人狼物語 ─幻夢─


19 白雪幻想

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職人見習い ユリアン

[熱が冷めていく。
正常であったことが、異常だと、次第に理解出来るようになる。
ハインリヒの言葉も、蘇った。
その、意味するところは――]

嫌だ、なあ。

[きっと、麻痺してしまった思考能力のせいだ。
パタりと、手がシーツの上に落ちる]

[目を閉じた。
闇に包まれて、銀と藍は見えなくなる。
*それでも、赤はこびりついて、否、更に鮮やかに映えて、消えない*]

(108) 2008/01/10(Thu) 02:47:51

【墓】 未亡人 ノーラ

[目に映るのは、エーリッヒに黙祷を捧げるマテウスの姿]

・・・ありがとう。

[両の瞳から流れるは紅き涙]
[視界が紅に染まっていく][終焉の時は*まだ遠く*]

(+13) 2008/01/10(Thu) 02:48:56

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2008/01/10(Thu) 02:49:01

小説家 ブリジット、メモを貼った。

2008/01/10(Thu) 02:57:23

【墓】 学生 リディ

[階下の喧騒が収まった頃、浮く様だった熱もまた引いて行った。
一つ息を吐いて、扉を背に座り込む。
ポケットの内側から脚に当たる堅い感触。部屋を出る直前に入れたそれを思い出し、取り出して掌に置いた。]

これ、まだあったんだ。

[ずっと昔、父親が幼い少女に与えてくれた物。幼馴染みたちに負けたくなくて、無理にねだったものだった。
これを使わずに済んだことには、正直安堵していた。]

(+14) 2008/01/10(Thu) 03:11:59

【墓】 学生 リディ

・・・・昔は男の子になりたかったんだっけ。

[何かと格好良いアーベルに憧れ、多少弱々しくとも結局は彼と同じユリアンを羨ましがっていた。あの頃彼らに影響を受けた、自分を「ぼく」と呼ぶ癖は未だ抜けてはいない。]

ねぇ。
もしぼくが男の子だったら、

もっとちゃんとやれたのかな。

[今は、彼らすら信用することは許されない。
――殺さなくてはいけないかも知れない。
だから、変わらず自分の名を呼ぶ彼らが怖かった。
だからこそ逃げてきたのかも知れなかった。]

(+15) 2008/01/10(Thu) 03:13:48

【墓】 学生 リディ

ぼくはもう、リューディアでいちゃダメなのに。
そうしないと痛いのに。

だから、選んだのに。

[疼く左肩を押さえて、顔を立てた両膝に埋めた。浮かんできた涙を零したくはなかった。
どうしてこんなに弱いのだろう。]

なんで、ぼくなんだろう。


・・・・・・もう嫌だ。

[小さく小さく呟いた。]

(+16) 2008/01/10(Thu) 03:16:16

【墓】 学生 リディ



[その後の記憶は

              *朧気にしかない。*]

 

(+17) 2008/01/10(Thu) 03:17:57

小説家 ブリジット、職人見習い ユリアンに話の続きを促した。

2008/01/10(Thu) 03:19:31

小説家 ブリジット

[ミハエルの呟きは届いたが。][薬師の業しか知らぬ少女に、その名が意味する所を知る事は出来ずに。]
[同じように黙々と片付けて。][掃除が終わると、ミハエルから布を受け取り、台所へと向かう。]

[布を洗おうとして手は止まる。][布に染みた赤に。][染まった掌に。][ユリアンの、エーリッヒの。][姿は鮮明に思い出されて。]

人殺しをしなければ出られない。
でも、私は…人を…人を、殺せ、

――っ、痛っ。

[殺せるだろうかと。][疑問に思うと同時に頭が痛んだ。][昨日のような、鋭い痛み。]

(109) 2008/01/10(Thu) 04:12:32

小説家 ブリジット

[眉根を寄せながら。][それでもまた、考え続ける。]

…他に、方法はないのかな…システム…って、どうし―――ぁ、っぅ。

………痛ぃ…あたま、痛い…。

[訪れる痛み。][頭を押さえようとして手を見れば。][両手は紅色に染められたままで。]

[そのまま、その紅に唇を寄せて。][掌を齧るように、口を開き。][舌でほんの少しだけ、赤色をすくい取った。]

[以前、口にしたのと同じ味。][鉄の味。][それはとても。]

あま、い。

[呟けば。][痛みは消えた。]


[瞬く。]

(110) 2008/01/10(Thu) 04:13:41

小説家 ブリジット

…あ、れ…?

[不思議そうに両手を見て。][痛みは今は欠片も無く。]

[ふとクレメンスの言葉が思い出された。

『お薬が合ったのですかね?』

と。]




これ、

[が?と、呟こうとして。][ぐらりと体が軽く傾ぎ。][だがすぐに持ち直し。][何事も無かったように、血塗れた布とと手を綺麗に洗った。]
[台所から出ればミハエルに、ねぎらいの言葉をかけられて。][それには言葉少なげにいいえと返し。][そのまま二階へと上がってゆく。]
[足取りはしっかりとしていて。][儚い印象派どこか薄れていた。]

(111) 2008/01/10(Thu) 04:23:48

小説家 ブリジット、部屋へと戻れば、すぐに深い深い眠りに*落ちてゆく。*

2008/01/10(Thu) 04:26:11

小説家 ブリジット、メモを貼った。

2008/01/10(Thu) 04:27:06

職人見習い ユリアン、跳ね起きる。

2008/01/10(Thu) 09:20:40

職人見習い ユリアン

[右腕が痛んだ]

……っつ、

[微かに声はあげて、左手を添える。
袖に残った赤が映った]

[夢を見ていた。
昨夜の繰り返しの夢――ではない]

[カァ、][鴉が鳴き声をあげ、羽ばたく]

[顔を顰めながらも、そちらを見た。
赤の残る、不鮮明な視界。そこに浮かび上がる黒。
見えるようにも、視えるようにも、なっていなかった]

そりゃそうだよ、ね。

(112) 2008/01/10(Thu) 09:25:58

職人見習い ユリアン

[目の奥が熱い。
痛みに似た熱を持っているようだった。
添えていた左手を離して、顔に当てる]

いつまで…… かなあ。

[ポツ、と呟きが零れた。
色々なものに、宛てた言葉]

[ベッドから降りて、机へと向かう。
ぼんやりとした頭のままに、袋から作りかけの飾りと石を取り出した。
今更、自己満足かもしれないと、*そう思ったけれど*]

(113) 2008/01/10(Thu) 09:49:29

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2008/01/10(Thu) 09:50:53

ランプ屋 イレーネ

―自室―

[それは、唐突に訪れた。
夢も見ずに薄闇の中に沈んでいた意識を、鋭く斬り裂くように]

――ッァアッ!

[右肩から全身へ。
いい加減慣れてきたかと思っていた痛みを、軽く凌駕するそれ]

ぅ、あ…。

[右肩を抱え込む。
半端ではないそれに、暫し息を整えようと]

(114) 2008/01/10(Thu) 10:52:57

ランプ屋 イレーネ

――そん、な。

[荒い息の中、呟く。
ベッドから滑り落ちるように降りる。
燃えていた炎は殆ど消えかかっていた]

…ま、さか。

[まだふらつく足で。
それでも壁に縋って扉へと。そして部屋の外へと]

(115) 2008/01/10(Thu) 10:57:22

ランプ屋 イレーネ

[あの時のように。
不安と恐怖にかられるように歩く。
辿り着いた先の部屋]

…リディ、ちゃん?

[小さな小さな声を掛けて。
そっと目の前の扉をすかした]

(116) 2008/01/10(Thu) 11:00:27

ランプ屋 イレーネ

[視界に入ったのは、ベッドで休む人影。
一瞬の安堵。
しかし次の瞬間には]

こ、の…匂い……!

[部屋の中に満ちていた、錆付くような臭気が押し寄せた]

(117) 2008/01/10(Thu) 11:02:58

ランプ屋 イレーネ

[扉を大きく開く。
部屋の中は多少乱れていて。
ガタンという音を立てて何かが倒れた。
けれどそれにも気を払うことなく一直線にベッドへと]

あ、ぁ…
散って、しまった……

[伸ばした指先には、千切られた蒼花。
紅に沈んだそれはもう何も伝えてこない]

緋に沈んで。
それが欲しいと思ってしまったのは。
私、なのに…。

[肌蹴られた衣服。
左の胸に一際大きな傷。人の命の核となる場所が、無い]

なの、に……

(118) 2008/01/10(Thu) 11:12:12

【墓】 学生 リディ

[熱いと、痛いと思った。薄らとした記憶に残るのはそれだけ。

今は熱くも、寒くもない。音もない。匂いも、臭いも。
それに疑問を覚えることもなく、ただ漂う夢の中にいた。]

(+18) 2008/01/10(Thu) 11:12:49

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2008/01/10(Thu) 11:14:13

神父 クレメンス

[祈りを]
[そう言われ、聖句を口にのぼらせた昨夜]

元神父であって、今は本当は違うのですけれどね。

[苦笑したのは祈りの合間に]

十字架を落としてきてしまっているので、俺は神父じゃないんですよ。
でも、祈りのことばは同じですしね。

[神様には少し我慢してもらいましょうと]

(119) 2008/01/10(Thu) 11:15:36

神父 クレメンス、メモを貼った。

2008/01/10(Thu) 11:16:27

ランプ屋 イレーネ

あおいはな、ちらそう。

[ふと口をついて出たのは。
つい先日、視る力を持っていた青年が言っていた]

咲いた花は。
散るがさだめ。

[ベッドの脇に座り込んだまま。
手を伸ばしてリディに触れたまま]

それでも花は、咲く。
…運命なんて、知らない。
知らないままで、いたかった…!

[全身を駆け巡る痛み。
慣れることなんて出来るわけがなかった。
そんなものでは、なかった]

(120) 2008/01/10(Thu) 11:20:28

職人見習い ユリアン

[バサリ、][急に視界に影が下りる]

ザフィーア? どうしたの。

[この賢い鴉が、そうして他者の邪魔をするのは珍しい事で。
顔を上げて、窓の外を見る。
新たに雪が積もったのか、真白に塗りかわっていた。
それと自分の姿とを見比べて、着替えてもいないことに、今更気づく。赤はもはや黒ずんでいる。鼻も、麻痺してしまったのだろうか]

……。風呂でも、入ろうか。

[そう「理由」を付けて、部屋を出る]

(121) 2008/01/10(Thu) 11:27:01

神父 クレメンス

[皆が部屋に戻っていく]
[自分もまたそうだった]

本当は湯を浴びようとしていたんですけどねぇ。

…ああ、おかしい

[くすとわらった]
[夜の闇が落ちた]
[静寂]

(122) 2008/01/10(Thu) 11:31:35

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生存者 (6)

ユリアン
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ナターリエ
19回 残12997pt
マテウス
133回 残8959pt
クレメンス
302回 残5722pt
ハインリヒ
77回 残11333pt
イレーネ
219回 残5748pt

犠牲者 (4)

ギュンター(2d)
0回 残13500pt
ノーラ(3d)
7回 残13282pt
リディ(4d)
171回 残8762pt
ミハエル(5d)
18回 残12852pt

処刑者 (4)

アマンダ(3d)
16回 残13052pt
エーリッヒ(4d)
57回 残12028pt
ブリジット(5d)
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アーベル(6d)
352回 残3170pt

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