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─修道院 墓地─
─…おじいちゃん。
[ふわり、祖父の墓の前に立ち声をかける。
同じ世界にはきたけれど、祖父に逢うことは出来なかったから。
だから、ここに来たのだ。]
…ごめんね、言いつけ守れなくて。
人狼の話を聞いたのに、村から逃げようともしなくて。
皆に、目のこと話して。
死んじゃって、ごめんね。
[墓に告げる言葉は、謝罪。
もう既に遅い言の葉、けれど。]
でもね。
私、自分で選んだんだ。
皆のこと、大好きだから、離れないって。
私にできること、精一杯したいって。
皆のために、私の命が役に立つなら使いたいって。
だから…おじいちゃんは、許してくれないかもしれないけど。
私は、後悔、してないんだ。
バカな孫で、ごめんね。
[そういって、微かに苦笑して首を傾げた。
祖父と同じところにいけるのかどうかは解らない。
遺した彼女達がずっと、笑っていてくれるように見守りたいと思うから。
そんな自分を、風が通り抜けた。
それは、懐かしい匂いがしたように、*そう思えた。*]
/*
おじいちゃんへのお別れしてたらゲルダまで返してくれてた…!!!
うわああああん、もう幼馴染ーず大好きだ大好きだよ…!
ライ兄もロルお疲れ様なんだよ…!
―紅が映す世界―
[生前、直に蒼を見上げると色素の薄い眼は焼けて、暫く大変な思いをした。
実体ない今、陽光は唯身体を突き抜けて行くだけにも関わらず、
尚呼ばれた先を見る紅は密やかに濡れたように濃く光を反射する。]
『―――……そうだね。』
[困ったように、それでも微笑むように、揺れる漆黒の尻尾を見る紅は細まる。
―――……まるで光(リヒト)を眩しがるように。]
『うん、そうだよね。』
[言い聞かすように、再度紡ぐ言の葉は、
けれど嘘の苦手な男が織るが故、果たしてどこまで信じて貰えただろうか。]
[そっと胸に宛がう手。
リヒトの姿に思い出すこと。死ぬ時に覚悟したこと。
――……彼に後を託した時点で、例えば、もし、
生の世界で妻が子と結ぶ3点の内の一つに彼を選んでも、
受け入れるつもりだった。
自分達の子を娶っても佳いと謂ってはいたものの、
年齢と積み重ねたものを考えれば……―――。
それでも、子だけのことしか謂わなかったのは、複雑な男心故に。
実際の妻とリヒトの間にある感情の細やかな種類は、
判っているのかいないのか。
どちらにしたとて、軋む何かは手宛がう胸の下に存在したまま。]
[それが“嫉妬”という名の感情であると、識らぬままであるのは、
陽の光のようにこの身を焼かぬ光(リヒト)が好きであったから。
大切なのは、こちらも同じこと。
でも、だからこそ、ただ一人、喰われぬまま在るココロが痛む。]
『あれ、陽に眼、焼かれちゃったかな。』
[細めた紅の眦から、つっと一筋、伝う雫。
くしっと拭う仕草は幼い。
おそらく、去来する感情の名は―――淋しい。
それでも、その感情の名を幼い子のように表現できぬまま
ただ困ったように微笑んだ。
多分誰よりも、本当は淋しがり屋の白銀を知っている灰銀が、
その淋しさまでも喰らってくれるとは……―――まだ、識らずに*]
/*
グラォもヴァイスも愛しすぎる。
いや、リヒトはきっとそれ言わないけどねっ。
みんなのロールが見れてほくほく。
でも現では妹の話を聞くのでいっぱいいっぱい**
[ベッティと朝食をとり終わり片づけを済ませて。
互いに幾許かの余裕が出来たのだと知ればほと一息を零し。
以前のようには行かないかもしれないが、それでも明日を生きようと。
声に出さずとも互いに解っていたかも知れず。]
―――…有難うベッティ
また泊まりに来ても好いかな
[快く承諾して呉れたなら娘は花が綻ぶような笑みを向けた。
そうして、幼馴染を抱きしめて其々の生活に戻ろうとして。]
―――…あ、其の前に
[帰り道、ふと脚を止めた。湖畔の道へ少し戻ると、
ミハエルの屋敷―――別荘へと足を運んだ。]
…あの、御墓お参りしても構いませんか?
[迎え出た執事らしき人に要件を話せば通して貰えるだろうか。案内された場所、庭に当たる彼の墓には幾多の花が添えられていた。日当たりのいいその場所は寂しさの一つも感じられない。]
ライヒ君…君は本当に色んな人に想われているのだね
ミハエル君や、修道院の子供達にも
[村の墓地、名前だけの墓標前にも子供達の手らしき花や、
彼を模った似顔絵、有難うの言葉で綴られたカードで溢れていたのだから。]
結局わたしは君のこと、解らないままだったな
識る機会があっても理解できたか如何かまでは自信ないけど
…何時ぞやの花のお礼、出来なかったな…やっぱり君だよね?
…あのね、君の様に要領が良い訳でもないけど
それでも子供たちの為に何かしたいんだ
君の様にクッキー焼けるか解らないけど、偶には様子を見に行くよ
……うん、おせっかいかもしれない
代わりになるって訳でもないよ
でもさ…
見守って呉れる人が居るって、嬉しいものなんだよ?
[自分がかつてそうであったように。
後ろを見守って呉れた人達はもう居ないけれど、それでも。]
―――…もう転んだりしないから
今度は、誰かを見守る側に成りたいな
待て、しかして―――希望せよ
…なんてね
[あの大デュマの本である、一節を口にして。
本の虫である彼が解ったか如何かは、知り得ないが。]
[そうして屋敷から去り、
雑貨屋でイレーネが大荷物で訊ねてきた時、娘は何を感じたのか。
其の時はまだ何も知らないまま*]
―――っ、……ぅ………ぇっ……。
[瞳の奥に隠された物に、泣く女には気づかない。
ただ今は会えた事が、居てくれる事が嬉しくて。
リヒトが死んだ時は泣かなかった―――泣けなかった。
夫を失った傷が深くて、これ以上泣いてしまえばきっと立てなかったから。
慰める人はもういないのだから。
似ているのかと紡ぐ言葉は他人のそれ。
だからああ、やっぱり違うんだと頭では分っていても
零れる涙が止まらなかった。
どんな奇跡が起きたんだろう。
匂いまでもが同じで――――。
眉根を寄せる仕草が、過去を呼んでまた泣いた。]
[零れた涙を拭ってくれる、手の暖かさが嬉しかった。
背を撫でてくれる手の優しさが暖かかった。例えまがい物でも。
ふっと消えていってしまわないかと、繋ぎとめておきたくて
だからどうにか、礼を言おうと震える唇を開きかけたが。]
『!!』
[紡がれたコエに、びくりと身を強張らせることで反応を返せば
自身がコエ聞こえる者である事は知られるだろうか。
夫と同胞以外に始めて聞くコエに、震えるコエで恐る恐る返した。]
『―――聞こえる、わ。届いてる……。
リヒトの……お兄さん……?』
[涙溢れる顔のまま、それでも意外そうな顔をしたのは
生前、リヒトから兄弟の話など聞いたことがなかったから。
だがそれが嘘ではないことは、その容姿と届くコエが物語っている。
同じ顔、同じコエ、同じ匂いが。]
『………お兄さんがいる、なんて、知らなかった
リヒト、そんな事言わなかったから』
[やっぱり違うんだという思いと、お兄さんなんだという思いを口にすれば
少しだが、涙が落ちる勢いは削がれた。]
『私は……グラォシルヴ。
リヒトの、幼馴染で…………相棒だったの。』
[ようやくそう説明した頃には、昂る感情は抑えられたか。
赤の混ざった瑠璃の目は翳りを帯びながらも、
見上げてそう自身の素性を、過去を告げた。]
中
旦那様が悲しそうにしてるのが…!
私食べるの早かったのに、そこに行くまでたっぷり間が開かされてにゃー!って感じですよ(
愛しいなぁ。
旦那様へは確かに男女の愛情がたっぷりあるんだけど
リヒトもまた大好きだったのでした。きっとそれも愛。
ああ、かまわないぞ。
客としてじゃなくて、友達としてな。
[朝食の後のひと時に交わす会話、そうゲルダに笑いかけて返し]
なんなら、嫁にくるか?
[くすりとそんな冗談の言葉を交わして、ゲルダを抱き返し、
それから、家に戻るというゲルダを見送りながら]
ゲルルンも早くいい人見つけろよ。
[別れ際にかけたのはそんな言葉だった**]
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