネ……。
私は別に妻を娶る予定は無いからな。
あながち間違ってねぇのか……
でもなんか釈然としねぇな。
[幼馴染の例えはまた誤解を招きかねない。
茶化すものが居ない事を青年は祈るのみ]
…そんな事云っちゃダメだよ
[服の袖で目許を擦る少年を娘は諭す。
近い距離、ミハエルを見詰めてゆるりと首を振り。]
御免ね、如何しても来たかったんだ
[子供扱いするわけでもなく、
彼の両肩に手を置いて視線を合わせた。]
…君は人を信じたくはないの?
[投げかける疑問は信じられないと口にする少年に掛けられる。娘は、人を信じてきたから今の自分が或る。でも彼は違うのだろう。生い立ちこそ違えど、自分とは可逆の少年が気になっていた。]
―宿屋食堂―
[肩を竦めるユリアンにふむと呟いて独り言ちる]
後者なら理解がおよばねぇ世界だな。
伝承の類をみても結社という存在がある、とはあっても
その実態を詳しく記している書は見当たらない。
聞いても教えて呉れねぇんだろうな、団長殿は。
[結社の事は人狼を倒す為の組織としか説明されていない。
遺体に関しては普通ではない殺され方で
心臓とその付近が食い荒らされていた、等と言っていたけれど
流石に食事の場でそれを言うのは躊躇われ口を噤んだ]
―宿屋/食堂―
つまり、ライ君はモテモテって事でいいのかな?
そっかぁ、神の愛って大変だから、修道士さんも大変なんだね。
[妻の説明に、判ったような判ってないような言葉を
なにやらゆらゆらしながら告げる。
と、ユリアンが去り際零す言葉に
揺れる紅を細めて、うっすらと微笑んだ。
けれど、何も告げることはないまま。]
ん。ちょっと、疲れちゃったのかな。
眠くなってきた……―――
[見上げてくる青に、微笑を深めて、片手を伸ばす。
生まれ持った色素故に、あまり頑丈でない身体は傾ぎ]
[ふ、と玄関の方を見る。
外へと駆け出した少年たちは未だ戻らない]
――…直ぐに戻ってくるかと思ったんだが
なかなか戻ってきやしねぇな。
あー…、ついていけば良かった、か。
[待つというのも心配なもの。
自分が追いかけては余計に追い詰めてしまうかもしれないと
考えて残ったのだけれど。
今は其れを少し後悔していた]
メシ、冷めちまうぞ。
[ポツと呟いて吐息を零す。
彼らが戻ってくるまで待っていようと食事には手をつけずにいた]
確かにまだ親しいって言うほどお互いに知ってる仲ではないけどな、
[小さく息をついてから]
まぁ、それでも下手な村連中なんかよりは、よっぽど親密なんじゃないか?
あんまりうれしくない理由でだけどな。
[それは村内の今の状況でのお互いの立場を指してのこと]
まぁ、人のこと心配したり助けたりに難しい理由なんていらねぇだろ。
誰だって心配するよ?
宿に残ってる皆だって、心配してる。
[ミハエルから不思議そうに聞かれれば、こちらも不思議そうに答え。
何も考えず飛び出してはきたけれど、宿に残った面々それぞれある程度の人となりは知っている為そう言い切れた。
ブリジットまで追いかけてきていることは知らなかったが。
ミハエルから信じたい者もいないと答えられれば、哀しげに眉を寄せたが、それでも緩く頭を振って。]
そんなこと、自分で言わないで。
自分から言っちゃったら、本当に誰も信じられなくなるよ。
ねぇ、私は……―――――
[言葉途中でふっと瞼が落ちると、
妻の身を潰さないようにと辛うじて動いた身は
食堂の机、並べられた料理の間に突っ伏すように
*浅い眠りに落ちた*]
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