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……………
[思考する事、数秒]
[このまま帰ろうかとも思った、が。身体は冷えているし、これも人生経験だ。
そう自分に言い聞かせ、中へと一歩、踏み入る。
他者にとっては小さな一歩でも、彼にとっては大きな一歩である。というと、思い切り大袈裟に聞こえるが、それくらいの出来事だ]
[相変わらず口許は押えたまま。顔を赤らめた男達がわあぎゃあと騒ぐ声が耳に入り、其方も押えたくなったが、我慢する。
――信じられない。小さく、そう、呟いた]
[すぐさま駆け寄ってきた祭り実行委員会の大人たちが、慌てて彼女の手当てをする。
「…あー……折れてはいないが、見事に捻ったな…こりゃ。」
「無理っぽいねぇ、これは」
「どうすんだよ、今年の舞姫は…」
口々に慌てふためく大人たちの中で、少女は足首の痛みに泣きじゃくっている。
えぇ、そりゃぁもう、すっかり腫れ上がってしまって居たりとか。]
[ランプ屋のお姉さんがいる。
名前を呼んでもらって、子供はまた嬉しくなった。]
こんばんは。
[いつも優しいお姉さん。
中に入っていく姿。
女の人に言われたから、自分の手を見て、
真っ白な息を、吹きかける。]
年に一度の、祭りです。とても、とても楽しみだったから。去年より、いっぱい、知りましたから。
ご飯……食べていって、怒られないかな。
[無断外出だけでも怒られるかもしれないけれど、
ごはんも食べて、大丈夫かな?
子供はそれでも、中へと押されて、暖かさに喜んだ。]
学生 リディが村を出て行きました。
[やがて。
大きなエプロンを付けて現れた少女は、どこか困ったような笑顔で。はぅ、と小さな溜息をつくと、気を取り直したように接客を始めた。
真新しい靴下と――やや古ぼけているもののしっかりした靴で、ぱたぱたとテーブルを回る。]
あの…いらっしゃいませ。
ご注文は…?
[一緒に来た一団が席を定めた様子を見て、注文を取りにテーブルへと近づいた。]
[怒られないかな、という言葉にうーん、と声を上げて]
ま、そんときゃ俺が代わりに怒られてやっから、気にすんなって!
[にぱ、と笑って言い切る。
施設の子供たちを引っ張りまわし、怒られるのは日常茶飯事らしい]
[中に入れば、子供は、同じ年頃の姿を見つけた。
とても場違いのように見えて、首を傾げる。
それでも、頼もしい言葉が聞こえれば、
とても嬉しそうに笑った。]
はい、ありがとうございます。ユリアンさん。
[先程外で会った少女が、エプロンを纏ってやって来たのを見て、無言で視線を向ける。矢張り、手で口を押えたままではあるが。
ちら、と足元に一瞬目を向け、直ぐに戻して]
……注文?
[そう言われても、彼には馴染みの無いものばかりだ。
どうするのかと言いたげに、共に座ったイレーネやノーラへと視線を]
[少年の様子に少し考えるが、この空気を変えるには…よほどの事が起きないと無理だろう、と考えるのを止め]
…ベアトリーチェちゃんも、お祭り、楽しみたいもんね…
あたしも、お祭りに行くなら、夜の方が良いから。
[小さく笑むと、席に着き…
先ほどの少女に目を瞬かせ…微笑んだ]
…ぇと…あたしは、スープとパン、後、エール…
みんなは?
[金髪の少年が口を手で押さえている様子に]
…あの。
よろしければお水を持ってきましょうか…?
[空気だけで酔ったのかもしれないと、心配そうに小首を傾げ問いかけて]
9人目、研究生 エーリッヒ がやってきました。
−自衛団詰め所−
[いつもの物々しい詰め所の光景とは違い、
今日はでかでかと『妖精祭り実行委員会』の横断幕が貼られた建物。
村の若者たちは、それぞれ揃いの派手な色の法被を羽織って祭りの準備に忙しい。
やる気なさげに奥で暖炉に当たっていた金髪の優男に、実行委員長(例のごとく、普段は自衛団長だ)が声をかけた。]
…で、舞姫役に手ごろなお嬢さんを、ナンパしてこい、と?
そりゃまー、かわいこちゃんは好きっすけどー…それとコレとは…ぁー……。
[ギュンターは頼んだよーと気楽に言い放ち、青年はあきらめたようにため息一つ]
[嬉しそうな様子に笑いながら自分も席につき。
注文を取りに来た先ほどの少女の姿にお、と声を上げ]
えっとー、俺はいつもの……っても、わかんないか。
パンとスープと、あと鶏の香草焼きねー。
それとシードル。
[ベアトリーチェの困った視線には、に、と笑って]
飲み物ジュースにして、同じのでいっか?
[ごく軽い口調で問いかけ]
[馬を宥めるのに四苦八苦し、戻ってくるのに手間取った。
迷っていたわけではない……多分]
えーと…
[酒場の中を見渡せば、皆の姿は容易く見付かった。
が。
間近にいた村人を発端に、次第に自分……正しくは、その装具に意識が集まるのに気付けばさすがに苦笑する]
…仕方ないな。
[宿の主人のところへ行き、簡単な手続きの後に鍵を受け取って。
そのまま皆の居るテーブルへ]
すまない、どうやらこの格好は目立つらしいな。
私はもう少し後に食事を取ることにするよ。
[道案内ありがとう、と残してその場を*離れた*]
[実行委員会の机の上には、既に彼が提出した書類も置いてある。
■名前 エーリッヒ=フランツ=シュナイダー
■年齢 花も恥らう24歳
■自己紹介 村の青年団の若いもん。
(青年団とはいえ、八百屋の息子(38歳独身)とか、宿屋の若旦那(42歳独身)とかばっかりなのは田舎だから仕方が無いらしい。)
普段は村の農業試験場にインターンとして勤めていたり。]
[金髪の少女の注文も書き付けて顔をあげ、赤毛の騎士の姿はまだない事を確認する。]
…以上ですね。
しばらく…お待ちくださいね…。
[確認の為もう一度注文を読み上げて。
「貰う」という声に小さく頷き、テーブルを離れ厨房へ。]
[ふと、ダーヴィットの声が聞こえ…]
…そう、ですか…はい、では、また…
お祭りで。
[ダーヴィットを見送ると、ミハエルがまだ注文していない事に気づき…首を傾げた]
…お水の他に、何か、頼まなくて良い?
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