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―談話室―
[無意識に手が胸元で組まれる。
十字架こそ身につけてはいないが
黒を纏うこともあり修道女が祈りを捧げる態にも見えようか。]
どうか無事でいて。
[小さな声で願い、目を伏せた。]
─ 厨房 ─
[>>181歌を紡ぎ終わってこちらに気付いた司書に、笑みをつくり返し。
微かな躊躇いの後の承諾に、彼から頼まれた通りに準備に取り掛かり。
そんな中唐突に切り出した謝罪に>>182戸惑いながらも頭を振るライヒアルトを見て、困った様に笑い]
ううん、助かったのよ。
別に喧嘩してる訳じゃないから、仲裁なんかされたら困ったもの。
多分あの人も、あぁなっちゃうのは理屈じゃないと思うから。
[老尼僧から自分と彼の妻の間柄を聞いていたならこれで司書にも大体の事情は伝えられたろう。
もっとも知らないなら知らないで、詳しく話す事でも無いだろうとわざわざ説明はしなかった。
彼が急に頭を振ったのに、どうしたのかと問いかけた事で会話が途切れたとも言うが]
─ 厨房 ─
ん、…そうね。
[>>183何拍かの間銀十字を握ったままだった司書からの言葉に、頷き答え。
それじゃ、とトレイに茶器や菓子器を移し始めた所で>>178少女の来訪があった]
あら、いい子ね。
ありがとう。
[司書と同じように笑顔で迎えて、彼女が持ちやすいような小さめのトレイを手渡し。
自分も談話室へと向かう準備をしている中、不意にイレーネから告げられた言葉に、目をきょとりと瞬かせた後]
ふふ、カルメンみたいな綺麗な子と一緒に並べて褒めてもらえるなんて嬉しいわ。
ありがとね、イレーネ。
[幼馴染から性別は伝わっているだろうと思っていたから、優しい子ね、と笑って。
司書と少女、三人連れ立ってお茶と茶菓子を持って談話室へと向かった]
─ 雪原 ─
[背後に音が聞こえたのと自慢の細剣が男の胸を貫くのは同じ瞬間のことだった。
男はレナーテを抱きしめるように、レナーテは男に抱かれるように。
ただ男の背中からは白く光る細い刃が天を向いて伸びていた。]
……そうか。
[微かに、そよ風にすらかき消されてしまいそうなか弱い声で、男が何かを呟いた。]
これでお前の望みはこれで叶う。
[ドサリと男の身体が崩れ落ち白い雪を赤く染めあげる]
─ 談話室 ─
[三人で移動した先、足を踏み入れた部屋は妙に空気がぴりとした緊張に包まれていて。
トレイを持ったまま足を止め、また何かあったのかと眉を寄せた。
>>184司書の呟きが問いの代わりとなり、>>187返された答えにあげられた人物を探し視線を動かせばすぐにその姿が目に入り]
…レナーテさん、あなた…
[何を、と問う声は>>186マテウスの言葉に遮られて。
それに続いた>>191エーリッヒの声と、然程の間も置かずに飛び出していった>>196旅人に。
状況の把握が追いつかず、旅人を追いかけて出ていく彼らをただ見送るしか出来なかった]
─ 談話室 ─
…エーリも行ったから、多分大丈夫だと思うけれど。
[マテウスが追うのは解るが、まさかイレーネまでも付いていくとは思わなかった。
心配ではあるけれど、娘が傍にいるなら彼もそう無茶はしないだろう。
ともかく無事に戻ってくるのを待つしかないと、持ってきたトレイをテーブルにおいて]
そういえば。
アーベル、アンタ体調はどう?
休んでなくて大丈夫?
[彼の零した呟きは耳に届かなかったから、無遠慮に体調を問いかけた]
─ 談話室 ─
[問いに返った最初の反応>>235に、幾度目かの瞬き。
場合じゃない、とわかっているのに、なんとなく、気が抜けた]
いや、別に謝る所じゃ。
ハーブは、好き嫌いのわかれるものだし。
[ごめんね、というのにそう返して。
ミリィが眉根寄せる>>237のには、なんでも、とでも言うようにふるふる、と首を横に振ってから、二種のお茶をカップに満たして彼女に渡す。
それらが一段落したなら、蒼に向けて手を差し伸べて]
ほら、そろそろ戻って来い。
[この言葉に蒼の小鳥はこきゅ、と首を傾いで。
ありがと、とでも言うようにピリリリ、と鳴いてから、差し伸べられた手へと飛び移った]
[体から力が抜けて木に背を預け座り込む。
誰かが近づいてくる。
そして、何か、誰かが、怒鳴りつけている……いや、ただ話し掛けているだけだろうか。
耳に入る言葉がノイズに乱されて脳へと意味を伝えない。]
……すまないが、もっとゆっくり喋ってくれないか。
……上手く聞き取れないんだ。
[そもそも本当に声をかけられているのだろうか。
風の音がノイズとなって頭の中を駆け巡っているのではないだろうか。
だがそこに人がいるのは確からしいと、レナーテはゆっくりと顔を上げて口をもう一度開く]
そうだ……すまないついでに。
───その男を弔ってくれないか。
[レナーテの双眸からは確かに涙がこぼれていた]
─ 雪原 ─
[後方にエーリッヒとイレーネを置き>>238、赤が広がる地へと足を進める。
行商人が倒れた>>234今、警戒すべきはレナーテ。
不用意に近付きすぎることはせず、一度足を止めた]
…豪語しただけあるな。
[言葉を向けながら、視線を雪の上に頽れた行商人へと向ける。
見たところ、獣へと変化している様子は無いように見え。
しばし見遣った後にレナーテへと視線を戻した]
…………っ
[木へと凭れたレナーテの双眸から零れるもの>>242。
それはマテウスを驚かせるのに十分なものだった。
焦げ茶の瞳を瞠ったまま願いを耳にして、短く息を吐く]
……コイツの部屋に安置するくらいしか今は出来ない。
それでも良いか。
[埋葬は不可能だ、と。
何やら様子のおかしい相手に合わせ、ゆっくりとした口調で言葉を紡ぐ。
先程の様子との変化に、どうにも調子が狂った]
……かみさまの遣いは、楽じゃないね。
[そう、苦笑と共に零す]
[痛みを発した場所は解っている。
背の、エーリッヒが『蒼い花』と表現した色が宿る場所。
きっとそれの所為だ、と]
構わない。
[そうマテウスに答えた。
答えたはずだ。
少なくとも口をそう動そうとした。
そしてもう一度顔を白い地へと向ける]
……先に行っててくれ。
もう少ししたら戻る。
[必死にそれだけ言葉にすると、あとは肩で息をするだけになった]
─ 談話室 ─
[会話に交わることはせず、談話室に残った顔を何となしに見遣る。
出ていった者と照らし合わせて、彼らが追ったのが先達ての夜にマテウスと口論めいたやり取りをしていた男だと解る。
明らかに余所者である彼が人狼だったら良い。
けれど、そうじゃない可能性も勿論あって、確率としてはそちらの方が高く]
(…ホント、冗談じゃないわ)
[口の中だけに、小さなぼやきを呟いた]
─ 談話室 ─
あぁ、問題ないならいいのよ。
心配だけで済むなら大したことじゃないもの。
[>>246こちらからの問いに返る表情に苦しさは見えなかったから、笑みを向けて。
けれどどこか躊躇いを感じ、どうかしたのかと眉が下がったところで、>>249続いた声にぱちり、瞬き]
…アーベル?
[彼が何を抱えているのか知らず、案じる気持ちで名をよんだ]
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