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なんだ、冗談ですか?
本気にして損したなあ…。
あ、お勧めは、やっぱり氷柱の美女ですね、少し氷が溶けて一段と綺麗ですよ。
最終日には、大掛かりな仕掛けがあるそうなんで、楽しみにしていてください。
あら…こんにちは。
[コーネリアスとハーヴェイを見つけて手をふった。
その向こうに、リックを見つけるとちょっぴり舌を出して。]
あ、本気にしてたの。じゃあやろうよー。
なんてね。
んー危ないっていうの、忘れられるわけないと思うけど。
どういうことか聞いておかないともっと危ないと思うよ。だって、それをおれがやってしまったりしたら、大変でしょ?
んーと。
最終日かー。じゃあそれまでに、何かつなぎであるんじゃないの?
昨日みたいに新しい人とかさ。あきさせないためにそういうのやってるんじゃない?
なんて思ったりするんだけどな
[レベッカにも会釈して、小さく溜め息をつく]
何だか昨日の再現みたいになってきましたねえ。
[ニーナさんが居ませんけど、と小声で付け加え]
[リックから聞いた説明に、ほんの一瞬、表情は険しくなるか。
それから、ぐるりと周囲を見回して]
……なるほどね。
それで、今朝、『視えた』……って訳か。
[ため息混じりに言いつつ、ぐしゃりと前髪をかき上げて。
レベッカの声が聞こえれば、そちらに向けて手を振る]
[ふわり、と。
次に少女の魂が姿を現したのは、広場の真ん中。
その姿が見える人は極僅かだろう、悲しい事に。
──尤も、そんな事は遠い昔にもう慣れているけれど。
アーヴァインさんとエレノアさんの気配は、判るのだけれど──
彼女の娘は、どうなったのだろうか。読取れない。
肝心なその二人の魂も何処にいるのか、よく判らないし。]
……久しぶりだと、感覚がいまいち戻らないな。
[小さな溜息を零して、振り返る。
少し離れた場所に揃う、見慣れた顔ぶれに僅かに青を見開いて
彼らのすぐ傍に佇む、銀の髪に気付いて、微かに眉を寄せた]
一人で勝手に出来ることじゃありませんから、其の点は大丈夫ですよ。出来る人も限られてますし…て、だから忘れてくださいってば。
[リックの言葉に手をひらひらと振る]
そうですね、今日の人気は新人の妖精さんかな。
可愛らしくて評判ですよ。確かナイフ投げの実演に出演してるはずです。
たまたまってこともあると思うけどなぁ。
何事も、可能性だよ?
って、妖精さん?
ああ、やっぱり、新人さんなのか。あれでしょ、毎日ちがう「新人さん」を最初から用意してるんじゃないの?
でも、なんか妖精って言われてると興味あるかも。
どこにいるの?
えぇ、もう大丈夫、心配ありがとう。
[にこりとリックには笑いかけつつ、ハーヴェイの言葉とコーネリアスの言葉に耳を傾ける。
話題はニーナのことだろうから、かきまわさないようにと]
──そうかも、しれませんね。
でも、不機嫌なのは、誰のせいでしょうか。
[近寄る事もせずに、恐怖と、嫌悪を滲ませたまま視線を返す。
謎掛けのように言葉を返すも、答えは求めていない。]
そう、視えた。
生憎と、視えただけなんだけどな。
[不思議そうなリックに、ため息混じりにこう返す]
ここから、いなくなった人たちの姿……それが、ね。
えーと、それについてはノーコメントで。
[リックの毎日新人説には、肩をすくめて笑う]
ハーヴェイさんは、そういう力の在る方だったんですか。
話しには聞いていましたが、実際にお会いするのは初めてですよ。
うっわぁ。サーカスってセコイなぁ。
ん、ま、とりあえず。どこだろ? その妖精さん。
見てみたいなぁ。
ピエロみたいに、悪趣味じゃないでしょ?
教えて欲しいな
あー……どう、説明したもんか。
俺も、自分の事ながら、はっきりわかってないとこだからね。
[リックの問いに、苦笑しつつ空を見上げて]
ここ数年は、衰えてたんだが……昔から、ね。
霊魂とか、そういう類の物が視えたりするんだわ、俺。
[言葉自体はあっけらかんと。
それでも、瞳はどこか冥いだろうか]
……そりゃ、こんな能力ある、ってぽんぽん言いふらすヤツ自体、そんなにいないだろうし……無理もないだろ、それ。
[空に向けた視線を、コーネリアスへと向けて。
ひょい、と肩を竦めつつ、こう言って]
[リックのツッコミには無言で笑う]
今の時間なら舞台の方じゃないでしょうか?
新しくて人気のあるものは、一度は舞台に上げますからね。
[どこで、との問いにはそう答えて返した]
コーネリアさんが占った、という確証があるんじゃないなら…
ニーナ、どこかにいるかもしれないのよね…?
[耳に入れながら呟く。]
その気持ちは、とても良く判りますよ。
[ハーヴェイの言葉に、深く頷く]
あ、でも視えるということは、ニーナさん達はまだ消えたりしてないんですね?
良かった。少し気が楽になりましたよ。
──…そうですね。
でも、予想が当たってて欲しくなかったのも、本音です。
[小さく溜息を零す。ゆるりと、視線を上げて]
「この前」は知る事が出来なかったのだけれど。
今聞いたら、教えてくれますか。
[何がしたいのか。
ゆるりと首を傾ぐ。さらりと青が揺れて。
答えを、期待している訳では無いけれど。ずっと気になっていたから]
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